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こんにちは!シバです。

朝夕涼しくなり 木々の葉も少しずつ色づきはじめましたね。
京都の紅葉シーズンはかなりの人で賑わいます。

そんな秋のお散歩に今回ご紹介するのは
D&DEPARTMENT KYOTO by京都造形芸術大学」!
そう、皆様よくご存知D&DEPARTMENTの京都店です。

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D&DEPARTMENTはナガオカケンメイさんが代表をつとめる「ロングライフデザイン」をテーマに活動されている企業。
新しいものを生み出すのではなく、その土地でずっと愛され使い続けられているものを集め、各都道府県に1箇所ずつショップを作り、その魅力を多くの人に伝えています。
京都店はD&DEPARTMENTが手掛けた10県目の店舗です。

D&DEPARTMENTのお店に行かれたことがある方はたくさんいらっしゃるかもしれません。
でも、京都のお店には、京都にしかない魅力でいっぱい溢れています。

そんな魅力を今回はたくさんお伝えします!

お寺の中にあるお店

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ショップの場所はなんと、800年以上も歴史のあるお寺の中「本山佛光寺」の境内にあります。
四条烏丸駅から歩いて5分ほど、街の中心地に立派なお寺が現れます。

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中に入ると思わず伸びをしたくなるくらい 広々していて気持ちが良い場所です。
中央には大きな銀杏の木。あと少ししたら一面黄色の絨毯になりそうです。

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かつては「和合所」だった場所がショップになり、「お茶所」と呼ばれる場所が食堂になっています。

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さっそく食堂に入ってみました。

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座り心地の良い天童木工の座椅子。

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テーブルにはD&DEPARTMENTが手掛けるトラベル雑誌「d design travel沖縄」版とメニューが置いてありました。
メニュー表には 提供している食材についての詳しい説明や紹介文が載っていて、メニューを選ぶのを忘れてしばらく読んでしまいます。

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そしてひと通り読んだ結果、「山田製油」の胡麻を使った『黒ごまプリン』をいただきました。
ストーリーを知って食べると、より美味しく感じます!

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食堂のオープンは午前11時。この時間はほとんどの方が『京都定食』を選んでいました。
京都定食は月に1度メニューが変わるそう。

沢山の方で賑わう店内を見渡すと、
若い男性、ご夫婦、団体のおばさま方、お子さま連れの家族、ガイドブックを持っている方、地元の方など、バラバラ。
地元の方も観光の方もどちらも利用されているのが分かります。

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このお茶所では、毎朝お坊さんによる「法話」が行われ、それが終わると、外ではラジオ体操も行っているそうです。

『地元のおじいちゃんおばあちゃんは、ラジオ体操が終わるとそのままオープン前のカフェでくつろいで「珈琲出して!」なんて言われることもあるのです』と、
お店の方が、地元の方々との交流を楽しそうに話してくださいました。

そんな朝の光景を想像すると、ほっこりした気持ちになります。
地域の方が日常的に利用するお店は、京都店ならでは、です!

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これは、食堂の入り口に置いてあった、佛光寺が発行している冊子。
手に取ってみると 仏教の教えを面白いエピソードを交えて簡単な言葉で書いてありました。

そして、お堂の中は時間内いつでもお参りすることができます。

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広々としたお堂はかっこよく 背筋がシャンとする空間です。
ショップだけではなく、ぜひお堂にもお参りへいってみてください。

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お堂の外階段では 大学生やOLさん、タクシーの運転手さんたちが、お弁当を食べたり本を読んだり、思い思いのランチタイムを過ごしていました。

D&DEPARTMENTが佛光寺にオープンする前は、境内は人もまばらだったそうですが、お店が出来たことで、立ち寄る方が増えたのだとか。

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お寺ってすこし遠い存在のような気がしていましたが、とても身近に感じることができ、自然と穏やかな気持ちになれる空間が、ここ、佛光寺の境内にはあります!

大学生が企画・運営をするお店

そしてもう1つの大きな特徴は、お店の名前にもあるように、京都造形芸術大学が、ショップの運営に関わっているところです。
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その運営をしているのが、ナガオカケンメイさんが教授を務めている、京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科の学生さんたち。

ナガオカさんやショップのスタッフさんと共に、週1回ミーティングをしながら、店舗に置く商品の選定、ショップにあるギャラリーやワークショプの企画や運営、蚤の市での商品の買い付けや修理まで、全てを学生さんが行っているそうです!

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ショップにはD&DEPARTMENTの定番商品の他、中央には京都のロングライフデザインの商品がたくさん並べられています。

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食堂で食べた「山田製油」の ごま や ごま油もあります。

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ショップの商品は、観光の方がお土産に買って行くことが一番多いのかな、と思いましたが、
商品を愛用しているご近所の方が買いにくることも少なくない、と教えてくださいました。
ずっと地元で愛され使われている商品だということがわかります。

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それぞれの商品には、必ず生産者や商品についての長文のポップが置いてあり、商品について詳しく知る事ができます。
このショップをきっかけに商品を知りファンになり、実際に本店まで買いに行かれる方も多いそうです。

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これは商品の鰹節を使った手書きのレシピ。
さすが造形大生!絵が上手です。

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学生さんが蚤の市で買い付けた食器も置いてありました。
「シンプルだから良いのです」ポップがかわいい。

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ショップには小上がりの畳があり、たくさんの本も並べられていて自由に読む事ができます。
地元のおじいちゃんおばあちゃんも、よくここに座っておしゃべりしに来るそうです。

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座ってくつろいでしまう気持ち、良く分かります。

わたしもここで、ショップの方とたくさんお話しました。
POPには載っていないことも、たくさん教えてくださいます!

色々な方とのコミュニケーションを大事にしていると、教えてくれたショップのスタッフさん。
「ぜひ皆さんとお話しをしたいので、気軽に声をかけてほしい!」そう仰っていました。

昔からある道具には“ずっと使い続けられている理由”があり、職人さんの技術と思いがこもっています。

物が溢れる現代。100円を払えば手に入るものも多いですが、すこしお金をかけても、お気に入りを見つけ、一生使い続けるってすごく良いですよね。
そして、これからも学生さんたちの手によって、そういう商品がたくさん増えていくと思うと、お店へ通う楽しみが増えます!

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D&DEPARTMENT主催のイベントだけではなく、お寺で行われるイベントや、ボーイスカウトのイベントにも、スタッフさんや学生さんで参加しているそうで、11月29日に迎えるオープン1周年も、イベントを企画中とのこと。
毎月14日は野菜市場を開催するなど、いろいろなイベントを行っているそうなので、学生さんが書いているブログで情報をチェックしてみてください!

お寺の中にあり、学生が運営に関わっている
「D&DEPARTMENT KYOTO by京都造形芸術大学」

D&DEPARTMENTのファンの方、京都の素敵な商品に出会いたい方、佛光寺に興味を持った方、
旅の途中でちょっと一息つきたい時、一人で考え事をしたい時・・・

ぜひ足を運んでみてくださいね!

    D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学

    住所:〒600-8084 京都府京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397 本山佛光寺内
    電話:ショップ075-343-3217/食堂075-343-3215
    営業時間:ショップ10:00〜18:00 /食堂11:00~18:00(LO 17:00)
    定休日:水曜日
    URL:http://www.d-department.com/jp/shop/kyoto/

◆箱庭キュレーター
Shiba_profileSHIBA
東京出身。京都在住。
京都ときどき東京の日々。古いものと新しいもの どちらも好き。
フィルムカメラNaturaClassicaで写真を撮っています。