アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT？」のコーナー。
今回は、編集部の山北が気になった、イラストレーター・デザイナーの横山雄さんをご紹介します。

横山雄さんの作品

一発書きのような線で大胆に対象を描き出す横山さんの作品。シンプルなドローイングにもかかわらず、絵の中にいる人や生き物の息遣いや思想がどこか伝わってくるのが不思議で、はじめて拝見した時に釘付けになりました。横山さんがどのような空間で、思考で、手順で絵を描かれているのか想像がかき立てられます。（編集部 山北）

●プロフィールを教えてください。
イラストレーター、デザイナー。桑沢デザイン研究所卒業。第33回 ザ・チョイス年度賞入賞。第83回 毎日広告デザイン賞 最高賞受賞。

●どんな活動・作品づくりされていますか？
展示会をメインに作家活動を行なっています。
その傍ら、本のデザインやイラストレーションの仕事をしています。

●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。
平面作品ではありますが、行為の蓄積された、時間を内在したメディアだと考えるようにして、作品を作っています。
作品が出来上がるまでの過程が情報として鑑賞者に伝わり、そこにコミュニケーションが生まれることがいつも面白いです。

●展示やイベントなど、これからの活動予定を教えてください。
ここ数年は受注案件ベースで活動していましたが、秋頃からは作品の制作、展示に比重を置いていく予定です。

●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
まだ不確定な部分が多いですが、絵画教室をはじめようと思っています。
色々考えなければいけないことが多いので、少しずつですが、形にしていく予定です。

横山さん、ありがとうございました！今後の活動も楽しみにしています。