アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT？」のコーナー。
今回は、編集部のきさらちさとが気になった、版画家の西平幸太さんをご紹介します。

西平幸太さんの作品

西平さんの作品はある場所に飾ってあったカレンダーを通して知りました。すっと気持ちを落ち着かせてくれるような優しい版画が印象的です。本物の版はまだ見たことが無いので、どこかで実際に見てみたいなぁと思っています！（きさらちさと）

●プロフィールを教えてください。
西平幸太
1986年東京都生まれ。東京造形大学大学院造形研究科美術研究領域修了。
同大学の助手を経て現在、同大学非常勤講師。

●どんな活動・作品づくりされていますか？
主にシルクスクリーンによる版画作品の制作とあわせて、立体や製本も作品に取り入れています。この他に、版画や手漉き和紙のワークショップなども開催しています。

●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。
蒐集している古いものや道端に落ちている葉っぱなどに魅力を感じていて、集め取り出しては並べ替えたり、近くで観察したりしています。
それらをモチーフに描いた版画作品には傾けたり、時間の移り変わりで見え隠れする図像や仕掛けがあり、手にした人との秘密のメッセージ交換をしているような作品を描いています。

●展示やイベントなど、これからの活動予定を教えてください。
7/28-8/2に東京・日本橋のJINEN GALLERYにて個展、10月～全国の数カ所にてグループ展を予定しています。

●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
近年は創作活動と並行して、子供たちとのふれあいも大切なアートワークと捉えています。ワークショップ等を通じて版画のおもしろさや創作の魅力を広く伝えることができる場を作り出したいと思っています。

西平さん、ありがとうございました！今後の活動も楽しみにしています。