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待望の“ましかく”写真が撮れるチェキ「instax SQUARE SQ10」が発売!早速使ってみました。
チェキが進化して、もっと楽しめるカメラに。
こんにちは、シオリです。
今日は、写真・カメラ好きが多い箱庭読者の皆さんに、最近発売されて話題となっているカメラをご紹介したいと思います!
5/19発売!これまでのチェキとは一味違う、ハイブリッドインスタントカメラ「instax SQUARE SQ10」
チェキと言えば、その場ですぐにプリントして楽しむことが出来るインスタントカメラとして人気の機種。そのチェキからスクエアフォーマット、いわゆる“ましかく写真”が撮れる機種が出るというニュースは、発売前からカメラ好きの中で話題となっていました。
そんな、先日発売したばかりの「instax SQUARE SQ10」ですが、箱庭で早速手にする機会を頂き、実際に使ってみました!果たしてどんな使い心地で、どんな魅力があるんでしょうか?私たちが感じたことも交えて、お伝えしていきたいと思います。
instax”チェキ”シリーズ初のスクエアフォーマット
写真を撮るとき“ましかく”の中に収めると、いつもの景色が可愛く切り取れる気がしませんか?カメラ好きの方の中には、ポラロイドや中盤フィルムカメラでましかく写真を楽しんでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、今は何よりInstagramでましかく写真の魅力に気付いた!という方が多いのではないでしょうか?
そんな今、満を持して発売されたのが、「instax SQUARE SQ10」です。「instax SQUARE SQ10」専用のスクエアフイルムは、以前のチェキと変わらず1パックで10枚入っています。サイズはポラロイドよりも一回り小さく、手のひらサイズという感じ。すごく可愛らしいサイズ感です!
かっこ良くてかわいい!すっきりとしたフォルムのボディ
気になるボディは、シンプルなブラックですっきりとした印象。以前のチェキは良い意味でカメラっぽくないかわいらしさがあるなと思っていましたが、こちらはよりカメラという感じがして、個人的に好みのデザイン!中心のシルバーの部分が電源となっており、シャッターはその両サイドに二つ。よりシンプルな作りだけど、その分使いやすいのかなと思います。私もそうですが、カメラはかっこいいアイテムでいて欲しいと思うんです。
液晶モニターで見ながら撮影&データ保存が出来る
ここが一番これまでのチェキと違うところ。なんと、液晶モニターが付いているんです!モニターを見ながら露出・ヴィネットを調整したり、フィルターを選んでモノクロや雰囲気のある写真にしたりと、普段使っているデジカメのようなことが出来ます。フィルターを選ぶ作業は、スマホのアプリを使って写真を撮るときの感覚に近いかもしれません。
撮影した写真から好きなものを選んでプリント出来る「MANUALモード」
さらに、嬉しい機能をご紹介します!モニターは、撮影する時に使うだけではありません。ボディの横にあるスライドボタンで「MANUALモード」を選んでおけば、写真を何枚も撮りためてから選んでプリントすることが出来るんです!ほんとにプリントしたいカットだけをプリント出来るからフィルムの無駄がないし、カメラ散歩した後に落ち着いて露出やフィルター加工などを施し、好みの写真に調整してからプリントすることが可能なんです。
プリントされてからしばらく時間をおいて、色味が出てからじゃないと分からなかった仕上がりが、モニターでわかってしまう。すごく画期的ですよね!
私も、外でたくさん撮影してきた後に、オフィスでプリントしてみました。プリントボタンを押すと、モニターにある絵が「うぃ~ん」と出ていく姿を初めて見たときは、感動しました(笑)!これは実物を見ていただきたいです。
その場ですぐプリント出来る「AUTOモード」
もちろん、これまでのチェキのように、撮影したものをそのままプリントすることも可能です。新しい機能もうれしいですが、やっぱりこれがチェキの醍醐味ですよね!
AUTOモードにしておけば、シャッターを押した瞬間、先ほどのMANUALモードと同じくモニターに映った目の前の景色が写真になって出てきます。その様子をGIFアニメにしてみました。
逆回転しているのはご愛敬で(笑)。実際は逆戻りしませんので悪しからず。とにかく、いろいろ使ってみるのが楽しくて、編集部メンバーでわいわい楽しんでしまいました。一眼レフなどのカメラだと、自分の作品を作る世界に入り込んでしまいがちですが、チェキはみんなであれやこれやと話しながら楽しい時間を過ごせるのが良いところだなぁと、改めて感じました。
いろんな機能が楽しい!私たちが実際に撮影した作例をご紹介します。
さて、どんな写真が撮れたのでしょうか?いろんな機能も試してみたので、その機能のご紹介も兼ねて私たちの作品をお見せしたいと思います。
まずは、デフォルトのモードでカメラ散歩して撮影した写真たちです。
私がチェキ撮影で好きなのは、人物を入れて撮ること。アナログ感のある仕上がりが、すごく可愛い感じにしてくれます。ましかく写真で撮るときは、写真の中心に被写体を置く「日の丸構図」がおすすめ。すっきりとした広い場所にポツンと人がいる構図は、Instagramでも人気ですよね。同じように真ん中に人を置く構図でも、植物越しに撮ってみると雰囲気の良い写真に。逆光になっているのも光の筋が見えて良い感じ!
お散歩途中で出会った、植物等の自然の色も綺麗に出してくれました。目黒川の新緑のトンネルは、中心に向かって奥行がある場所。こちらもましかくで映える構図ですね。ツートーンの壁にひょこっと生えていた植物も、ましかくに収めてみると、とたんに可愛らしく思えてきます。
コーヒーもフォトジェニックですが、お店のカラフルな壁と組み合わせてみるとちょっと異国の雰囲気が。街歩きをしていて見つけた可愛い壁をコレクションするのも楽しそう!
二重露光モード
このカメラには、2枚の写真を組み合わせてプリント出来る、二重露光モードがあるんです。これまでも二重露光が出来るインスタントカメラはありましたが、「instax SQUARE SQ10」はプリントする前にモニターで見ながら2枚を重ねることが出来るので、すごく良い!失敗が無いんです。
猫をカップに入れたり、休日の朝に時計の文字盤とその時の空を重ねたり、何気ない近所の道路にその道沿いに生えていたバラを重ねたり…。いろいろ試すのが楽しいので、ぜひみなさんにもチャレンジして欲しい機能です。
バルブモード
バルブモード、いわゆる長時間露光モードもありますよ。夜景を綺麗に撮影できるほか、暗いところで光源を動かして光の線を映し出す写真も撮れちゃいます。今回夜にお出かけできなかったので(涙)、暗い部屋のなかで光源を動かして、鏡に映った自分を撮ってみました。しっかりとL字の線が写っていました!
ちょっと使ってみただけでも、ここまでいろいろと撮れました。撮影後は作品を眺めてニヤニヤしてましたよ。
さくさく撮れて、プリントする楽しさも味わえる。
今回撮ってみて思ったのは、スマホやデジカメのようにさくさく撮っていく感覚で撮影しながら、さらにプリントされて手に取れる楽しさを感じられるということ。より、プリントを楽しみやすくしてくれるカメラだなぁと思いました。
プリントされた写真は、DIYで飾ってみたり、ギフトに添えたりといろんな楽しみ方が出来そう。そんなアイデアもこれから考えてみたいなぁと思ったのでした。
ひとつ、私たちがいろいろ試していて面白いなと思ったことをご紹介すると、まず「instax SQUARE SQ10」で写真を撮影・プリントしたら、その写真に収めた風景を背景にして撮影するんです。その景色を枠に閉じ込めたみたいで、面白い写真になったと思いませんか?旅の風景をこうやって撮りためたら、良い作品がつくれそう。
風景じゃなくても、こんな感じに。人物でやってもかわいい写真になります。普段、カメラを向けると照れてしまう方でも、チェキなら笑顔になってくれるはず。大人になると家族写真を撮る機会がないという方もいらっしゃるかもしれませんが、こうやって一人ずつ撮ったものをアルバムにしても良いかもしれませんね。
まだまだいろんな楽しみ方が出来るんだろうなと想像させてくれた「instax SQUARE SQ10」。すでにカメラをたくさん持っている私にも、新しい写真の楽しみ方を教えてくれました。逆にまだカメラを持っていないという方は、これをきっかけに写真が好きになりそう!みなさんそれぞれ、いろんなシーンでいろんな楽しみ方が出来るカメラです。ぜひ手に取ってみて下さいね~!