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椅子好きが高じて、趣味で椅子制作をはじめたアーティスト平野直美さんインタビュー。好きなことにもっと近づくための秘訣。

椅子好きが高じて、趣味で椅子制作をはじめたアーティスト平野直美さんインタビュー。好きなことにもっと近づくための秘訣。

こんにちは、haconiwa編集部です。
「好きなことにもっと近づく」をテーマに、オンライン決済サービス ペイパルとお届けしているクリエイターインタビュー連載 第四回です。

過去記事はこちら
第一回:イラストレーター そで山かほ子さん「アンティーク雑貨は、アイデアの源!海外通販のハードルをグッと下げてくれたのは?
第二回:絵はんこ作家 あまのさくやさん「チェコ好きが高じて、チェコ親善アンバサダーに!海外旅行や作家活動を便利にしてくれたのは、ペイパルでした。
第三回:書家・アクセサリーデザイナー 國廣沙織さん「海外の方に自分のつくったアクセサリーを広めたい!書家・アクセサリーデザイナー 國廣沙織さんが行った活動とは。

旅や写真、映画、ファッションなど、“好きなこと”は日々を彩り豊かなものにしてくれる、大切なエネルギーのひとつ。ペイパルでは、私たちが“好きなこと”に今よりもっと近づき、暮らしがより楽しめるようなお手伝いができるように、お金のやりとりを自由で安全なものにするサービスを提供しており、世界中で2億5000万人以上のユーザーが利用しています。

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連載では、ペイパルをプライベートやお仕事で活用しているクリエイターさんに、好きなことやペイパルの活用方法についてインタビューしています。ペイパルの活用は、“好きなこと”への距離をどう縮めてくれるのでしょうか!?この連載が、インタビュイーと同じような趣味や活動をしている方、想いを抱く方々の“好きなこと”に近づくヒントになれたら嬉しいです。

第四回は、椅子好きが高じて、会社員として働きながら、趣味で椅子制作をはじめ、今年『STAND NO MORE』というアートサイトを立ち上げた平野直美さんにお話を伺いました。まさに好きなことにもっと近づくための秘訣を教えてもらいました。

椅子好きのきっかけは大学の宿題から。椅子の人間っぽいところに惹かれた。

――まずは椅子を好きになったきっかけを教えてください。

平野直美さん(以下、平野さん):私は、マレーシアで生まれて、学生時代にマレーシア、インドネシア、日本の間を頻繁に行き来しましたが、大学はニューヨークで美術を学び、主に油絵を勉強していました。大学時代の誕生日に、友人が『アーキテクチャー・ダイジェスト』という雑誌を1年分送ってくれたんです。学校の宿題の時に、色や形を勉強するつもりで、その雑誌のページから色々な椅子を集めて、コラージュにしたんですが、そこからはまってしまいました。

平野さんのコラージュ作品(2012年)
平野さんのコラージュ作品(2012年)
平野さんのコラージュ作品(2012年)
平野さんのコラージュ作品(2012年)
平野さんのコラージュ作品(2012年)
平野さんのコラージュ作品(2012年)

――コラージュというと写真を重ねて切り貼りしているイメージでしたが、空間にコラージュされているんですね!とても素敵です。

平野さん:ありがとうございます。美大で人間の顔や体を描くクラスがたくさんあるんですけど、あまり得意ではなくて、もちろん生きていないサブジェクトを描くクラスもありますが、椅子がちょうど良かったんです。椅子ってやっぱり人間の体のためにつくられているものなので、いろんな意味で人間っぽいところもある。脚だとか、背中のところ。背もたれとか、シーツ。そこがちょっと共通点かなと。

椅子の絵を5年描き続けた頃に、実際に制作したい!と思った。

――ただ、好きで集めるということから、実際に制作となると、次元が異なってくる気がするのですが。きっかけとか、動機みたいなものは何だったんでしょうか?

平野さん:やっぱり子供の頃からつくるのがすごく好きだったっていうことかもしれないですね。最初はコラージュで、徐々に鉛筆の絵で描いたり、水彩で描いたり、油絵といった具合に、レベルがアップしていきました。

平野さんの椅子の絵
平野さんの椅子の絵
平野さんの椅子の絵
平野さんの椅子の絵

平野さん:これは2017年に友達と二人で展示をした時の絵の1つです。

2017年展示作品(黄)
2017年展示作品(黄)
2017年展示作品(赤)
2017年展示作品(赤)
2017年展示作品(青)
2017年展示作品(青)

平野さん:色の3原色であるプライマリー・カラーを使った展示だったので、赤い椅子、青い椅子、黄色い椅子を展示しました。プライマリー・カラーは作ることができないけど、それによって、緑だとか、いろいろな色がつくれるので、そのコンセプトで絵を描きました。
2012年からずっと描き続けているんですけど、椅子の絵を5年描き続けた頃に、これはもうつくらないといけない、と思ったんです(笑)

――ずっと続けたことで、次のステップに進みたいと思ったんですね。

平野さん:ニューヨークで私が初めて働いた会社が建築の会社だったんですけど、そこのインターン生とすごく仲良くなって、共同で椅子をつくったのがはじめての制作でした。その経験がもうexciting で!

はじめて制作した椅子作品
はじめて制作した椅子作品

平野さん:やっぱり2Dと3Dでは差があります。紙とかキャンバスだけだと、表面しか触れないじゃないですか。3Dになるといろんなところも触れるし、見るところも違う。人との関わりも、絵だと飾るだけなので、受け身な感じだけど、椅子だとやっぱりいろんな人に使ってもらえるし、人によって使い方も違うし、そういう意味での人との繋がりもいいなと思いました。

インスピレーションは読書から。湧いてきた感情を、椅子のデザインに落とし込む。

平野さんが制作した椅子作品
平野さんが制作した椅子作品

――そしてこの作品が、2作目ということですね。

平野さん:はい。今回は、職人さんを探して、職人さんと一緒に制作しました。私は実家が埼玉で、職人さんも全員埼玉なんですよ。

――制作にはどのくらいの期間が費やされているんですか?

平野さん:デザインは2か月くらいで、本体をつくるのに4か月くらいです。長い理由はプロトタイプの制作と調整ですね。最初に安い素材で一脚つくって、かたちや角度を調整するので、時間がかかります。

――今は仕事をしながら、制作されていると聞きました。

平野さん:そうなんです。だから、絵を描くのも、椅子をつくるのも、非常に遅いです。椅子のデザインは、1年に1デザインつくれればいいほうだと思います。

――でも、仕事をしながら続けるということ自体がすごいことだなと思います。デザインはどういう風に決められたんですか?

椅子制作時のデザインスケッチ
椅子制作時のデザインスケッチ

平野さん:頭に浮かんだものをスケッチして、一度紙に描いたら、本当に微調整しかやらないので、長さだとか、広さとかディテールの方を調整する感じですね。

――頭にパッと浮かぶということですが、どういったところからインスピレーションを得ているのでしょうか?

平野さん:本を結構読みます。なるべく椅子の本だとか、絵の本じゃなくて、違う分野の本を読んで、そこから知識だったりインスピレーションをいただくんです。知識はノンフィクションの本から、インスピレーションはフィクションの本からが多いですね。フィクションの本を読むと、感情が生まれますよね。その感情をどうかたちにするかという冒険をしているんです。

平野さんのインスピレーションの元となる書籍
平野さんのインスピレーションの元となる書籍

――感情や気持ちを形にする?

平野さん:そうです。たとえば、この椅子でいうと背もたれがもっと長かったら、雰囲気も全然違う。たとえばこれが木じゃなくて、プラスチックとか、メタルとかだと、すごく冷たい印象があるじゃないですか。本から湧いてきた感情、たとえばあたたかくて、距離感が近い親しみやすい椅子ってどういう椅子なんだろうな?ということを考えて描きはじめるかな。なので、フィーリングでデザインをしているケースが多いかもしれないですね。

フィーリングを椅子のデザインに反映している
フィーリングを椅子のデザインに反映している

――インスピレーションの元になる本はどのように探されていますか?

平野さん:フィクションの本については、自分から探すというよりは人からオススメされたものを読むことが多いですね。逆に、知識を得るためのノンフィクションは自分から調べて買うことが多いです。

ペイパルは、私にとってもう一つの貯金箱。大好きな椅子の“研究費用”

――ペイパルで本を購入されるとお伺いしました。ペイパルを使用する理由ってありますか?

平野さん:便利だし、大学から使っているアカウントがあるので、私としてはもう1つの貯金箱みたいな感じ。フリーランスの仕事でペイパルに入金されたお金はそのままとっておいて、欲しい本を見つけたらペイパル決済で買うなど、研究費用みたいな感じで使っています。
あとは、ギャラリーが出版する本だとか、大学が出版する本って、結構大手ショッピングサイトには載っていなくて、彼らのウェブサイトにいかないと買えない本が多いんですよね。ペイパルを使っているサイトも多いので、その時はいつもペイパルで買っています。

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――ペイパルのここが良かった!という利用エピソードはありますか?

平野さん:たとえば椅子のロゴデザインをニューヨークの友達に頼んだんですけれど、バンクトランスファーとかは手数料が高いし、時間もかかる。海外だと、ほとんどの方がペイパルのアカウントを持っているので、それによってお支払いがすごく楽なんですよね。emailだけ入力して、金額を入れて、1クリックでいい。もしかすると海外との仕事のやり取りは、ほとんどペイパルを使っているかもしれません。

――それでは、最後にこれからの展望を教えてください。

平野さん:もっと絵を描いて椅子を増やしたいと思っています。そうすることでより多くの個人的なつながりが生まれることを願っています。このプロジェクトが、日本の工芸文化や伝統に光を当て、国際社会と現地の日本人社会をつなぐことができれば素晴らしいと思います。いつも夢を持ち歩いています!

――平野さん、どうもありがとうございました!

好きなことを続けること、少しずつでもステップアップしていくこと、そして夢を絶やさないことが、好きなことにもっと近づくためのヒントなのかもしれません。
ペイパルは海外での送金に活躍しますが、平野さんのようにもう1つの貯金箱みたいな活用法も、とても素敵ですね。こちらのサイトで詳細をチェックし、ぜひ利用してみてくださいね。

◆ペイパル
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◆平野なおみ プロフィール
東京を拠点に活動する、日本/マレーシア出身のアーティスト。芸術、文化、建築、デザインの分野における学際的な作品に焦点を当てる。
https://standnomoretoday.com/

第一回:イラストレーター そで山かほ子さん
アンティーク雑貨は、アイデアの源!海外通販のハードルをグッと下げてくれたのは?

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第二回:絵はんこ作家 あまのさくやさん
チェコ好きが高じて、チェコ親善アンバサダーに!海外旅行や作家活動を便利にしてくれたのは、ペイパルでした。

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第三回:書家・アクセサリーデザイナー 國廣沙織さん
海外の方に自分のつくったアクセサリーを広めたい!書家・アクセサリーデザイナー 國廣沙織さんが行った活動とは。

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