アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT？」のコーナー。
今回は、編集部の森が気になった、テキスタイルデザイナーの吉本悠美さんをご紹介します。

吉本悠美さんのお仕事・作品

大胆な柄の巾着バッグに、手形のクッション、巨大なポートレート写真から生まれた1点もののカットソーシリーズなど、吉本さんの手掛けられるテキスタイルやプロダクトは、カッコいい！楽しい！という印象。気になるものばかりです。コンセプトも“使う人の装いや空間にアクセントとユーモアを”だそうで、まさに！という感じでした。他にはない吉本さんらしいデザイン、これからも楽しみです。（編集部　森）

●プロフィールを教えてください。
“使う人の装いや空間にアクセントとユーモアを”をコンセプトにファブリック製品の企画・デザインから柄の提案、コラボレーション等を手がけています。
オリジナルテキスタイルブランド PORTRAIT LAB では、人や空間を装飾するオブジェや、衣服を制作、販売しています。

●どんな活動・作品づくりされていますか？
YUMI YOSHIMOTO としてはデザイナーとして、企業の製品をデザインしたり、コラボレーション商品を制作したりしています。パッケージデザインやプロダクトのデザインをすることもありますが、主にはテキスタイルに関わる仕事が多いです。具体的には模様を描いたり、商品の企画等を考えたりすることが多いです。

●創作活動の作品に対するこだわり、お仕事でのこだわりを教えてください。
クライアント仕事の際は、自分のスタイルや持ち味を生かしつつもクライアントの意向や要求を体現できるよう尽力することを心がけています。
実際に制作するときには模様として、絵としてアウトプットする際に必ず自分のフィルターを通す、制作時に自分がワクワクできているか、ワクワクするためにはどうすれば良いかを考える、ということは意識しています。

●展示やイベント、お仕事など、これからの活動予定を教えてください。
YUMI YOSHIMOTOでは、6月ごろKESHIKI（ケシキ)というファブリックブランドから新作の布が発売されます。また、今年中に生活雑貨のコラボレーション商品が発売されたり、空間に関わるテキスタイルデザインも手がけており、その発表が今後あると思います。

PORTRAIT LABの方では6月ごろに合同展示会インテリアライフスタイル2022やオンライサイトでFabric Objet の新作や、テキスタイル、衣服の新作が発表されます。

●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
PORTRAIT LAB のFbric objetや布を使って空間やディスプレイの装飾をやってみたいなと思います。YUMI YOSHIMOTOとしては色々なデザインの仕事をやってみたいです。ファブリック製品はもちろんですが、ファブリック製品以外のデザインや、パッケージデザインなどにも取り組めたら表現の幅が広がるなと思います。

ありがとうございました！
今後の活動も楽しみにしています。