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「届ける、乳酸菌てがみ舎」キャンペーン便せんイラスト制作の裏側。自作の道具で作られる落合晴香さんの独創的なイラストレーション
こんにちは、箱庭編集部です。
先日ご紹介した、「カルピス」由来の乳酸菌科学シリーズで開催中のキャンペーン『届ける、乳酸菌てがみ舎』、みなさんチェックしていただけましたか?今回もキャンペーンのおさらいとともに、箱庭が監修した第三弾の便箋デザインをご紹介したいと思います。
毎月抽選100名に「カルピス」由来の乳酸菌科学シリーズ1箱(30本)とあなたが書いた手紙を、大切な人へ届けてくれるキャンペーン
『届ける、乳酸菌てがみ舎』は、「カルピス」由来の乳酸菌科学シリーズで開催中のキャンペーン。毎月抽選100名様が、大切な人へ手紙ととともに「カルピス」由来の乳酸菌科学1箱(30本)を贈ることができるキャンペーンなんです。
大切な人の健康を願う人々に寄り添い、応援するサイト「きんのわ」からうまれたキャンペーンです。ちなみに「きんのわ」とは「菌の輪」のことで、乳酸菌を通じて想いが繋がり、大切な人との絆(=輪)がさらに深まりますようにという想いを込めて名付けられたものだそうです。

(宅配セットイメージ写真)
箱庭が監修した、月替わりの便せんデザインが選べる
このキャンペーンでは好きな便せんデザインを6パターンの中から1つ選ぶことが出来ますが、そのうちの1デザインを箱庭が監修させていただきました!箱庭監修デザインのみ、毎月デザインが変わるのですが、今回はその第三段のデザインをご紹介したいと思います!(その他の5デザインは期間中いつでも選べるよ~。)
第三弾の便せんは、新進気鋭のイラストレーター・落合晴香さんにお願いしました。テーマはもちろん「大切な人に贈る便せん」。そして完成した落合さんデザインの便せんがこちらです。
落合さんならではの手法で描かれた植物が特徴的で、やさしさを感じる便箋です。
そして今回も落合さんご本人に、お題となったテーマからどのようにイメージして制作したのか、このイラストに込められた想いや制作の裏側まで聞いてきました!
コスモスを自分なりのカタチに抽象化したイメージ。
落合さん:「10月担当ということだったので、秋の植物にしようと思いました。最初コスモスの画像を見ながらイメージしたんですけど、最終的にはコスモスの形じゃなくていいかなと思っていました。わたしの作品は、いつも元となる植物があるんですが、それを描く時に自分の中で1回抽象化して、ちょっと違う自分なりのカタチの花に表現できればと思って制作しています。なので、何の花かわからないけどコスモスかな、みたいなイメージです。」
落合さんがコスモスからイメージしたという植物のイラスト。確かにコスモスの雰囲気もありながら、すこし変わった形のような…落合さんらしい独創的な表現が魅力的です!
見た人が単純にかわいい!と思う便箋を作りたかったという落合さん。自分自身がまずかわいいと思える作品を心がけて制作したそうです。その思いの通り、まさに“かわいい!”と感じる便箋です。
平面なのに立体的?違和感が魅力のイラストの裏側
落合さんのイラストをよく見ると、影があるような、立体感があるような…。この作品はイラストなのか、コラージュなのか一体どうなっているんだろう?と思わず見入ってしまうものばかり。どのような方法で制作されているのかお話を聞きました。
落合さん:「絵を描いて、切り貼りして、写真を撮って、パソコンでデータ化して、ようやく完成します。お見せしているものは、まだデータ化する前、通過点の段階です。」
そう言って見せてくれたのが上の写真の作品です。植物がいくつものパーツでコラージュのように作られています。
落合さん:「幼い頃から切ったり貼ったり細かい作業をするのが好きで、その流れが今でも続いていると思います。1枚の絵の中に層がある、ベタッとしているよりはちょっと立体がある感じが好きで。描いただけだと普通の1枚の絵になっちゃうので、最初に見たときにちょっとした違和感が生まれるものが作りたいと思い、このような手法で制作しています。パソコンに入れてからも、そこから離したり散りばめたり色を変えたり、といろいろ加工するのでこれは素材みたいな感じです。」
通過点というのはもったいないほど、すでに完成されていると感じたので、素材として作っているというのが驚きでした!
また、落合さんらしいノスタルジックで鮮やかな色合いは、手を動かして自分が綺麗だと感じる瞬間を探しながら作り出しているそう。
落合さん:「色はこうしてとか形はこうしてなど、最初からおおまかに決めています。」
落合さん:「こんな感じでラフは描いていますが、結局全然違うものになることが多いです(笑)。最初こんな感じになるかなって想像して色を選んで、描いてみたら自分が想像していなかった色合いになることもあって。そういうのを楽しみながら制作しています。」
蛍光色や鮮やかな色が好きだという落合さん。原画だと綺麗に出る蛍光色ですが、データ化すると色が変わるので、そういった変化もたのしみながら制作しているそう。“予想外”をポジティブに楽しみ、何度も姿が変わって完成していくのが、落合さん流です!
自作の道具と独自の手法で、パズルのように作り上げる
上の写真は普段落合さんが愛用している画材です。筆の左横にある、なにやら見かけない画材は、落合さんが自作した道具だそう。
落合さん:「プラスチックの板に結露テープをつけて、絵の具を染み込ませて描いています。昔好きだった“レインボーアート”というお絵描き道具や、中国の花文字からヒントを得て、自分でそういう表現ができないかと思い、挑戦してみたのがきっかけです。」
自分で道具から作ってしまうという発想に驚きです!
落合さん:「まずは画用紙いっぱいにバーッと描きます。そこから切って、使えそうなものを選別して、キラキラした折り紙なども組み合わせながら、置いて写真を撮る、という行程です。家に今まで作った植物のパーツが大量にあって、パズルみたいな感じで作り上げます。」
今までにない落合さん独自の道具や手法は、聞いているだけでとても楽しく、とてもワクワクしました。また制作の裏側を聞いて、より一層これから落合さんの作品をまじまじと見たくなりました。
落合さん、貴重なお話をありがとうございました!
また便せんデザインの裏話のほかに、現役大学生の落合さんの作品への思いや活動を伺ったインタビュー記事は、こちらからチェックしてくださいね。
大切な人へ、手紙を贈ろう!
さあ、みなさんも『届ける、乳酸菌てがみ舎』キャンペーンで、大切な人へ手紙を贈ってみませんか?今回ご紹介した、落合さんのデザインは10月31日までの限定デザインとなっていますので気になった方は今すぐご応募を!
ちなみに、その他の5デザインも以前箱庭でインタビューさせていただいた、グレース・リーさんが手がけています。
こちらがグレース・リーさんの手がけたデザインの便せん。どれもこれもかわいくて迷っちゃう…!
大切な人を思い浮かべながら、好きなデザインをチョイスして応募してみてくださいね~。
アサヒ飲料「届ける、乳酸菌てがみ舎」
・キャンペーン期間:毎月100名様(毎月15日・31日末日の2回抽選)となります。
・キャンペーンサイト https://www.calpis-nyusankinkagaku.com/
・商品サイト http://www.asahiinryo.co.jp/mamoruhataraku/
・一般の方からの お問い合わせ先
「届ける、乳酸菌てがみ舎」キャンペーン運営事務局
e-mail:contact@calpis-nyusankinkagaku.com
<お届けセット内容>
オリジナルデザインの宅配便セットが大切な人に贈られます。便せんは6種類の好きなデザインから選べます。 (落合さんのデザインした便せんは10月31日までの限定デザインとなります。)
<対象商品> 「カルピス」由来の乳酸菌科学シリーズ 1箱(30本)
<当選商品> 「守る働く乳酸菌」PET100ml 「届く強さの乳酸菌」100PET100ml 「アミール」やさしい発酵乳仕立てPET100ml ※いずれも1箱(30本)
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◆落合晴香
現役の大学生でありながら、2017年に開催された数々のクリエイターによるGIFs Award「THE GIFs」2017 優秀賞を受賞するなど、若い才能を発揮する。今年3月に東京・末広町のPARK GALLERYにて開催された初の個展「慰安旅行」では、異国の植物をモチーフとし、独特なドローイングタッチ、線と立体感、色彩感覚で構成されたポップでエキゾチックな雰囲気の漂う作品の数々が展示された。
Tumblr : http://ochiaiharuka.tumblr.com
Twitter:@ochiainoharuka
Instagram:@botanical_garden44
https://gifmagazine.net/users/56684/profile
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