三田真由

三田 真由 (さんだ まゆ)

TOSAKANMURI FOODS主宰
フードクリエーター
ブーランジェ(パン職人)

1974年、京都府出身。
武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 ファッションデザインコース卒業、同大学院修了。
舞台美術の小道具制作工房を経て、「食を通してモノづくりを表現すること」を目標に、都内のパン屋にて5年間修行。
2006年、TOSAKANMURI FOODSを始動。

アトリエでは「パン屋tOki dOki」 を時々開店している。
この春から、「くらすこと」WEBサイトで食にまつわる作品と文章を綴る予定。
【LINK】
TOSAKANMURI FOODS
パン屋tOki dOki
くらすこと

久々の更新です~! さて、今回は、フードクリエイター&パン職人の「TOSAKANMURI FOODS」主宰の三田真由さんにお話をお伺いしてきました。荻窪にある箱庭編集部からも近い三鷹で、時々開店するパン屋さんを営んでいたり、ほっこりと笑顔になるステキなケータリングや、様々なイベントに出店されたりと幅広く活躍されています。ケーナ編集長も大好きな映画「ホノカアボーイ」では、料理家の高山なおみさんのアシスタントとして、ロケ地のハワイへも同行されました。そんな素敵な三田さんにインタビューだけでなく「箱庭のガッコウ」で、生徒のみなさんが食べる昼食のケータリングもお願いしてきましたよ! 自然体で物腰の柔らかな印象の方でしたが、お話をお伺いしてみると「モノ作りに対する確固たる思い」を抱いていて、とても芯の強い方だと感じました。食の世界にアートを融合させようと挑戦しつづける「TOSAKANMURI FOODS」の成り立ちから今後の展望までのお話を全3回でお届けします~!

箱庭(以下:h):ずご~く気になっていたので、まずは「TOSAKANMURI FOODS」という名前の由来をお聞きしたいです!

三田さん(以下:三):実家で飼っていた鶏が名前の由来です。よく驚かれるんですが、ペットとして家の中で飼っていたんです。家畜ではないですよ(笑)。幼いころ、お祭りで買ってきたひよこが鶏になって、ずっと一緒に生活をしていたんです。
で、活動名を考えるときに、何かないかなって考えていたら、電車や車にものせて家族同然だった鶏のことを思い出したんですね。すごく立派な鶏冠で、かっこよかったな~って。そこから、”くさかんむり”や”うかんむり”みたいに”とさかんむり”って部首あったっけ?って思って(笑)。その事をいろんな人に聞いてみたら、「”とさかんむり”はないんじゃない?」みたいな...、みんな「ないよ!」じゃなくて、「ないんじゃない...?」って、ありそうだけどないだろうみたいなニュアンスだったんですね。
この反応がおもしろくて「TOSAKANMURI FOODS」って名前に決めました。

三田真由

h:へ~! おもしろいですね。”とさかんむり”ってありそうです...。
ちなみに「TOSAKANMURI FOODS」として活動をはじめられたのはいつ頃からですか?

三:2006年頃です。でも、最初はパン屋で働きながら、ケータリングなどの仕事を頂いていました。パン屋と並行して個人の活動もする、みたいな感じです。当時のパン屋の師匠が私のやりたいことを理解してくれていたので、私も一歩前に踏み出せたんだと思います。

h:それでは、自分のやりたかったことは、すんなりと見つけられた感じですか?

三:いえいえ、そんな事はないです...。美大に入学して大学院まで通ったんですが、その頃は、まさか将来の自分が食に関わるお仕事をしているなんて、想像もしていませんでした。大学では、ファッションデザインを学んでいて広く浅くなんですが、アパレル業界に関わるビジネスは一通り教わりました。今、思い出すと大学院の時って”何をしてたのかな~?”って思いますけど(笑)。

三田真由

h:でも、学生時代に学んだことや色々と試みたことが直接的ではなくても
何かが影響していることってありそうですね。

三:そうなんです! 当時、学校では「モノは生きている」をテーマに創作活動をしていたんです。者も物もモノで、モノには命があって、それを表現したいと思ってやっていたんです。でも、ただ作りたいという気持ちだけで作って、結局、最後は置き場もなくて作品を捨てないといけいない状況が多々あって、テーマとのギャップを感じ、作るということにとても違和感を覚えたんです。でも、この違和感こそが、今のフードクリエイターという仕事をはじめたきっかけになっています。

つづく

パン屋tOki dOki
パン屋tOki dOki
東京都武蔵野市西久保3-9-15
TEL 0422-26-7225
営業時間 12:00~
営業日は随時お知らせいたします。
http://tosakatd.exblog.jp/