トイカメラ
こんにちは、森ふみです。

もう10年以上も前でしょうか?トイカメラがめちゃめちゃ流行りましたよね。
あの当時は、ヴィレバンに行くと様々なトイカメラがずらーっと並んでいて、レトロな外観と普通のカメラではとれない味のある写真にみんなで夢中になったものです。
今はスマホできれいな写真も撮れるし、撮った後に加工も楽しめるのでトイカメラからは遠ざかっていたのですが、トイカメラの王様「Holga」からデジタル版が登場すると聞いて、居ても立っても居られず、ひと足先に使わせていただきました!
そんな「Holga Digital」のどこよりも早いレポートをお届けします。

そもそも「Holga(ホルガ)」って?

Holgaは、1982年香港で誕生した、レトロな作りと味のある描写が人気のカメラブランド。
トイカメラの歴史は「Holga」から始まったといわれていて、「キング・オヴ・トイカメラ」とも呼ばれるほど代表的なトイカメラなんです。
単純な凹凸レンズの組み合わせで生産されており、仕上がりに背景のケラレ、ぼけ、光漏れ、ゆがみ等が生じるのが特長です。

これまでデジタルカメラをラインナップしていなかった「Holga」ですが、クラウドファウンディングによって開始わずか4日で目標額を達成!
最終的には2,500人以上の出資者から目標額を大きく上回る600%超もの資金を獲得したというから、人気の高さがうかがえますよね~。
そんな経緯もあり、万を期したHolga初となるデジタル製品「Holga Digital(ホルガ デジタル)」の販売が2016年1月ついに実現したというわけです。

トイカメラの風合いはそのままに!便利さがプラスされた「Holga Digital」新登場!

今回ご紹介する「Holga Digital」の魅力は、大きく次の2つ!

その1アナログ時代と変わらない見た目のかわいさ!

トイカメラ
パッケージから取り出すと、アナログの時と変わらないフォルムで「Holga Digital」がお目見え!
これでデジタル!?可愛すぎですよね!

トイカメラ
首にかけてみても、ほら!こんなに小さいんです。しかも超軽量約100g!
このファッション性の高さ。さすがHolgaですよね。
ふだんかなり重いデジタルカメラをしょっているので、この軽さと可愛さにトイカメラってやっぱりいいなぁ~という想いがふつふつと湧いてきます。

その2 使い方がシンプルで簡単!純正パーツで色々楽しめる!

トイカメラ
必要なのは、単三電池2個とSDカードのみ。
SDカードスロットはWi-Fi機能付きのSDカードもサポートしているので、いつでも簡単に写真をスマートフォン・タブレットに送信可能です。
レンズ横のレバーがシャッター!

トイカメラ
画像の比率が正方形と4:3の長方形の2通りから選択することが可能です。
ホットシューもついているので外付けでフラッシュライトを付けることもできます。

トイカメラ
なんと絞りモードもF2.8とF8の2パターンから選択可能!
光の多い日中の室外は晴れマークを、室内や曇りの日は曇りマークを選択するときれいに撮影できました。

トイカメラ
カメラ下には、白黒・カラーモードを選択できたり、三脚マウントやMicro USBポートが用意されています。
シンプルだけど、ちゃんとついていて欲しい機能は付属されているのが嬉しいですね。

トイカメラ
外部フラッシュや交換用レンズなど「Holga」の純正パーツは、アナログ時代のものも使えるんだそう!
今までの使用者にも優しいカメラになってます。

久しぶりのトイカメラをぶら下げて、Let’s take a picture!

トイカメラ
私達はトイカメラ世代!
懐かしさと、そしてデジタルという新しさ。楽しくて、みんなでパシャパシャ撮影会になっちゃいました。

4:3サイズのカラー撮影

トイカメラ
これは4:3サイズのカラー撮影。室内なので絞りは曇りマークを選択しました。
Holgaでしか表現できないこの感じ!どうですか?

1:1サイズのカラー撮影

ちなみにこの場所を1:1の正方形サイズで撮影するとこんな感じになります。
トイカメラ
写真の四隅が暗くなったトンネルエフェクト現象が、正方形では見られないので、
すっきりとした写真が撮りたい人はこっちがおすすめ!

屋外のカラー撮影

トイカメラ
室外でも試してみたよ。外では、晴れマークを選択して撮影してみました。
「Holga Digital」は画素数が約800万画素なので、トイカメラといえども結構きれいに撮れますね~!

屋外のモノクロ撮影

トイカメラ
カメラ下についている切り替えひとつで白黒も!
デジタル一眼でばかり写真を撮っていたので、カラー撮影のデータばかり見ていたのですが、白黒もたまにはいいですね~。
見慣れた風景も違う町のように見えます。

フィルム枚数を気にせず撮れる楽しさと、どんな風に撮れているのか分からないワクワク感!

トイカメラ
使っていて感じたのは、トイカメラというアナログの良さとデジタルのお手軽さがプラスされた、撮るのが楽しいカメラだってこと。
Wi-Fi機能付きのSDカードが使えるので、その場で撮った写真を確認することも可能だけど、
パソコンで開いてみて、はじめて感じるあのトキメキは、トイカメラ愛用時代を想い出しましたね~。
決してきれいに撮れるとかではなく、思ってもいなかったような写真との出会いが待っています。

そしてそんなトイカメラがデジタルになったことで、フィルムの枚数を気にせずに撮れるというお手軽さがプラスされました。
フィルムの場合は、フィルム代とプリント代が気になってたのであまりパシャパシャ撮れなかったんですが、デジタルなので1000枚とっても大丈夫!(SDカードの容量次第ですけど。)
時にはブレていることもあるけれど、それもまたトイカメラの味です。
色んな撮り方を試すことで、新たな発見があるかもしれません!
トイカメラ
「Holga Digital」は全部で4色展開!
ぜひ、自分の好きなカラーの「Holga Digital」でトイカメラの世界を楽しんでみてください~。

Holga Digital 
価格:10,584円(税込)
Web site:http://www.holgadigital.com/
販売店舗:BEAMS/ヴィレッジヴァンガード/Amazon/LoFt/東急ハンズ/THE CONRAN SHOP/楽天 etc.


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