アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信している箱庭編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT？」のコーナー。

今回は、編集部のシオリが気になった、キャンドルやキャンドル素材のオブジェを手がける「Pum（パム）」というデザインユニットをご紹介します。

Pumの作品

Pumのキャンドルに出会ったのは、西荻窪に住んでいたころに近所のお菓子屋さんで置かれていたところを見つけたのが最初でした。キャンドルというと、エレガントやキュートな世界観が多いけど、Pumの作品はまるで本物の石のようなキャンドルや、鉱物のような多角形や、雨の雫のような形など、それまで私が抱いていたキャンドルの世界を覆す素敵なモチーフばかり！こんなキャンドルが欲しかった〜という気持ちになったことを覚えています。

私が持っているのは「Stone series candle」。可愛くて火をつけられずに飾っていますが、火が灯った姿も素敵なんだろうな〜と思いながら、日々愛でています。（編集部　シオリ）

●プロフィールを教えてください。
Pum（パム）
元明加織・山田梨恵によるデザインユニット
桑沢デザイン研究所卒
“パム”は心臓の鼓動の音です。

●どんな活動・作品づくりされていますか？
キャンドルやキャンドル素材のオブジェを制作しています。
形のデザインからタグ付けまでひとつひとつ手作業で行なっています。
空の色や雨の音のように、生活の一部として溶け込めたらという想いを込めています。

●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。
自然の造形から受けたインスピレーションを、テクスチャやフォルムを通して表現するよう意識しています。
また、作り手である自分たちのトキメキも大切にしています。
ふたりで制作しているので、お互いの感性を合わせた時の化学反応のようなものを作品に反映させています。

●展示やイベントなど、これから活動予定を教えてください。
2019年10月（日付未定）に神奈川県茅ヶ崎にある「okeba gallery & shop」にて展示いたします。
1月に発表した新作の枝キャンドルも展示予定です。

●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
世界観が伝わるような、すごく大きな作品を作ってみたいです。
あとはキャンドルだけでなく、他の素材や分野にも挑戦できたらと思います。

Pumの元明加織さん、山田梨恵さん、ありがとうございました！
これからの活動も楽しみにしています。