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身近な地域から海外出展まで気軽にできるオリジナル冊子”ZINE”
日本全国のZINEに出会えるコミュニティー&イベントまとめ

こんにちは、箱庭キュレーターのkomattyです。

今回は、日本全国のZINEに出会えるコミュニティやイベントをご紹介します。
その前にZINEについて、ちょっとおさらいしておきましょう。

ZINEとは?

ZINEの語源は、「ファンジン(FANZINE)」の略称。
ファンジンとは、「ファン」+「マガジン」の造語で、写真やアート、
音楽のファンが自主的に発行していた 同人誌や冊子のことです。
内容や体裁が自由なところもZINEの魅力です。
出版することを目的とするリトルプレスと重なるところはありますが、
箱庭では、”アウトプット”方法のひとつとして考えています。

数年前から日本でも個人やグループで作る人が増えてきて、今では全国で活発にイベントが開催されています。
国内外のZINEコミュニティ同士がお互いのイベントに招待し合うこともあるそうですよ。
自分が作ったZINEを、気軽に海外のイベントへ出展できるなんて、ワクワクしますよね。

あなたの街にもZINEに出会える場所があるか、ぜひチェックしてみてください。

まずはZINEコミュニティを3つご紹介!

zine部(大阪)

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ZINEを作っている人、作りたい人、ZINEがすきな人が集まったオンライン部活動

ZINEを作っている人、作りたい人、ZINEがすきな人が集まったオンライン部活動です。
モットーは「ZINEの楽しさを共有すること」。
オフライン部誌「We love zine!」を作ったり、ワークショップやイベント企画もします。

オンラインでは、メールやSkype、SNS(twitter・facebook)などで連絡をしたり、部員同士でミーティングをします。部員同士のZINE交換や、みんなで1冊のZINEを作ったりもします。オフラインでは、イベントをしたりお茶会をしたりワークショップもします。コワーキングスペースを部室として、「読zine会」や「放課後ほろよいzine部」など楽しいイベントが目白押しです。だれでも入部できますが、部員になるにはホームページの入部届が必要です(笑)

    zine部
    オフライン部室:コワーキングスペース「往来」(おーらい)(大阪市中央区谷町6-5-26 複合文化施設「萌」2階)
    URL:http://zineclub.web.fc2.com

waccalla(ワッカラ)(和歌山)

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自分たちの”まち”で楽しむための活動を行う和歌山のまち女子グループ

「waccalla(ワッカラ)」は、和歌山のまち女子グループです。自分たちの”まち”で楽しむための活動を有志で行っています。2014年にオリジナル小冊子「waccalla(ワッカラ)」を創刊。ZINE展示イベントを和歌山で開催しています。不定期でZINE以外のイベントも開催。

2014年に結成されたwaccalla ZINE編集部、今年はすでに東京のイベントに出店するなど精力的に活動しています。『waccalla』は、毎号テーマが変わる「特集」と書きたい人が書く「個人ページ」で構成されています。『waccalla vol.2』は、2015年夏ころ発刊予定です。まち女子のZINEに、和歌山のどんな楽しい情報が載っているのか乞うご期待です!

    waccalla(ワッカラ)
    過去のイベント開催場所:シェアキッチンPLUG(和歌山市万町4 ニューリチャードビル1F 南側)
    URL:http://zine.machi-girl.com

10zine(テンジン)(福岡・佐賀)

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福岡を中心としたZINE・リトルプレスのイベント&レーベル

10zine(テンジン)は、福岡を中心としたZINE・リトルプレスのイベント&レーベルです。さまざまな職業の人が集まり、ZINEという気軽に参加でき、発信できるメディアを通じてそれぞれの作品を定期的なイベントと、Web上で発表していきます。「思い立ったらすぐ実行(Do It Now)」の精神で、それぞれの普段の活動とは少し違った側面が見える作品ができたらいいな、と思っています。

10zineは、イベント毎に集まった出展者が協力して、イベントの下準備から当日のお店番までを担当します。出展者の中にはプロのデザイナーやイラストレーターも多く、毎回フライヤーのデザインが変わるところも見所です。イベントは福岡県と佐賀県の2会場で連続開催されます。佐賀会場では、地元クリエイターによる佐賀zineも一緒に展示されます。2012年には、台湾のアート系ブックストアとタッグを組み、現地の店舗でZINEの販売・展示・ワークショップを行いました。

    10zine(テンジン)
    過去のイベント開催場所
    ・福岡会場:albus|アルバス (福岡県福岡市中央区警固2-9-14)
    ・佐賀会場:PERHAPS GALLERY|パハプスギャラリー (佐賀県佐賀市中央本町2-22 222ビル3F)

    URL:http://10zine.org


 

ZINEに出会える場所、イベントやリアルショップをご紹介!

NEVER MIND THE BOOKS(北海道)

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DIYやセルフパブリッシングが好きな人のためのイベント

NEVER MIND THE BOOKSは、DIYやセルフパブリッシングが好きな人のためのイベントです。制作・プリント・製本まですべて手作りのZINEや小冊子、フリーペーパー、漫画、印刷されたリトルプレスやアーティストブックなど、その内容は多岐にわたります。さまざまなジャンルが展示・販売し、作り手から直接購入することができます。

主催者は北海道内在住の男女4人。ブース形式でイベント毎に出展者を募っているので、予定が合えば、だれでも参加できます。2014年のイベントでは、ZINE姉妹都市として提携した10zine(福岡)とZING(浜松)を招待し、一緒にワークショップを開催するなど大いに盛り上がりました。

    NEVER MIND THE BOOKS 2015
    日 時:2015年7月20日(月・祝)11:00 – 19:30
    会 場:さっぽろテレビ塔2F しらかば・あかしあ・はまなす(札幌市中央区大通西1丁目)
    入場料:無料
    URL:http://nevermindthebooks.com/guideline/

ART BOOK TERMINAL TOHOKU(岩手)

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東北6県から「本」の形をした表現を募集して展示・販売するイベント

本の形で時間と距離を飛び越える!本の形で東北の表現者を俯瞰する!福島・山形・宮城・秋田・岩手・青森 東北6県から「本」の形をした表現を募集して展示・販売する アートブックターミナル東北

東北の作家に焦点を当てた企画展を行うギャラリー『Cyg art gallery シグ・アートギャラリー(略称:Cyg シグ)』が、2012年から行っているZINEイベントです。年に一度のペースで、東北ゆかりの作者によるアート全般、デザイン、ファッション、建築、舞台、映画、工芸、漫画、文章、詩、絵本など、様々な表現の作品が集まります。東北6県の個性が一堂に会す、ギャラリーならではの展示風景は必見です。2015年は5月に開催され、残念ながら既に終わってしまいました。また来年に期待しましょう!

    ART BOOK TERMINAL TOHOKU
    過去の主な開催場所:Cyg art gallery シグ・アートギャラリー(岩手県盛岡市内丸16-16 大手先ビル2F)
    URL :http://www.cyg-morioka.com/abtt/

ZINPHONY(群馬)

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ZINEをきっかけにコミュニケーションして楽しもう!というユニットであり、そのユニットが主催するイベント

ZINPHONYは、ZINEを作って、展示して、読んで、売って、買って、ZINEをきっかけにコミュニケーションして楽しもう!というユニットであり、そのユニットが主催するイベントの名前でもあります。群馬県高崎市を拠点に活動します。

「Zinphony(ジンフォニー)」の名前の由来は、オーケストラが演奏する交響曲Symphony(シンフォニー)とかけています。演奏家が楽器を奏でるように、心をこめて作られるZINEが、いったいどんな交流をもたらすのか、会場を覗いてみたくなります。ホームページにはZINEの作り方が紹介されているので、初めてZINEを作る人にも心強いですね。遠方からの出展も応相談だそうです。

    ZINPHONY vol.4
    開催日:2015年6月27,28日
    会 場:SNARK 3F(群馬県高崎市田町53-2 3F)
    URL:http://zinphony.com

TOKYO ART BOOK FAIR(東京)

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国内外の出版社やギャラリー,アーティストら約300組に出会えるアジア最大規模のアートブックフェア

TOKYO ART BOOK FAIRは,2009年にスタートしたアート出版に特化した日本で初めてのブックフェアです。年に一度のペースで開催し,個性豊かなアートブック,カタログ,アーティストブック,そしてZINEなどを出版するアーティストや出版社が一同に集結する場所として着実に成長し,アジアで最大規模のアートブックフェアとなっています。

国内外の出版社やギャラリー,アーティストら約300組に出会えるまたとない機会。特別展,トーク,スクリーニングなどさまざまなイベントが催されます。2015年から新たなアートディレクターを迎え、どんな変化があるのか注目されています。

    TOKYO ART BOOK FAIR2015
    開催日: 2015年9月19日(土)~9月21日(月・祝日)
    会 場: 外苑前 京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス 東京都港区北青山1-7-15
    URL:http://tokyoartbookfair.com

MOUNT ZINE(東京)

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「誰でも気軽にZINEの展示・販売ができる場」を提供しているショップ

MOUNT ZINEは様々なジャンルのZINEを広く募集し、展示・販売するZINEプロジェクトです。
イベントやショップのZINEを通じて、お客さんと作家が語り合える交流の場でもあります。
ZINEに興味を持って制作してみたけれど、展示・販売する場所が少ないという現状に対して、
「誰でも気軽にZINEの展示・販売ができる場」を提供しようと始めたのがMOUNT ZINEです。

ネットショップや都内や関西、海外へのイベント出展だけでなく、ZINEの常設ショップがあります。人気のZINEはすぐに売り切れてしまい、手作りのため増刷が追いつかないほどだそうです。
毎月第一日曜日にはzineのほか紙もの雑貨やアクセサリーも販売する『MOUNT MARKET』が開催されます。

    MOUNT ZINE
    ZINE常設店舗:MOUNT ZINE SHOP(東京都目黒区八雲2-5-10 Creative Space 890内)
    URL:https://zine.mount.co.jp

ZING(ジング)(静岡)

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来場者がZINEをつくる参加体験型の展示(ワークショップ)を定期的に開催しているユニット

ZING(ジング)は、静岡県の浜松を拠点として、イラストレーターと音楽活動も行うデザイナーの2人で活動しています。ZINGが行っているのは、新しいZINEのカタチ、来場者がZINEをつくる参加体験型の展示(ワークショップ)です。
ZINEを作るための素材パーツや紙、印刷方法を参加者自身が自由に選びながら作れる場を提供しています。
これまでに、浜松で期間限定で制作拠点を運営したり、東京や長野県松本市で出張ワークショップを行ったり、県内外で活動しています。
ワークショップを行うたびに新しい発見があるそうで、新たなZINEワークショップの展開が楽しみです。

    ZING(ジング)
    過去のイベント開催場所:鴨江アートセンター(静岡県浜松市中区鴨江町1番地)
    URL:http://zinggniz.blogspot.jp

ZINEは少部数で作られることが多く、作者が出展しているその時、その場所でしかそのZINEに出会えないという希少さがあります。
自分が作ったZINEを誰かに手にしてもらうのも、誰かのZINEを手にするのも、まさに一期一会。
でも、ZINEを通して知り合った人たちとは、イベントが終わってからも国内外問わず、ずっと交流を続けていけます。
まずは身近な地域から、あなたもZINE作りをはじめてみませんか?

◆参照元

zine部(大阪)
waccalla(ワッカラ)(和歌山)
10zine(テンジン)(福岡・佐賀)
NEVER MIND THE BOOKS(北海道)
ART BOOK TERMINAL TOHOKU(岩手)
ZINPHONY(群馬)
TOKYO ART BOOK FAIR(東京)
MOUNT ZINE(東京)
ZING(ジング)(静岡)

◆箱庭キュレーター
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箱庭のガッコウ(直島)卒業生。東京都出身。ものづくりのある健やかな暮らしを目指す会社員。福岡「prefab」のメンバー。「演劇Link」を運営。