CREATOR クリエイティブなヒト
岡口房雄「もさもさ模索中」第3回(テーマ:そこらへん)

こんにちは… 岡口房雄と申します…
グラフィックデザインをしている人です。
これは、何かを模索したり何かを作ったりする連載です。
断片的かつ多動的、気楽だったり深刻だったり、主観的で優柔不断な連載かもしれません。
グラフィックデザインっぽい連載だけど、グラフィックデザインの連載ではないです。
なんだか…飽きています…!
最近、景色に飽きている。
ウィルスに備えて、なるべく出かけないようにしている。
自分の場合は絶対出かけなきゃいけない用事などもないので、
ずいぶん長いこと電車にも乗っておらず、気晴らしにそこらへんをウロウロ散歩している。
なるべく人通りの少ないところを目指し、なんでもないような住宅街を歩く。
そして…なんというか…飽きる…
飽きを何かに昇華したい気持ちがある…
着地点がフワフワしたままま闇雲に何かを作リ始めていった。
しかし、そういう進め方だと気が狂ってしまう恐れがあるのでたぶん良くない気がする。
下手をすると目と頭が疲れるだけの損な時間を過ごしてしまうかもしれない。
(部分的には有意義な発見もある。)
自分にも他人にも伝わりやすい着地点を決めて取り組むのがマトモで建設的だと思うが、一回よくわかんなくなっちゃってからなんとか着地する…みたいなのが癖になっちゃっているかもしれない。(自主的な制作物においての話。依頼があっての場合はもっと合理的だが…)
偶然に意外な何かが生まれるかもしれないという面白みもあるのだが、心身と時間を消耗するので抑えたい癖だな〜とも思う。
ノートに何か書いたり、パソコンで何かやったり、本をめくったり、数日放置したり、そこらへんを散歩したりしているうちに、徐々に何かが固まってきた。(何なのだろう…)
そして…何かができました…!
なんか色々やって、重箱の隅をつついたり、石橋を叩いたり、ゆるい自分と厳しい自分が議論したりして、一応作り終わった…ような気がする。
(作品の中に勢いで「つまんね」と書いたが、そこらへんがつまらないのはではなく、自分自身の感性がつまらないのではないかという気がしてきた…)
とりあえず、飽きを何かに昇華できたと思う。
これは今は画像に過ぎないのですが、後でシールなどにしたいかもしれない。
(グッズ等について考えてみたが、自分的にはシールが一番シックリくる。原価も安めだし。印刷の納期だったり上手に写真撮ったりする面倒臭さもあるので、今回の記事には載せないのだが。)
今度からは、最初からシールなどへの展開を前提に作っていくのもアリかもしれない。
今回はこんな感じ…です。
読んでくれてありがとうございます。
次回もお楽しみに!!!!
岡口房雄
グラフィックデザイナー。東京都在住のフリーランス。ロゴや展覧会が好き。著書「わくわくロゴワーク」をBNN新社より刊行。
ウェブサイト:https://fusaookaguchi.com/
Instagram:https://www.instagram.com/fusaof/
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