ENTOTU / 原田麗子
アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信している箱庭編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT?」のコーナー。

今回は、編集部のシオリが気になった、「ENTOTU」というブランドで活動している原田麗子さんをご紹介します。

ENTOTUの作品

ENTOTU / 原田麗子
(スワンコースター)
ENTOTU / 原田麗子
(コアラのカップスリーブ)
ENTOTU / 原田麗子
(おさかなのふところ)
ENTOTU / 原田麗子
(動物バッグ:ぞう)
ENTOTU / 原田麗子
(動物バッグ:くま)
ENTOTU / 原田麗子
(動物バッグ:くま)
ENTOTU / 原田麗子
(ENTOTU EXHIBITION 2019「はじめてのENTOTU」展示風景)
ENTOTU / 原田麗子
(「aux mains agiles〜プロフェッショナルクリエーション」展示風景)
ENTOTU / 原田麗子
(「ENTOTU EXHIBITON 2」展示風景)
    私がENTOTUの作品に出会ったのは、昨年の春、器の町・佐賀県有田に取材で訪れた時のこと。当時オープンして間もなかったセレクトショップ「bowl」さんの店内でスワンコースターを見つけて、その可愛さに釘付けになってしまいました!
    コースターは機能的には平面でも良いものですが、スワンのかたちになっていることでテーブルの上が湖のように見えてきます。立体的なかたちもユニーク。見ているだけで楽しい気持ちになるんです。その時、動物のバッグもあって「欲しい〜!」と思ったんですが、取材で慌ただしくしていたのでその時は残念ながら購入できず。東京に帰ってきてからも「かわいかったな〜」と思い出しては、またどこかで出会う機会を楽しみにしています。(シオリ)

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●プロフィールを教えてください。
原田麗子
長崎在住
2014年より「ENTOTU」と言う名前で活動しています。

●どんな活動・作品づくりされていますか?
布を使いキッチン用品を中心に制作しています。
目でも楽しめて、使って喜んでくれそうな、暮らしをちょっぴりハッピーにしてくれるようなアイテムを意識してつくっています。果物や野菜、最近では動物をモチーフにしたバックやコースターもつくっています。

●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。
自分では気にしてなかったのですが、立体的だねと知人から言われて意識するようになりました。
レモンコースターがはじまりだったのですが、レモンに見えるように丸く丸くしてたらコップを包むかたちのコースターになりました。果物からはじまり動物も種類が増えました。
バックは綿を入れることで動きが出て動物の表情も豊かになるように思います。全く同じものがつくれないですが、気持ちは製品を意識しながら作品づくりをしてます。
ENTOTU / 原田麗子

●展示やイベントなど、これからの活動予定を教えてください。
春に展示が集中したので、しばらくは月に数日間オープンするアトリエの時間を楽しみたいと思っています。

●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
展示に限らず様々な形で活動を広げていければと思っています。
動物バックは仲間をもっと増やしていきたいと思っています。

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原田さん、ありがとうございました!これからの活動も楽しみにしています。