CREATOR クリエイティブなヒト
【WHO’S HOT?】作家 / KYOKO TSUDAさん

アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT?」のコーナー。
今回は、編集部のcococoが気になった、KYOKO TSUDAさんをご紹介します。
KYOKO TSUDAさんの作品
東京藝術大学の藝祭で、津田さんの作品を知りました。色鮮やかなジュエリーがとっても素敵で一目ぼれ。いつか身に付けてみたいと思っています。グラフィックやイラストなども、パキッとしたカラーリングと幾何学図形の組み合わせが、不思議な雰囲気で魅力的です。
(編集部 cococo)
●プロフィールを教えてください。
2014年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。
2015年、大学院2年の7月、個展「between A and B」をearth & saltにて行う。
修了制作のみ残し、1年間の休学。9月にブランドKYOKO TSUDAの活動を始める。
2017年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻視覚伝達研究室 修了。
修了展では津田の代表作となるGARDENという花器群を発表。
2019年まで2年間東京藝術大学大学院美術研究科工芸科陶芸専攻に研究生として在籍。
2019年4月より台東区デザイナーズビレッジにアトリエを構える。
●どんな活動・作品づくりをされていますか。
「新しい価値の提案」「既成概念にとらわれない物作り」をモットーに、グラフィック的感覚をベースに、ミクストメディアで主に、ジュエリー、花器、グラフィック作品等を制作しています。KYOKO TSUDAという名前でブランド活動と、アートワークの活動、どちらも行なっています。
学部からデザインを7年学び、その後2年間は陶芸を学びました。一つの文化を重んじる工芸と、新たな情報をして発信を絶えずしていくデザインの世界を跨ぎ、私の中で生まれたのが、次のような気持ちです。
「一つの垣根の中に止まるのではなく、垣根を超えていくことこそ新たな可能性が生まれ新たな歴史が産まれる挑戦なのではないか、そして垣根を超えてこそ見えて来るものこそ、私が求めている本質的なものなのではないか」ということです。
私の活動や制作は常に、このようなことを五感で探しながら作っていっているように感じています。いつまでも嗅覚を敏感に、新たなことに挑戦することを恐れないモノ・コトづくりをして行きたいです。
●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。
一見量産的に捉えられそうなものも、実は一点ものだったり、その人の特別な一点になるようにあえて違いを産むようにしています。私にとってもパーソナルだし、これを手にとってくれた人にとってものパーソナルな一点になるのがベストです。
●展示やイベントなど、これからの活動予定を教えてください。
2020年は3月は自由が丘にあるブリキのジョーロというお花屋さんでのイベント。そして4月にも同じくブリキのジョーロさんで2週間の個展を予定しています。
その後には、6月26日(金)〜7月2日(木)で渋谷パルコ、8月3日(月)〜9日(日)で青山のスパイラルの1階にあるSHOW CASEにてイベントを企画中です。
●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
芸術活動は五感を働かせながら行います。それは生活を営むことと、とても似ています。デザインをすることってライフスタイルを知った上での提案だと思うのです。生活やライフスタイルに寄り添いながら、よりパーソナルなモノ作り、そしてことづくりをして行きたいです。
ありがとうございました!
今後の活動も楽しみにしています。
KYOKO TSUDA
WEB:http://kyokotsuda.com
Instagram:@Kyoko_tsuda_
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