アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT？」のコーナー。

今回は、編集部のシオリが気になった、テキスタイルデザイナーの庄司はるかさんをご紹介します。

庄司はるかさんの作品

上から1-7枚目：個展での展示風景 Photo by Keitaro Niwa
8-10枚目：石垣島のホテル「MEGURU｜巡」内装 Photo by miyashita natsuko

壁紙「WhO」デザインを手がけていることで知った、庄司はるかさん。カーテンやソファなど、空間全体を印象付けるようなデザインが魅力的です。建築の中にあるテキスタイルデザインを手がけることが多いという庄司さんですが、今年の11月には初となる個展を開催。白のデニム地に描くようにさまざまな色や形の布を配置し、機械で加工して出来上がるという生地は、展示会場での展示された様子も含めてとても素敵でした（記事内の写真参照）。残念ながら私はその個展には足を運べなかったのですが、その後行われた、個展で生じた不揃いの布を販売するオープンスタジオへ伺うことができ、2つの小さな布を購入。お部屋でどんな風に庄司さん作品の魅力を味わおうか、考えを巡らせているところです。（シオリ）

●プロフィールを教えてください。
テキスタイルデザイナーです。イギリスの美大でテキスタイルデザインを勉強した後、東京の建築設計事務所、テキスタイルデザイン事務所勤務を経て2018年に独立しました。

●どんな活動・作品づくりをされていますか？
建築家の方からオーダーを受け、カーテンやソファの張り地などをデザインすることが多いです。生地の図案を一から描くこともあれば、縫製の仕様を考えたり、空間への設置まで、布まわりに関する依頼を包括的に受けています。
そのほかインスタレーションや舞台美術の制作も時々しています。
又、今年は11月に初めての個展を葉山で行いました。

●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。
制作を担当するものだけでなく、その周辺の事柄、環境まで視野を広げて考えるようにしています。

●展示やイベントなど、これからの活動予定を教えてください。
来年の予定はまだ決まっていません。

●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
海外に行って同世代の人たちと交流してみたいです。

庄司さん、ありがとうございました！
これからの活動も楽しみにしています。