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資生堂の調香師が監修した調香師体験キット。
文香として香りをプレゼントすることも!

こんにちわ!箱庭キュレーターのサキです。

今回は、コクヨさんの販売する「香りのワークブック」をご紹介したいと思います。

絵本ということでお子さんが楽しめるように制作されているのですが、大人の私たちもかなり楽しめる!そんな内容なんです。なんと、調香師になりきってレシピを参考に自分の好きな香りを作れるキットになっているんです。

キットには香りペースト、香りのノートブック、木のさじ(木製のスティック)、香りの手紙(耐油紙)が入っていて、手紙の上で複数の香りのペーストを混ぜることによって自分の好きな香りを作ることができます。

香りペーストは、シトラス、グリーン、ローズ、ホワイトフローラル、ウッディムスク、フルーティ、スイーツの全7種類。

子どもたちが好むチョコレートのような「スイーツ」の香りから、ミント系の爽やかな香り「グリーン」。
大人な男性の印象が強い「ウッディムスク」など、幅広いラインナップです。
それぞれ独自の香りがするので混ざり合ったときにどんな匂いになるのか、想像するだけでワクワクします!

シトラス、グリーン、ローズ、ホワイトフローラル、ウッディムスク、フルーティ、スイーツ

それぞれの香りの持続時間が違うため、調香後に時間の経過に伴って変化する香りを見るのも楽しみ方のひとつ。
揮発性の高い「シトラス」や「グリーン」などの軽めの香りは初めに感じられ、次にフルーツや花の香りが。
逆に「ウッディムスク」や「スイーツ」のように特徴のある濃い香りは、半ばから最後まで続くそうなので
香りをより長く楽しみたい方は、この2つを混ぜると効果的だそう。

香りの手紙の上で調香し折り目に沿って紙をたたむと小さな封筒の形に。
手紙と一緒に封筒に入れて、文香として香りをプレゼントすることもできます。

付属のノートブック(絵本!?)には、香水の歴史や、それぞれの香りの解説、おすすめのレシピなどが掲載されています。
中にはアンティークの図鑑に出てきそうなイラストや、化学式のように描かれたレシピページなど、ヨーロッパの理科の授業ってこんな感じなのかしら?と思わせる、デザインやしかけも素敵です。

掲載されている写真の被写体の女の子たちもみんな天使のようで、資生堂ならではのメルヘンだけどシックな世界観に心くすぐられっぱなしでした!

親子で香りを作って楽しめる「香りのワークブック」
私自身も子どもの頃に、ガチャで手に入れた練り香水を大事に使っていた思い出があるので、おしゃれに目覚めてきた女の子にぜひプレゼントしたい一品です。