アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT？」のコーナー。
今回は、編集部の森が気になった、イラストレーターの藤本巧さんをご紹介します。

藤本巧さんの作品

新しい年のはじめに私がご紹介したかったのは、イラストレーターの藤本さん。器の絵が特徴的です。とても細かくて繊細な模様を描いていますが、美しさの中にどこかユーモアがあって、色使いがやさしく、おめでたさと温かさがあるな〜と感じます。陶芸にも興味をお持ちということで、今後の活動も楽しみです。（編集部　森）

●プロフィールを教えてください。
1997年生まれ。東京在住。
東京工芸大学芸術学部デザイン学科を卒業し、現在イラストレーターとして活動しています。

●どんな活動・作品づくりされていますか？
主に顔彩を用いて制作しています。
骨董品や工芸品が好きで、「器」をモチーフにすることが多いです。
仕事では、雑誌の挿絵やイベントビジュアルなどを手がけています。
また、毎年開催している個展や、グループ展等で作品を発表しています。

●創作活動の作品に対するこだわり、お仕事でのこだわりを教えてください。
明るい色使いで、器に反射するやわらかい光を表現しています。
特に骨董品などの古い物を描く時に、無機質で寂しい絵にならないように温かみを意識して描いています。

●展示やイベント、お仕事など、これからの活動予定を教えてください。
まだ先ですが、9月に東京・南青山のスペースユイでの個展を予定しています。

●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
様々な器を描くうちに興味が湧いたので、陶芸をやってみたいです。
自分でデザインした絵柄や形の器を作って、実際に触れてみたいです。

ありがとうございました！
今後の活動も楽しみにしています。