CREATOR クリエイティブなヒト
【WHO’S HOT?】イラストレーター/西山寛紀さん

アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT?」のコーナー。
今回は、編集部のcococoが気になった、西山寛紀さんをご紹介します。
西山さんの作品









インスタグラムで西山さんの作品を知りました。カラフルで大胆な構図のイラストが目をひき、一目で虜に。シルクスクリーンを思わせるような表現も素敵です。個人的に、パキッとした光と影の表現がとても好みでした!いつか原画を見てみたいと思った作品です。(編集部 cococo)
●プロフィールを教えてください。
東京を拠点に活動しているイラストレーターの西山寛紀(にしやま ひろき)です。
幼少から高校までを静岡県で過ごし、美大受験を機に上京、2011年に多摩美術大学大学院の修士課程(グラフィックデザインとイラストレーションを主に学んでいました。)を修了し、現在はイラストレーションを描く仕事をしています。
●どんな活動・作品づくりをされていますか。
本の装画、雑誌の表紙やカット、広告、企業のWEBサイト、イベントのビジュアルなど幅広い分野でイラストレーションを手がけています。仕事として依頼されたイラストレーションを描く他に、自主的に作品を制作し、ZINE(自費出版で制作した作品集)や展覧会を通じて発表しています。
●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。
作品づくりでは「発見」を大切にしています。色や形の小さなニュアンスひとつで作品の佇まいががらりと変わります。自分の頭の中での予想の斜め上を行く「心地良い違和感」が出現するまで、作品のラフを磨きながら制作しています。自主制作では日常的なことを描くことが多いのですが、絵にする過程で生じる形や色彩の響き合いによって当たり前だと感じていたものやことの魅力や趣きを再解釈できるような絵を描きたいと思っています。
●展示やイベントなど、これからの活動予定を教えてください。
・5/15–25の間に大阪の「NEW PURE +」という場所で個展を開催する予定です。
・装画を担当した本が2冊(海外小説の日本語版、日本人作家のエッセイ集)が2~3月頃に刊行予定です。
・雑誌ミュージックマガジンにて「アルバム・ピックアップ」というコーナーの扉絵を毎月担当しております。
・集英社から発行の小説すばるでは石田衣良さんの連載「禁猟区」の挿絵を毎月担当しております。
●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
従来のメディアの中でのお仕事はもちろんのこと、自分の絵やデザインを通じて日常生活にまつわる普遍性の高いものごとに関わっていきたいです。衣料品、食品やお酒、調味料などのラベルやパッケージなどにも興味があります。自主制作においては数年先になるかと思いますが、いつかハードカバーの作品集が作りたいです。
ありがとうございました!
今後の活動も楽しみにしています。
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