フォントかるた

マニアックさが心をくすぐる、大人のかるた。

こんにちは、箱庭編集部です。
デザイナーや文字好きのみなさんは必見!書体を当てて楽しむ「フォントかるた」をご紹介します。

日々目にする印刷物やWEBで重要な要素となっている“書体”。日本語書体だけでも数えきれない種類の書体がありますが、そのすべて少しずつ形状が異なり、それぞれの個性があります。私もですが、みなさんもきっと「この書体のここが好き!」なんてこだわりを持っているのでは?そんな私たちにはたまらないフォントかるたは、日本語書体48種を当てるという少しマニアックなかるたなんです!

実際に遊んで「たのしい」から作った、こだわりのかるた。

フォントかるたの企画・デザインは、広告やエディトリアルを手がけるグラフィックデザイナーのせきねめぐみさん。解説は、デザイン関連の執筆やトレーニングをしている伊達千代さんです。
フォントかるた
フォントかるたを作るきっかけは、なんと仲間内での新年会だったのだそう!始めは自宅プリンターで印刷した手作りだったというから驚きです。

実際に遊んでみると白熱戦になり、これは面白い!と盛り上がったんだとか。その様子を、一緒に参加した友人がTwitterにアップ。それが大きな反響を呼び、「本当に商品として作ろう!」ということになったそうです。
そこからは、収録書体やかるたの枚数、送付の方法を考慮したパッケージの大きさなど、それぞれがプロの視点からさまざまな意見を出し合い、完成に至りました。

そんな経緯で商品化されたフォントかるた。デザイナーやクリエイターが楽しいと感じるツボをおさえたデザインになっているような気がします。

フォントかるた
制作に関わった全員が女性でママということもあって、どことなくやさしいデザイン。また、大人数でも一人でも、初級者でも上級者でも楽しめるように、1つの遊び方だけではなく何通りも遊べるような気づかいがされているのも魅力的です!

これ1つでいろいろ楽しめる!フォントかるたの遊び方。

フォントかるた
フォントかるたは、フォント解説と書体見本が書かれた“読み札”、「愛のあるユニークで豊かな書体」という文章が異なる48種の書体で書かれた“取り札”の2種で遊ぶカードゲームです。

読み札に書かれたフォントを読み手が読み上げ、そのフォントが使われている札を取ります。取った枚数によって勝ち負けが決定!大人数でわいわいと遊んだり、百人一首のように整列させて二人で対戦したりできます。

フォントかるた
読み手無しで遊ぶという方法もあります。付属の「読み札用ケース」を組み立ててケースに読み札を入れ、1枚ずつ抜き取っていく、という遊び方なら一人でも楽しめるんです。

初級者の場合は、読み札の書体見本を取り手から見えるように置けば、フォントを覚えていない人でも遊ぶことができるし、初級者だけ書体見本を見えるように置くことで、上級者と一緒に遊ぶ時のハンデにもなります。そんな風に、遊ぶ方のレベルに合わせていろいろと楽しめるのがいいですね!

いかがでしたか?
遊んでいるうちに48種の書体をすべて極めたくなってしまいそう…!
ホームパーティや旅行に「フォントかるた」をひとつ持っていったら、盛り上がること間違いなしです。