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Instagramは参考にしたい写真の宝庫!

こんにちは、ミユです。
今日は、スペインのフォトグラファーEmilio Chuliàさんの写真をご紹介します。


Emilio Chuliàさんの写真で私が魅力を感じるのは、こんな風に人物が小さくうつっている写真です。
特に子どもの写真って、笑顔を撮りたいという気持ちが強くなって、アップで撮ることが多いと思うのですが、Emilio Chuliàさんは違います。

どの写真も、図形的なおもしろさに強弱をつけるために人物が存在しているようです。


キレイなレリーフの付いた壁の前で。 壁の白が画面の大半を占めていますが、芝の緑と女の子の着ている朱色のコートのバランスが最高です。


こちらは青色の同系色の背景の中で、白い屋根とベンチがポイントに。
女の子が少し沈んだ色合いの洋服を着て(壁に落ちたベンチの影と同じ色合い!)佇むことで、画面が寂しくならず、いつまでも見つめていたい写真になっていますね。

壁に空いた丸い穴、コンクリートの表情と斜めに切り込んで三角形を作り出す大きな影、そして女の子の鮮やかなピンク色の服! 見所がありすぎて、目が離せなくなってしまう一枚ですね。
家の壁に飾りたい!


変わり種のこんな写真も。
真俯瞰(真上)から撮影することで、新鮮な画面になっています。
シンプルだけど、地面のレンガに表情があるから、見飽きません。


動きのある写真もありました。
真っ白な写真の中でポイントになる男の子。
肌色に、ボーダーの水着。そしてキラキラとした水の流れ。
ほんっとうにキレイです。


こうやってシルエットで図形的な面白さを強調するのも楽しいですね。

ほとんどの写真に共通しているのは、
◎人物が小さく、景色の一部として存在していること
◎正面から撮影して、できるだけ平面的な写真にすること
◎色味を抑えて、シンプルな画面作りをしていること

Emilio ChuliàさんのInstagramでは、他にもたくさんの写真を見ることができます。
ぜひ楽しんでくださいね!

◆参照元◆ 
 Instagram(ejota_seventyeight)