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シャボン玉のようにキラキラとまぁるくボケる”玉ボケ写真”を撮ろう

こんにちは、箱庭キュレーターmariです。

趣味で日々写真を撮っているのですが、最近注目しているのはレンズ!同じカメラでもレンズを変えることで、全く違う写真が撮れる楽しさにハマっています。
たくさんあるレンズの中でもオールドレンズといって、フィルムカメラ時代のレンズを最新のデジカメにアダプターで装着して色々と試しています。

デフォルトの標準レンズとはまた違った風合いが楽しめるのがオールドレンズの魅力です。
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たとえば、こちらの2枚は一番好きなCarl Zeiss Planar 1.4/50というレンズで撮影しています。カメラはフルサイズのミラーレス一眼カメラsony α7を使っています。
まるでフィルム写真で撮影したような写真が撮れると思いませんか?

今回はオールドレンズ専門店のNOCTOさんで、とっても気になっていた「たまボケレンズ」のワークショップをやっていたので参加してきました!

「たまボケレンズ」とは、シャボンのようなまぁるい玉でキラキラボケる玉ボケ写真が撮れるレンズのこと。最近、ちょっとした話題になっているんです。
普段は手が出ないようなレンズにワクワクです。

たまボケレンズ「Lattar(ラター)」をご紹介!

たまぼけレンズVOIGTLANDER LATTAR 1:2.5/85を体験!

Komatsubara Mariさん(@v_mari_v)が投稿した写真 –


私はM42改造フォクトレンダー製ラター85mmF2.8という「たまボケレンズ」を使用。

たまボケレンズで有名なのはTrioplan(トリオプラン)というレンズなんですが、私がお借りしたこちらのレンズはたまボケ界のなかでもかなり珍しいもので、フォクトレンダーというドイツのカメラ史上、最も古い名門メーカーのレンズだそうです。レンズの前面がまるく膨らんだ形状をしています。

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撮れた写真はこちら!
たまボケ写真は太陽の光が命なのですが、この日はあいにくの雨。
そんな雨のなかでも水滴に反射した光で手前や奥に大小入り混じるたまボケ写真が作れました。

様々なレンズでたまボケ写真が作れちゃいます!

ワークショップに参加された皆様は普段からたまボケ撮影をしているようで作品を一部ご紹介!
※使用した「レンズ × カメラ」にて表記

▶︎ トリオプラン100mmF2.8 × SONY α7II

160607mari_05メイン画像に使わせていただいたのはNOCTOの店主岡村泰三さんの作品。王道のトリオプランでのこの表現はさすがです。

▶︎ プロジェクションレンズP-Rokkor75mmを改造 × ソニーα7II

160607mari_06鈴木文彦さんの作品、蜘蛛の巣を使った新しい視点の一枚。奥に連なるたまボケが秀逸です。

 

▶︎ PO3-3Mチルト × SONY α7s

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▶︎ PENTACON 2.8/100 × SONY α7s

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上記2枚は小島一晃さんの作品。いつもの日常もたまボケをさせるとこんなに世界が違って見えます。

▶︎ PENTACON AV 2.8/80 × SONY α7

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須崎 聰さんの作品。大きなたまボケが印象的な作品です。

▶︎ ミノルタ製ロッコール75mmF2.5 × OLYMPUS OM-D E-M1

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嶋影恭子さんの作品。カラフルなたまボケが幻想的な世界を作り出しています。

 

いかがでしたでしょうか。

“写真を撮ること”、”記録を残すこと”は、流れていってしまう今この一瞬を忘れないように願いを込める行為なのかなと思っています。

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日々の写真に少しアクセントを加えてみたい方は新しいレンズに挑戦してみると、きっといつもと違う発見を与えてくれるはずです。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。