アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT？」のコーナー。
今回は、編集部の山北が気になった、イラストレーターのいえだゆきなさんをご紹介します。

いえだゆきなさんの作品

呉市海上花火大会のポスターで初めていえださんのイラストと出会いました。静かで緊張感のある大胆な構図の中に、どこか人の息遣いのようなものを感じます。
また、フィルムやアクリルに印刷した作品がイラストの質感にマッチしていて素敵！秋に展示を予定されているそうなので、今後も目が離せません〜！（編集部 山北）

●プロフィールを教えてください。

愛知県出身。武蔵野美術大学日本画科卒業。
卒業後は、広告制作会社にデザイナーとして勤務。イラストとデザインを手がけた呉市海上花火大会のポスターが多くの方に見ていただけ、イラストの仕事をするきっかけとなりました。2020年から本格的にイラストレーターとしての活動を開始しました。

●どんな活動・作品づくりされていますか？

書籍、広告、webなどのクライアントワークをしつつ、展示に参加したり、ZINEなどのオリジナル作品も制作しています。
デジタルイラストレーションを中心に制作しており、展示の際は、色の鮮やかさを再現したいので、アクリルやフィルムに印刷したりと工夫しています。

●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。

色に感情を込めて描いています。やさしいけど淋しい、切ないけど希望を感じる、のように、白黒つけない表現を心がけています。

●展示やイベントなど、これからの活動予定を教えてください。

2021年秋に名古屋のカフェ「ROWS COFFEE」にてはじめての個展をします。絶賛制作中。また、グッズ展開も控えています。

●今後やってみたいことがあれば、教えてください。

子どもの頃に、物語の挿絵が好きだったので、イラストと言葉の作品集を作りたいです。あとは、アクリル印刷の小作品も作ろうと思っています。
自分の世界観をもっと広げていって、イラストを通じて人と共感できたら嬉しいです。

いえださん、ありがとうございました！今後の活動も楽しみにしています。