アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT？」のコーナー。
今回は、編集部の山北が気になった、イラストレーターの大津萌乃さんをご紹介します。

大津萌乃さんの作品

大津さんが描く繊細な線と色彩が大好きで、よくSNSを拝見していました。イラストに描かれる人物は皆、民族衣装の様なファッションを身に纏う一方で、どこか現代的な雰囲気があり不思議です。そんな大津さんの作品が見られる2人展や個展が、大阪にて開催予定だそうですよ！関西にお住まいの方はぜひチェックしてみてくださいね。（編集部 山北）

●プロフィールを教えてください。
茨城県の田んぼや山に囲まれた田舎町で育ちました。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科を卒業し、3年ほどデザイン事務所で働いていました。事務所をやめてフリーのイラストレーターとしてぽつぽつ仕事をはじめて、今に至ります。

●どんな活動・作品づくりされていますか？
主につけペンで線を描いてカラーインクで着色する手法で描いています。絵のアイディアを思いついたらざっくりメモして作業机の前の壁に貼り、その中から気が向いたものを描くといった具合に制作を進めることが多いです。服を描くのが好きなのでファッションからヒントをもらうこともあります。
仕事では書籍の装画や挿絵、イベントのビジュアルなどいろいろと描かせていただいています。個人では去年から展示やイベントに参加しはじめたのですが、以前は机の上で完結していたものが一気に世界が広がった感覚があり…楽しいので今後も続けていきたいです。

●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。
滑らかで簡潔な線を描くように心がけています。もっと美しい線を描けるようになりたい。構図や着彩では抜け感が出るように全体のバランスを考えながら描いています。

●展示やイベントなど、これからの活動予定を教えてください。
8/21（金）―9/1（火）に大阪のギャラリーPOLにてイラストレーターのunpisさんとの２人展「DANCE」を予定しています。また同時期の8/29（土）―9/13（日）に大阪の本屋FOLK old book storeにて個展を開催予定です。

●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
パッケージや服飾のお仕事もしてみたいです。今の状況下では難しいかもしれませんが、演劇のお仕事をいつかしたいと思っています。
　

大津さん、ありがとうございました！今後の活動も楽しみにしています。