太陽の塔ガイド

48年ぶりに蘇った「太陽の塔」の全貌が分かるガイド本

こんにちは、箱庭編集部 moです。
大阪のシンボルとして親しまれる「太陽の塔」。1970年の日本万国博覧会閉幕後に非公開となっていましたが、2018年3月にすべての内部修復を終え、48年ぶりに恒久的なミュージアムに生まれ変わったのをご存知でしょうか?
ダイナミックに再生を果たしたという内部展示がどんなものか、とても気になりますよね!今日はそんな太陽の塔の全貌が分かる1冊『太陽の塔ガイド』をご紹介したいと思います。

ファン必見の1冊。

本書は、館内を巡り歩く際に役立つ展示解説はもとより、太陽の塔をより深く理解するためのさまざまな情報が満載です。またガイド本というと解説や紹介文が羅列されカッチリした本のように思うかもしれませんが、本書は全体を通してアート本のようなデザインになっておりペラペラとページをめくるだけでも楽しめる1冊になっています。
これから太陽の塔を訪れる人のみならず、太陽の塔ファン、岡本太郎ファン、万博ファン必携の本となっていますよ。早速内容を見てみましょう〜!

太陽の塔のものがたり

ガイド本と銘打っている本書ですが、序盤から「太陽の塔のものがたり」というコンテンツで太陽の塔の内部だけでなく太陽の塔に関わりのあるあらゆる物事を紹介しているのがおもしろいです。しっかりと解説されていますが、ものがたり風なので読み進めやすい内容となっています。

※紙面イメージです

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まずは太陽の塔についての紹介。太陽の塔ってなんとなく形は知っているけど一体何なんだ?という方にもわかりやすいように解説されています。

※紙面イメージです

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太陽の塔の作者、芸術家・岡本太郎氏についても紹介が。どんな人物だったかはもちろん、

※紙面イメージです

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岡本氏の制作意図もグラフィカルに掲載されています。岡本氏の言葉を読むと、太陽の塔に宿った思いが感じられ、ますます実物を見に行きたい思いに駆られます。

※紙面イメージです

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内部展示のみどころのひとつ、〈生命の樹〉。真っ赤な壁面の塔内の頂点に向かってそびえる、高さ約41mのダイナミックなオブジェです。ただじっと見るだけでは分からない、このオブジェに込められた意図や構造について解説されており、より深く〈生命の樹〉を感じられる内容です。

※紙面イメージです

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わたしが1番興味深かったのは、大阪万博のテーマに対する制作の裏話と、実は取り壊されるはずだった太陽の塔がどのように残ったのかという話でした。わたしが生まれた時には当たり前のように存在した太陽の塔ですが、当時はこんな状況だったのか〜と太陽の塔をとりまく色々な話を知ることができおもしろいです。

実物と照らし合わせて読みたい、ゾーン別の館内ガイド

大阪万博閉幕後に行方不明になり、当時の写真などを手がかりに復元された〈地底の太陽〉のある地下展示ゾーンもみどころ。館内ガイドでは〈地底の太陽〉と一緒に展示されている世界各国の仮面と神像の写真解説も載っているので本書を片手に展示を見ればより楽しめそう!

※紙面イメージです

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また〈生命の樹〉ゾーンの解説では、展示されている生物の詳細がまるで図鑑のように掲載されていておもしろいです。こちらも是非実物と照らし合わせて見ていただきたいです!

太陽の塔の知識がますます深まる

※紙面イメージです

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このほか、どのように復元作業を進めてきたのかを記した“再生の記録”や、太陽の塔に対する疑問が解決する“太陽の塔のなんだこれ?”、万博開催当時に実際に販売していた公式ガイドブックを転載した“再録「テーマ館ガイド」”など、興味深いコンテンツばかりです。ますます太陽の塔の知識が深まること間違いなしです!

ガイド本を持って太陽の塔へ行こう!

いかがでしたか?本書を読めばきっと実物の太陽の塔を感じに行きたくなると思います。
わたしも一度万博記念公園へ行ったことがありますが、いつか必ず内部展示も見に行こう〜!という気持ちになりました。A5サイズなのでバッグにも忍ばせやすいガイド本です。気になった方は是非チェックしてみてくださいね。