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ネオ漫画家が描く 200ページ超の爆発的時空間〈全体主義の祭典〉

こんにちは、箱庭編集部 moです。
今週ご紹介する週末読みたい本は『横山裕一 Yuichi YOKOYAMA 「プラザ PLAZA」』です。
これから始まるゴールデンウィーク休みに、のんびり読むのにぴったりのネオ漫画となっていますよ!

本書は、日本のみならずヨーロッパでも絶大な人気を誇るネオ漫画家・横山裕一氏の3年ぶりの新作。横山作品の特徴である、「ドドド」「パカパカ」などの擬音を、全てのコマに加えるという法則を設け、実践したという1冊です。アート作品であり、漫画でもある、まさにネオ漫画といえる内容で、強固な横山ワールドを楽しめる1冊となっています。早速中身を見てみましょう〜!

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ページを開いた瞬間から横山ワールド全開です!
ベルトコンベアーのように左から右に動く壇上で演じられる壮大な演目と、熱狂する観客の大歓声が交錯する爆発的時空間が描かれています。
ブラジルの祭りから発案されたという本作は宇宙の起源、アニミズム、神々、奉納、祭典、全体主義を謳いあげる、一大スペクタクルとなっています。

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パラパラとめくって眺めるだけでも楽しいですが、それぞれの擬音語にその元となる行動が細かく描写されていて、じっくり一コマずつ読みたくなってしまいます。

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一体何をしているのか!?と気になるポイントが盛りだくさんですが、なんと最後に横山氏による各ページの解説が載っているんです!

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例えばこちらのシーンの解説。

バネ仕掛けで飛び出す顔や多量のチェリーを器ごと投げ上げた演者が落下する容器に収まる危険な芸を見せる等している 衣服の文字NOの意味は不明である

納得する部分と解説を読んでも謎な部分がありますが、そこがまた面白く、横山ワールドにすっかりハマってしまいます(笑)。

きっと皆さんも読んでみると気になるポイントがたくさんあるはず!何度も繰り返しじっくり読みたくなる1冊です。ぜひ一度手にとって実際に横山ワールドを感じでみてくださいね!


    プラザ PLAZA

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    著者:横山裕一
    出版社: 888(ハチミツ)ブックス (2019/3/1)
    仕様:大型本、297mm x 225mm x 20mm
    総ページ数:232ページ
    価格:2,376円(税込)