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©Archipel 35 – France 2 Cinéma – Titre et Structure Production

鳥になって世界を見る。思いもよらない明日が来る。

こんにちは!箱庭編集部です。
だんだんと風が涼しくなり、秋めいてきましたね。
読書の秋、芸術の秋、食欲の秋。
いろんな秋がありますが、なんとなく共通するのは、
“良いものをじっくり味わって吸収したい”
そんな季節なのかもしれませんね!

今日は、静かにじっくりと味わえる映画『バードピープル』をご紹介します。
そして、みなさんにとっても素敵なお知らせが!

箱庭読者10組20名様に、試写会をプレゼントしちゃいます~!

この記事の最後にある応募方法をご覧の上、どしどしご応募くださいね。

気になる映画の内容は、こちら。

『バードピープル』

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©Archipel 35 – France 2 Cinéma – Titre et Structure Production

鳥になった。私が見えた。――境界線なんて、やすやすと超えられる!

パリ、シャルル・ド・ゴール空港横のホテル。ここでは、止まり木から止まり木へと渡るように、人びとが毎日忙しく行き交う。

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©Archipel 35 – France 2 Cinéma – Titre et Structure Production

このホテルに滞在するアメリカ人のゲイリー。システムエンジニアの彼は、パリでのミーティングを終え、いつものように次の目的地・ドバイへ向かう予定だった。見知らぬ地で一人で迎えるだろうクリスマス、いつからか本当の会話が出来なくなってしまった妻、終わりのない競争… それらが頭をめぐり、夜が更けて日が昇って夕方になっても、彼は腰を上げることが出来ない。これが本当に自分の人生だろうか…?
もう一日だって待てない、とても耐えられない。

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©Archipel 35 – France 2 Cinéma – Titre et Structure Production

仕事は電話で辞め、妻とはSkypeで別れた。
人と繋がるための文明の利器は、別れをもこんなに簡単にしてしまう。
ゲイリーは街をさまよう。初めて、目的を持たずに。

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©Archipel 35 – France 2 Cinéma – Titre et Structure Production

ホテルメイドとして働くオドレーは、いつの間にか大学にも行かなくなり、アパートと職場を往復するだけの毎日。留守の間にだけそっと現れ、他人の部屋を掃除して回る彼女はまるで幽霊。人びとにその姿は見えず、誰の人生に関わることもない。ある夜、ホテルが停電になり、屋上に吹く風が彼女を誘う。何かが起こりそうな予感――。

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©Archipel 35 – France 2 Cinéma – Titre et Structure Production

次の瞬間、突然スズメに変身したオドレーは、夜のパリへ飛び出す。
鳥の目線で、産毛まで見えるほどの近くから、或いは遥か上空から。

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©Archipel 35 – France 2 Cinéma – Titre et Structure Production

小さくて自由な体を得たオドレーは、今夜同じ街で眠る人びとの生活、その息づかい、悲哀を、森に生きる野性の生き物たちのあたりまえの命のやり取りを、それらが折り重なって成る、複雑で圧倒的な世界そのものを、その眼に焼き付けていく。

いかがでしょうか?
パリのシャルル・ド・ゴール空港が舞台というだけで、なんか素敵なことが起こりそう。
退屈な日常を飛び出して、自由に羽ばたく!というテーマも気になりますよね!

こちら作品は、『レディ・チャタレー』から8年ぶりとなるパスカル・フェラン監督最新作。
2014年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門ほか、ルイ・デリュック賞、2015年セザール賞など、計9部門にノミネートされたそう。

空港ホテルでメイドをするオドレーを演じたアナイス・ドゥムースティエは、その眼差しがどこかスズメを想起させ、「彼女であれば、私たちはスズメへの変身を信じられると思った」と監督が絶賛する27歳。
この作品主演をきっかけに注目を集め、今後も出演作がつづく今注目のミューズだそうですよ。

ゲイリーを演じたジョシュ・チャールズは、
ジョン・ウォーターズの『ヘアスプレー』(88)で映画デビューを果たし、以降、ピーター・ウィアー監督『いまを生きる』(89)をはじめとする映画作品から、TVドラマ『グッド・ワイフ』まで幅広く活躍する俳優さん。
監督は、ハリウッド的でない彼の演技を気に入り、本作にキャスティングしたと語っているそう。
その演技に注目ですね!

そして、この作品に欠かせないキャストが、たくさんのスズメたち!
この映画に登場するのは、イエスズメ(英名House Sparrow)といって、日本で私たちが日常的に見ているスズメ(英名Tree Sparrow)とは種類が違うんです。
イエスズメは日本のスズメよりちょっと大きくて、頬に黒斑が無いのが特徴だそう。
ケーナ編集長がストックホルムの「Rosendals Garden」で見た鳥たちと同じかも?!

このスズメが、モコモコでかわいいんです。それを見ているだけで癒される~。
ちゃんと演技もしているから、それにも驚きです!

女の子がスズメになってしまうというあり得ないことが起きながら、ファンタジー過ぎない、独特の空気を持った映画です。
映画館によっては、レイトショーでの上映のところもあるみたい。
秋の夜長に、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

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    『バードピープル』

    2015年9月26日(土)より、
    ユーロスペース、新宿シネマカリテ(レイトショー)ほか全国順次公開

    監督:パスカル・フェラン 『レディ・チャタレー』
    出演:アナイス・ドゥムースティエ 『彼は秘密の女ともだち』/ジョシュ・チャールズ『いまを生きる』

    2014年/フランス/フランス語・英語/カラー/128分/DCP/1:1.85/5.1ch
    原題:Bird People/字幕翻訳:高部義之/配給:エタンチェ/宣伝:沼尾真未、cloud heaven
    ©Archipel 35 – France 2 Cinéma – Titre et Structure Production

そして、冒頭でお知らせした試写会プレゼントの応募方法はこちら!
たくさんのご応募、お待ちしてます~!

    『バードピープル』一般試写会

    ■日時 9月17日(木) 開場 20:00/開映 20:30 (終映予定 22:40)
    ■会場 映画美学校試写室にて (渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F)
    ■プレゼント数 10組 20名様

    応募方法

    ※応募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※

    必要事項をご記入の上、下記宛先までメールをお送りください。
    ※応募締切:9月11日(金)24:00まで
    birdpeople2015@gmail.com 
    ※件名に[箱庭]、本文に[お名前][ご住所][年齢][職業]をご記入いただくようお願いいたします。

    当選結果は、9月12日(土)に当選者のみご連絡させて頂きます。
    その後、試写状を発送させて頂きます。