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【WHO’S HOT?】フォトグラファー / 新納翔さん

【WHO’S HOT?】フォトグラファー / 新納翔さん

アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT?」のコーナー。
今回は、編集部のシオリが気になった、フォトグラファーの新納翔(にいろ しょう)さんをご紹介します。

新納翔さんの作品

新納翔

新納翔

新納翔

新納翔

新納翔

新納翔

新納翔

新納翔

新納翔

新納翔


先日BOOK AND SONSで開催していた個展「PETALOPOLIS」のビジュアルを見かけて、これは展示を見てみたい!と思い、最終日に駆け込んで拝見した新納さんの作品。新刊『unsustainable』にも納められている、東京の都市風景を極端に引き伸ばしてグラフィカルに構成した作品は、展示方法も含めて素敵でした。墓石をイメージしたという白い箱に貼り付けてあったり、ロールごと床に置かれた紙に作品がプリントしてあったりと、会場丸ごと作品という感覚が味わえました。(編集部:シオリ)


●プロフィールを教えてください。
1982年横浜生まれ。麻布学園卒業後、早稲田理工学部中退。
2000年、偶然図書館で手にした奈良原一高氏の写真集「人間の土地」に感銘を受け写真家を志す。
現在都内を拠点に活動中。国内外個展多数。

主な作品集に「山谷」(禅フォトギャラリー)、「Another Side」(LibroArte)、「築地0景」「PEELING CITY
」(ふげん社)、「PETALOPOLIS」「unsustainable」(Pinhole Books)等。

●どんな活動・作品づくりをされていますか?
2005年から7年半、かつて肉体労働者の街とされた日本三代ドヤ街である山谷地区にて実際に働きながら撮影。
その後、今はなき築地市場を撮影するために市場の警備を請け負っていた警備会社に就職するなど、移りゆく都市風景を中側からの視点で撮影してきました。思い返せばドキュメント寄りの作風だったと思います。
現在はより俯瞰的かつグラフィカルに大きな視野で都市風景をテーマとした作品を制作しております。
近々では2022年4月に学芸大学のBOOK AND SONSにて、100年後の東京景を提示した作品展「PETALOPOLIS」を開催しました。

●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。
VRやARといったデジタル技術の発達により表現の幅が広がってきました。写真をどのように融合させ、新しい表現ができるか模索しております。
特にゲームのフォトモードを使ったバーチャルフォトグラフィーなど既存の写真とは違った表現も多く取り入れ、今の時代だからできる表現を常に追い求めたいと思っております。

●展示やイベントなど、これからの活動予定を教えてください。
イベント・展示についてはSNSをご参照ください。

●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
大きな空間を使って写真という枠を超えた展示会をしたいと思っています。
また東京が縦にのびていく様をグラフィックで表現した新作「unsustainable」を使って、アパレルや服飾作家さんなど違う分野の方とコラボしてみたいですね。


新納さん、ありがとうございました!
これからの活動も楽しみにしています。

フォトグラファー / 新納翔
WEB:https://www.shoniiro.com/
Instagram:https://www.instagram.com/sho_niiro/
Twitter:https://twitter.com/nerorism

EXHIBITION

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