CREATOR クリエイティブなヒト
【WHO’S HOT?】フィギュア作家/タカハシカオリさん

アートやデザインを中心に、日常の中にあるクリエイティブなモノ・コトを発信しているhaconiwa編集部のメンバーが、それぞれ週替わりで注目のクリエイターを毎週1名ずつご紹介していく「WHO’S HOT?」のコーナー。
今回は、編集部のモリサワが気になった、フィギュア作家のタカハシカオリさんをご紹介します。
タカハシカオリさんの作品
昨年ぐらいからInstagramや展示会、作品のオンラインショップなどでタカハシさんの作品を目にすることが多く、ステキだなと感じていました。いろいろと調べてみると、作品の世界観がシリーズごとに幅広く、そのギャップの大きさに驚かされました!今回のインタビューの中でのタカハシさんの「今後やってみたいこと」を想像するだけで、これからもいろんな場所で作品が拝見できるかも!?とワクワクしてきました。(編集部:モリサワ)
●プロフィールを教えてください。
タカハシカオリ
フィギュア作家。
東京都生まれ、武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科卒業。
卒業後、フィギュアイラストレーター・デハラユキノリ氏に師事。
現在は東京を拠点に活動中。
●どんな活動・作品づくりをされていますか?
作品は主に石塑粘土で造形、アクリルガッシュで着彩、仕上げはニス、という工程で制作、ニスはツヤありとツヤなしを使い分けています。作品によっては、レジンや鏡など、異素材を組み合わせて制作しています。現在、作風は大きく分けて「平面的・半立体で自然をテーマにしたjourneyシリーズ(2021年から制作)」と、「胴体が人間で頭が動物のフィギュア作品、通称アニマルシリーズ(2006年から制作、フィギュア作家と名乗っているのはこちらの所以です)」の2種類があります。
昨年からはモチーフを山メインにした【山々シリーズ】を制作し、オンラインセレクトショップの『はちみせ』にて展開しています。ご依頼の制作においては、柔軟に対応し制作しています。2012年から始めた、胴体を事前にこちらが用意し、参加者に頭部の造形・全体の着彩をしてもらい、一体のフィギュアを完成させてもらう内容の「粘土でフィギュアをつくるワークショップ」は、総数600体近くになります。
●創作活動の作品に対するこだわりを教えてください。
自分の手でつくることです。誰かに楽しんでもらうことや喜んでもらうことを念頭に制作しています。
●展示やイベントなど、これからの活動予定を教えてください。
2/17(金)~2/19(日)「COMIX祭」ondo gallery(東京・清澄白河)に参加、
5/25(木)~6/6(火) にじ画廊 (東京・吉祥寺)1Fギャラリーにて個展を予定しています。
オンラインセレクトショップ「はちみせ」にて、月1で作品をリリースしています。
その他はホームページやSNSで随時告知します。
●今後やってみたいことがあれば、教えてください。
ショーウィンドウや絵本、映像などに興味があります。おもちゃのようなキャラクター造形にも興味を持ち始めたので、自分の作品に取り入れていきたいと思っています。
タカハシさん、ありがとうございました!
今後の活動も楽しみにしています。
Instagram:@takahashikaori_i
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