CREATOR クリエイティブなヒト
「届ける、乳酸菌てがみ舎」キャンペーン。便せんイラストを担当した柿崎サラさん、制作の裏側。ラフはiPad、本番は手描きで!
こんにちは、箱庭編集部です。
先日ご紹介した、「カルピス」由来の乳酸菌科学シリーズで開催中のキャンペーン『届ける、乳酸菌てがみ舎』、みなさんチェックしていただけましたか?今回はキャンペーンのおさらいとともに、箱庭が監修した第二弾の便箋デザインをご紹介したいと思います。
毎月抽選100名に「カルピス」由来の乳酸菌科学シリーズ1箱(30本)とあなたが書いた手紙を、大切な人へ届けてくれるキャンペーン
『届ける、乳酸菌てがみ舎』は、「カルピス」由来の乳酸菌科学シリーズで開催中のキャンペーン。毎月抽選100名様が、大切な人へ手紙ととともに「カルピス」由来の乳酸菌科学1箱(30本)を贈ることができるキャンペーンなんです。
大切な人の健康を願う人々に寄り添い、応援するサイト「きんのわ」からうまれたキャンペーンです。ちなみに「きんのわ」とは「菌の輪」のことで、乳酸菌を通じて想いが繋がり、大切な人との絆(=輪)がさらに深まりますようにという想いを込めて名付けられたものだそうです。
ちなみに、毎月応募してもOKということなので、先月残念ながら当選しなかったという方もまたチャレンジしてみてくださいね。
箱庭が監修した、月替わりの便せんデザインが選べる
このキャンペーンでは好きな便せんデザインを6パターンの中から1つ選ぶことが出来ますが、そのうちの1デザインを箱庭が監修させていただきました!箱庭監修デザインのみ、毎月デザインが変わるのですが、今回はその第二弾のデザインをご紹介したいと思います!(その他の5デザインは期間中いつでも選べるよ~。)
第二弾の便せんは、先日インタビュー記事も公開となった柿崎サラさんにお願いしました。テーマは「大切な人に贈る便せん」。そして完成した柿崎さんデザインの便せんがこちらです。
てんとう虫がとまった葉っぱと、リボンでThanksと描かれたデザインです。柿崎さんらしい優しい色合いと繊細なタッチの素敵な便せんですよね。
今回も第一弾と同様、柿崎さんご本人に、お題となったテーマからどのようにイメージして制作したのか、このイラストに込められた想いや制作の裏側まで聞いてきました!
手紙をもらった人にラッキーなことがあるように、てんとう虫をモチーフに。
柿崎さん:「私の中でラッキーなモチーフといえばてんとう虫なので、今回この企画のお話をいただいた時に『大切な人に贈る』がテーマなら、どうしてもてんとう虫を入れたいと思いました。多分一般的にも「てんとう虫=ラッキー」な意味があるかもしれないですが、実際に私がてんとう虫と出会うことが多くて愛着があり、手紙をもらった人にラッキーなことがあるといいなと思ったんです。昔、母からてんとう虫のブローチをもらったこともあって。そういう思い出もあり、てんとう虫をデザインに入れました。」
こちらが柿崎さんの便せんのイメージとなった、お母さんからいただいたブローチだそう。キラキラしたスワロフスキーはお母さんと一緒に柿崎さんが付けた思い出のあるブローチだそうですよ。
季節と感謝の気持ちを取り入れたデザインに
てんとう虫をデザインのモチーフにしようと決めてから、カラフルな色合いのものや、上下で半分に分かれた葉っぱのデザインなど、いくつかのアイデアを考えたそうです。
柿崎さん:「最初はラフでこんな色にしようかなぁといろいろ描いて試しました。上下に葉っぱの半分を描いたら可愛いかなと思ったんですけど、ちょっと形が分かりにくいと思ってやめました。その後、感謝の手紙なのでリボンを付けようと思い、デザインを付け加えたのと、秋なので葉っぱも黄葉させてみました。調べてみるとてんとう虫も秋が活発な時期なようなので、ちょうどいいと思いました。」
そうして出来上がったのがこちらのイラスト。Thanksの文字はハッキリ文字だとわかるのではなくイラストに馴染むようにaを省略するなど柔らかい雰囲気にしたそうですよ。確かにリボン感が出ていて贈り物の雰囲気が伝わってきて素敵です!全体的な色合いもこれからのシーズンにぴったりですね。
モチーフは同じなのに、色合いやちょっとした形のちがいでこんなに印象が変わるなんて見ているだけで楽しい気持ちになります!更に、今回のイラストをどのように制作したのか詳しいお話も聞いちゃいました。
デジタルとアナログをうまく使い分けた、制作の裏側。
上の写真はなんと今回のデザインのラフ画だそう!本番のデザインに近く、ラフの段階でこの完成度だなんて驚きです。このように、柿崎さんはラフにいつもiPadを使用しているそうなんです。
柿崎さん:「イラストの制作をはじめた頃は手描きでラフを描いていたんですけど、何度も描き直しているうちに周りが散らかるなぁと思っていて。今年に入って仕事でiPadを使う機会があり購入したのをきっかけに、最近ではラフは全てiPadで描いています。結局ラフはデータでお渡しすることが多いので、元々データの方がやりやすいなって。」
今回の便せんデザインでも、色合いや構図はiPadで決めてから本番は手描きで仕上げたそう。デジタルな作業の後にアナログな作業で仕上げるなんて、なんだか不思議です!またiPadで細部までデザインを決めているおかげで手描きの作業も迷いが少なく進められるのだなぁと感じました。
こちらは、柿崎さんが本番の手描き作業で使用した画材です。ボールペンやアクリルガッシュなど、わたしたちも見慣れた画材ばかりです!
柿崎さん:「まずトレース台で、下書きした紙に原画を重ねて、ボールペンで描いていきます。次にアクリルガッシュで塗って仕上げていくのですが、その時は原画を木で出来た画板に水張りしてしまうため、あらかじめ色鉛筆で輪郭線を描いておきます。色鉛筆はフリクションの熱で消えるものを使っていて、あとでドライヤーをガーッと当てて消すんです。」
フリクションにそんな使い方があったとは!と思わず目から鱗なお話でした。また柿崎さんの繊細で丁寧なタッチのイラストもボールペンでひとつひとつこんな風に塗られていたなんて驚きです!改めてじっくり細部までイラストを見てみたくなりました。
今回の制作裏話を聞いて、普段私たちも見たことがあったり何気なく使っていたりした文房具もアイデアや使い方次第でこんな素敵なイラストを描くことができるんだなぁと改めて知ることができ感激しました。
柿崎さん、ありがとうございました!
また便せんデザインの裏話のほかに、柿崎さんがイラストレーターになったきっかけや制作への思いなど、クリエーターのお仕事事情を聞いたインタビュー記事は、こちらからチェックしてくださいね。
大切な人へ、手紙を贈ろう!
さあ、みなさんも『届ける、乳酸菌てがみ舎』キャンペーンで、大切な人へ手紙を贈ってみませんか?今回ご紹介した、柿崎さんのデザインは9月30日までの限定デザインとなっていますので気になった方は今すぐご応募を!
ちなみに、その他の5デザインも以前箱庭でインタビューさせていただいた、グレース・リーさんが手がけています。
こちらがグレース・リーさんの手がけたデザインの便せん。どれもこれもかわいくて迷っちゃう…!
大切な人を思い浮かべながら、好きなデザインをチョイスして応募してみてくださいね~。
アサヒ飲料「届ける、乳酸菌てがみ舎」
・キャンペーン期間:毎月100名様(毎月15日・31日末日の2回抽選)となります。
・キャンペーンサイト https://www.calpis-nyusankinkagaku.com/
・商品サイト http://www.asahiinryo.co.jp/mamoruhataraku/
・一般の方からの お問い合わせ先
「届ける、乳酸菌てがみ舎」キャンペーン運営事務局
e-mail:contact@calpis-nyusankinkagaku.com
<お届けセット内容>
オリジナルデザインの宅配便セットが大切な人に贈られます。便せんは6種類の好きなデザインから選べます。 (柿崎さんのデザインした便せんは9月30日までの限定デザインとなります。)
<対象商品> 「カルピス」由来の乳酸菌科学シリーズ 1箱(30本)
<当選商品> 「守る働く乳酸菌」PET100ml 「届く強さの乳酸菌」100PET100ml 「アミール」やさしい発酵乳仕立てPET100ml ※いずれも1箱(30本)
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◆柿崎サラ
2013 桑沢デザイン研究所ビジュアルデザイン科卒業。広告制作会社のデザイナーを経てイラストレーターに。
2014 LUMINE meets ART AWARDエレベーター部門 ルミネ賞・オーディエンス賞受賞
2016 HB Galleryにて個展「RYE 10580」
2018 L’illustre Galerie LE MONDEにて個展「WANDERLUST」
WEB: https://sarakakizaki.jimdo.com/
Instagram:https://www.instagram.com/sara_kkzk/