夏水組施工例

坂田 夏水 (さかた なつみ)

1980年、福岡県生まれ。
中古マンションのリノベーション企画、デザイン、設計、工事管理までを手がける株式会社夏水組の代表取締役。
1980年生まれ。2004年武蔵野美術大学建築学科卒業。
アトリエ系設計事務所、工務店、不動産会社勤務を経て、2008年夏水組を設立。
女性特有なリノベーションやシェアハウスのデザインは注目を集めており、特に生活スタイルが変化しやすい女性に、気軽にリノベーションをして住まいを心地良く変化させていくことを提案している。

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h:夏水組はすんなりと立ち上げられたのですか?

夏:そうですね! 必要な事務手続きを法務局でサクサクと済ませて...。まずは3か月のお試し期間として始めたのですが、受注も工務店時代からのお客さんがお餞別物件としてオーダーしてくださったりと、有難いことに続いてしまいました。3年くらいは一人でやってましたね。その後、夫を巻き込んで、吉祥寺に事務所も購入して、その時に株式会社にもしました。それが2009年ですね。

h:夏水組をはじめたきっかけって何ですか?

夏:当時ですね『LiVES(ライヴズ)』という住宅&インテリアマガジンで「女現場監督のセルフリノベーション日記」っていう連載の話を頂いたんです。
その雑誌の編集長さんが工務店時代から、よくしてくれていて連載をしてもいいよって。で、その時に”ちゃんとやらないといけない”と思って夏水組をはじめたんです。と同時に、マンションを買ったんです(笑)!もともと買えるとは思ってなかったんだけど、ちょうど不動産に興味があったので不動産屋に行ってみたら、渋谷の並木橋に買えるマンションがあったんです。ずっと仕事でお客さんの家ばかりをやってたのもあって、いい加減、自分の好きなようにできる箱が欲しいな~って思ってたんですよ。で、27歳ときに思いきって買ったんですね。
だから、マンション購入と連載依頼という出来事が、夏水組を立ち上げるきっかけになったと言っても過言ではないんです。

坂田 夏水

h:お仕事の進め方でポイントってありますか?

夏:まず、私たちのお客様って特殊な方が多くて、他社とコンペとか、相見積をされたりしないんです。ほぼ夏水組を指名で来られる方が多いんですね。派手な色使い!で、装飾がたくさん!といった女性デザイナーならではの立ち位置でやらせてもらっているのもあると思います。ご指名を頂いたその後は、お客さんのやりたい事をいかにたくさん引き出すことができるかというのに拘っています。だから、打ち合わせの回数は多いほうだと思います。選んで頂く壁紙や床、タイルひとつにとっても通常の設計事務所さんよりも10倍くらいは見て頂いていると思います。で、みなさん「こんな素材があるなんて知らなかった!」ってよく言われますね。すごく感謝して満足をして頂いてます。お客さんがニコニコして選んでいるのを見るのも楽しいんです。

h:そのたくさん見せている素材ってどうやって集めるんですか?

夏:普通は、国産メーカーの流通しているもの中から、お客様へ提案されていると思いますが、私たちは、海外のメーカーからも素材を探すんです。パリとかNYが多いですね。旅行とか行った際は、必ず買って帰ってきます。大きなトランクを持って出かけるんですが行きは空っぽで、帰りには建材がたっぷり入ってます(笑)。海外に行くと建材屋さんばかりに行ってます。

h:お客さんの要望を引き出す際に大切にしていることってあるんですか?

夏:最初の打ち合わせがすごい大切なんです。うちのお客様はネイルをしている方が多いんですね。そういう方って細部にこだわったりカラフルな色が好きだったりするので、最初にお会いする際は、爪をチェックしています。その方の嗜好が見えてくるんです。ストーンや模様でカラフルな色の爪の方は、内装やインテリアがポップな鮮やかな傾向が多いですし、エレガント系を好む方はパステル調やゴージャスな内装が好きだったりと、結果的にネイルと深い関係があることが多いです。あと、もちろん服装や身に付けられているものも注意深くチェックしています。ネイルをはじめ服装などは、自分の住まいに求めるものとつながっているんです。

h:インスピレーションはどこから受けていますか?

夏:そういった意味でも箱庭さんはチェックしています!あとはピンタレストですかね~。ネタに悩むときとかに、ボ~っとピンタレストに貼られている画像を眺めるんです。あのサイトは、クリエイターとかデザイナーさんとかにとってネタ帳みたいに使えて凄くいいと思います。あとは、海外旅行に行った際にあるだけ買ってきた現地のインテリア雑誌を見ることです。当時流行っていたインテリアとかを見返すんです。以外とそういった各国のトレンドって巡り巡って日本でも流行ったりするんです。だから、ちょっと迷った時とかは、海外のインテリア雑誌を見ますね。

つづく