こんにちは!箱庭編集部です。
以前、つくりびとでインタビューさせて頂いた松尾たいこさんが、
新たなプロジェクトを発表するということで、そのお披露目パーティーに行ってきました!
今回は、その模様と、松尾さんの新プロジェクトをご紹介します。

matsuo03.jpg会場に入ると、一目で松尾さんの作品だとわかるカラフルな色合いの作品が並んでいました。

本日の主役は、こちらの作品たちです。
新プロジェクト【松尾たいこの「千年陶画」〜ETERNAL HAPPINESS 色あせない幸せ〜】
常に新しいことに挑戦している松尾さんですが、
今回の新プロジェクトは泥絵の具で陶器の上に絵を描き、
それを窯で焼き上げるというもの(「陶画」と言います)。
触って楽しめるものを作りたい!新しい技法に挑戦したい!という気持ちが強くなっていた頃、
福井で工房を持っているご友人に紹介され、出会ったのがこちらの技法だったそうです。
さらに、福井の越前には「千年色あせない陶彩技法」という伝統技法があり、これらを組み合わせて、
ずっと色あせないものを作っていきたいという想いからはじまったプロジェクトが「千年陶画」というわけです。
こちらはメイキング映像。
福井の美しい大自然と松尾さんの制作&生活風景が映されています。
こういう環境であの作品は作られているのか〜とうっとり。
松尾さんは、夏に月の半分ほどこの工房にこもって制作されていたそうです。
プリミティブな大自然とポップで都会的な松尾さんの作品の融合
福井での創作のお話を、松尾さんとジャーナリストで松尾さんの旦那さんでもある佐々木俊尚さんがお話してくださいました。
matsuo04.jpgこの工房があるのは福井の中心地から離れた、越前海岸の近くで、
水仙や断崖絶壁の海がとても美しく、蟹がおいしいところ(越前蟹!)。
空港も、新幹線の駅もなく、とても不便な場所だとか。
しかし、その反面、自然や苔むした神社などプリミティブな風景が残っている土地でもあります。
「そんなプリミティブな場所で、都会的な絵を描く妻が創作活動をするというのは、意外性があってすばらしいんじゃないかな。」
と佐々木さんはおっしゃっていました。
たしかに、松尾さんのイラストと言えばポップで都会的なイラストの印象がありますが、
今回のプロジェクトでは伝統技法との融合や自然に囲まれた環境での創作も相まって、
懐かしさやあたたかみを感じさせる作品となっています。
しかも、陶画なので触れるという楽しさも! 
絵の具のポコポコとした凹凸が指先に感じられ、とても新鮮な体験でした。
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環境が変わると描きたいものも変わる
福井での創作について松尾さんは、
「とても気持ちがよかった。都会で創作活動するより、のびのびと描けている感覚はありました」
とおっしゃっていました。
 

matsuo06.jpg展示してある作品を見ても、今までの松尾さんのテイストはそのままに、

雄大な山々や波しぶきの臨場感が表れています。
鷹もとても気持ちよさそう!
描いている松尾さんののびのびとした様子が伝わってくるようです。
そんなお二人は今後、福井にアトリエを作ろうと計画しているとか。
すでに、東京と軽井沢を行ったり来たりして制作活動をしているとのことですが、
環境が変わると描きたいものも変わったり、気持ちにも変化があるのだそう。
プリミティブな風景が残る福井という新たな拠点ができることで、
どんな作品が生まれてくるのか楽しみですね。

matsuo07.jpg今回のイベントは、松尾さんと佐々木さんの親しい方々にまず新しいプロジェクトをお披露目したいということで、とても和やかなパーティーでした。

ゲストのみなさんもとてもニコニコしながらお話を聞いていたのが印象的。
最後には、こんな素敵なお手紙も! 

matsuo08.jpgこのお手紙には、松尾さんが今新たな挑戦にワクワクしている心情が綴られてありました。

展示されていた作品の生き生きとした迫力も、ゲストの方たちの和やかな雰囲気も、
松尾さんのワクワクが伝わってきたものなんだと納得!
これから、松尾さんがどんな新しいことに挑戦していくのか、
どんな世界を見せてくれるのか、とてもワクワクさせてくれるイベントでした。