CREATOR クリエイティブなヒト
海外の旅をインスピレーションに。ネイルサロンと雑貨オンラインショップを営む、秋山かなさんインタビュー。

こんにちは、haconiwa編集部です。
「好きなことにもっと近づく」をテーマに、オンライン決済サービス ペイパルとお届けしているクリエイターインタビュー連載 第九回です。
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旅や写真、映画、ファッションなど、“好きなこと”は日々を彩り豊かなものにしてくれる、大切なエネルギーのひとつ。ペイパルでは、私たちが“好きなこと”に今よりもっと近づき、暮らしがより楽しめるようなお手伝いができるように、お金のやりとりを自由で安全なものにするサービスを提供しており、世界中で2億5000万人以上のユーザーが利用しています。

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連載では、ペイパルをプライベートやお仕事で活用しているクリエイターさんに、好きなことやペイパルの活用方法についてインタビューしています。ペイパルの活用は、“好きなこと”への距離をどう縮めてくれるのでしょうか!?この連載が、インタビュイーと同じような趣味や活動をしている方、想いを抱く方々の“好きなこと”に近づくヒントになれたら嬉しいです。
第九回は、表参道にあるネイルサロン「Ten nail」のオーナーでもあり、アンティーク雑貨のオンラインショップ「PART OF NATURE」を営む、秋山かなさんです。
秋山さんの好きなものは「海外に旅をすること」。旅の経験を仕事にも繋げているのだとか。海外の旅からどんなインスピレーションを得て、どういう風にアウトプットされているのか、お話をお伺いしました。
インテリアのために集めた雑貨からはじまったオンラインショップ。
――秋山さんは、ネイルサロン「Ten nail」と雑貨オンラインショップ「PART OF NATURE」を営まれていますが、それぞれはじめられたきっかけを教えてください。
秋山かなさん(以下、秋山):もともと渋谷にあるDISCOというネイルサロンで働いていて、さらに好きなこととやりたいことを追求したかったこともあり、3年くらい前に思い切って独立をしました。
最初はネイルだけだったんですけど、Ten nailを立ち上げるときに、インテリアや内装を考えてつくったんですね。そうしたら、ネイルのお客さんから「あの絵ってどこで買えるんですか?」とか、いろいろと声をかけていただくことが多くて、私もその話をするのがすごく楽しかったんですね。サロンをはじめた後にアメリカを旅する機会があって、アンティークショップで買ったものをサロンで飾っていたら、それもお客さんが反応してくれて。そんな感じで、どんどん興味が湧いてきて。ネイルも楽しいけれど、インテリアや雑貨も自分で選んだものをお客さんに見てもらえたら楽しい!と思ったのが、PART OF NATUREのきっかけですね。
――PART OF NATUREは、インテリアのために集めたものからはじまったんですね。
秋山:そうなんです!
――好きなこと、楽しいことが仕事になるって素敵ですね。
世界で出会った様々な色彩を、ネイルのアイデアに。
――海外の旅が好きということですが、これまでどのような国を旅されてきたんですか?
秋山:買い付けだとアメリカ、オランダ、ベルギー、ドイツ。プライベートだとインド、タイ、台湾とかですね。あとは今年のお正月にモロッコに行ってきました。
――旅を好きになったきっかけはありますか?
秋山:やっぱり、Ten nailをオープンした後に行ったアメリカ旅行ですね!レンタカーを借りて、LAからアリゾナまで2000キロドライブしたんですけど、自分の中ですごく強烈だったんです。
それ以前は、パッケージツアーなどでしか海外を旅したことがなくて、自分達で旅行先を決めて、プランを決めて、宿を決める、という旅をその時はじめてしました。自分が見たいところを好きなだけ見られるという楽しさや、目に入ってくる景色が衝撃で。行けども行けども砂漠で、光の色味も違うし、空の色も違う。世界でこんなに色彩が違うんだなと思いました。
気がつくと、この土の色は何色を使ったら出せるかな?とか、この材料を足せばこの色に近くなるのかな?とか。ネイルのことばかり考えていました。

ロサンゼルスからラスベガスへと続く道のりは、砂と岩、ときどきカクタス。あ!あれなんだろう…!と子どものようにはしゃいで過ごしました。

空も広く、後ろに広がる山脈までの距離は果てしなく、目の前は走れども一本道。
――ネイルのアイデアにつながっていくんですね。
秋山:世界にたくさんの色彩があるから、行く先々でネイルにしたい色味がどんどん増えていくんです。旅先で出会った風景や買ってきたものからインスピレーションを受けることがあって、自分自身も楽しみです。

――お正月に行かれたモロッコはどうでしたか?
秋山:モロッコは思っていたより近代的だったところもあるし、まだちょっとアフリカみたいなところもあって、想像していたものといろんな意味で違っていた国でした。
――ミックスされている感じなんですね。
秋山:そうですね。色合いがすごく綺麗なので、見る景色すべてが絵になる景色でしたね。
鮮やかなんですけど、ちょっとくすんだ色味なんです。ピンクも少し茶色が混ざっていて、赤土っぽい色味。そうかと思えば、家の中が真っ青だったりするから、面白くて!錆びた扉の色味にちょっと緑が混ざっていたり、オレンジが混ざっていたりとか。カラフルなんだけど、少しくすんだ色味に出会えました。



――そうやって、旅をして色味やアイデアが増えていくって良いですね。
秋山:私自身、刺激を受けていたほうが、お客様に喜んでもらえるアートができると思うので、やったことがないことや、行ってみたいところ、行ったことがないところにどんどん足を運びたいと思っています。
――お客さんに施術をするときは、お客さんからのリクエストをもとに「こういう色味はどうですか?」みたいな提案をされるんですか?
秋山:「こういうのをやりたい」と言ってイメージを持ってこられる方も多いです。そのイメージはネイルだけじゃなくて、お客さんが見てきた風景の写真だったり、好きな絵画の写真だったり、お洋服の写真だったり。たとえば「今日は暖色系かな」とか、そういう気分だけを伺って、あとはおまかせでという方も多いです。リクエストを伺いながら、おすすめをご提案して、一緒に選んでいきます。
売れそうだなあと思うものよりも、心に響くものを買い付けする。
――秋山さん流の買い付け術やこだわりを教えてください。
秋山:買い付けをするときは、売れそうだなっていうものよりも、私が好きなもの。たとえば売れ残ったときにも、心に響くラインナップというか。それを意識して選んでいます。
だから、雑貨が売れていくときって「やっぱりこれかわいいよね」という気持ちと同時に、ちょっと寂しい気持ちも混ざっています(笑)


――どこの国の雑貨だろうっていうのが、一見わからないようなアンティーク雑貨が多い気がします。
秋山:そうかもしれません。アメリカで買うものと、ヨーロッパで買うものって、不思議とぼんやり線引きされているんですけれど、一緒になったときに調和するのがすごく面白いなと思っているんです。
――なかなか調和させるって難しいと思うのですが、すごく上手ですよね。
秋山:好きなものを集めているから、調和するのかなと思います。
ペイパルは、相手に支払い情報が渡らないからどこでも安心して使える。
――アンティークショップは、どのように探されるんですか?
秋山:アンティークショップは、わりとGoogleマップで探すことが多いですね。
――Googleマップで見つけるんですね!
秋山:そうなんです。だから行ってみないと分からない、みたいなこともよくあります(笑)あとは地球の歩き方だったり、ウェブをひたすら検索して探したり。お客さんも旅好きな方が多いので、お客さんからいろいろ聞いたりして、「あそこがいいらしいよ」ということで行き先を決めることもあります。
――お話を伺っていると、結構ディープなところに行かれている感じですね。
秋山:観光地に行くよりも、奥地へ行くことが多いですね。そういう時、ペイパルがとても便利なんです。
――ペイパルは旅先でどういう風に使っているんですか?
秋山:プライベートでも買い付けでも、海外の田舎町の個人経営のホテルとかで、クレジットカードの情報を渡すのが怖いんですよね。AirbnbやAgodaとかでペイパル支払いが使えるので、そういう時にペイパル支払いにすると、すごく安心だなって。ちょっとでも怖いなぁという場所では、迷わずペイパル支払いですね。
――情報が漏れることがないから、安心ですよね。次に行きたい国の候補はありますか?
秋山:買い付けでは、今まではヨーロッパとアメリカに行っていたんですけど、アフリカや南米、ウズベキスタンとかも気になります。
いろんなものを見に行って、いろんなものをネイルにして、お客さんに喜んでもらいたいなって思っています。
――秋山さん、ありがとうございました。
海外の旅は、秋山さんにとって、楽しさと刺激を与えてくれるもの。海外での経験を昇華して仕事に活かされていて、とても素敵だなと感じました。
そして、海外の知らない町で大切な個人情報を渡すのが不安な時に役に立つのが、ペイパルです。ペイパルではカードや銀行口座を一度登録すると、IDとパスワードだけでオンライン決済ができるので、カード情報をお店に渡す必要がありません!こちらのサイトで詳細をチェックしてみてくださいね。
WEB:https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal
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秋山かな プロフィール
表参道にあるネイルサロン「Ten nail」のオーナーでもあり、アンティーク雑貨のオンラインショップ「PART OF NATURE」を営む。
Ten nail WEB:https://www.ten-nail.com/
Ten nail Instagram:https://www.instagram.com/mynameiskana/
PART OF NATURE WEB STORE:https://partofnature.net/
PART OF NATURE Instagram:https://www.instagram.com/_part_of_nature_/
第一回:イラストレーター そで山かほ子さん
「アンティーク雑貨は、アイデアの源!海外通販のハードルをグッと下げてくれたのは?」
第二回:絵はんこ作家 あまのさくやさん
「チェコ好きが高じて、チェコ親善アンバサダーに!海外旅行や作家活動を便利にしてくれたのは、ペイパルでした。」
第三回:書家・アクセサリーデザイナー 國廣沙織さん
「海外の方に自分のつくったアクセサリーを広めたい!書家・アクセサリーデザイナー 國廣沙織さんが行った活動とは。」
第四回:アーティスト 平野直美さん
「椅子好きが高じて、趣味で椅子制作をはじめたアーティスト平野直美さんインタビュー。好きなことにもっと近づくための秘訣。」
第五回:カセットテープ専門店waltz店主 角田太郎さん
「コレクターから専門店店主へ転身。世界的に有名なカセットテープ専門店waltz店主・角田太郎インタビュー。」
第六回:イラストレーター 辰巳菜穂さん
「海外でも活躍できる自分になるために。イラストレーター・辰巳菜穂さんインタビュー。」
第七回:写真集専門店book obscura店主 黒﨑由衣さん
「写真集は3つの味わい方がある奥深い本。写真集専門店book obscura店主 黒﨑さんに聞く、写真集の魅力。」
第八回:イラストレーター norahiさん
「好きなものに囲まれて暮らすということ。イラストレーターnorahiさんインタビュー」
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