アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT？」のコーナー。
今回はシオリが気になった、かぎ針編み作家・KONAEとして活動する小苗智子さんをご紹介します。

KONAEさんの作品

小苗さんの作品は、ニットという柔らかで曲線をイメージする素材を使いながらも、直線を感じるグラフィカルな形を作り出しているところに興味を持ちました。色使いもPOPで、見ていると楽しい気持ちになります。お部屋に飾ったら雰囲気が明るくなりそう！今はデンマークで活動中とのことなので、いつか実物の作品を拝見できる機会があるといいなと思います。（シオリ）

●プロフィールを教えてください。
KONAE / 小苗 智子
1986年 兵庫県出まれ
2008年 大阪芸術大学デザイン学科コミュニケーションデザインコース卒業
東京での音楽制作・活動等を経て、現在はデンマーク在住

●どんな活動・作品づくりをされていますか？
かぎ針編みで壁に掛ける立体作品を作っています。
自分のホームページにあるオンラインショップで作品を販売しています。

●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。
壁に掛けられる編み物を平面ではなく立体で作りたいと思い今の形に行き着きました。グラフィック的アプローチからかぎ針編みによって立体作品を作り出すという工程は、アートとデザイン、さらにはハンドクラフトの中間の位置付けとして捉えています。デンマークデザインの簡潔さとカラフルな色使い、日本らしい手仕事の細やかさが共存するような作品づくりを心掛けています。

●展示やイベントなど、これからの活動予定を教えてください。
夏以降、デンマークでデザインマーケットへの出展を計画しています。日本では、オンラインでのイベント参加も検討しています。インスタグラムとホームページ上にて情報を随時アップデートしていきますので、チェックしていただけたら嬉しいです。

●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
いつか日本やデンマークで個展を開きたいです。また、いろんな人や場所とコラボレーションした作品制作などもしていきたいです。壁に掛ける作品ばかりではなく、今後はそれを基本としながらも様々な表現方法に展開させながら制作していきたいと思っています。

ありがとうございました！今後の活動も楽しみにしています。