DESIGN クリエイティブなモノ・コト
シンプルイズベスト!白背景で出来るだけシンプルに撮る。〜箱庭が教える写真撮影のコツ100〜
こんにちは、シオリです。
本日は、先日告知した新コーナー「箱庭が教える写真撮影のコツ 100」の記念すべきvol.1です。
このコーナーでは、写真のプロではない箱庭メンバーが、日々試行錯誤しながら自分たちの目線で発信する中で得て来た、魅力的な写真を撮影するためのちょっとしたコツやテクニックを少しずつお伝えしていきます。
今日お届けするのは、こちら!
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vol.1:
「白い背景で出来るだけシンプルに撮る。」
そんなこと?と思われる方もいらっしゃるかもしれないですが、箱庭の撮影でいつも気にしている重要なポイントなんです。
合言葉は「シンプルイズベスト」!簡単に美しく撮影出来る鉄板テクニック。
箱庭では、様々なモノ・コトをご紹介していますが、たくさんの情報が溢れているWEB上でみなさんに箱庭のコンテンツに辿りついていただくためには、SNSに流れる写真で「お!」と目をとめてもらう必要があります。そのためには、一枚の写真が完結に伝えたいことを表していることがとても大切。素敵にスタイリングして雰囲気で魅力を出す方法もありますが、それにはアイテムを揃えたりレイアウトするセンスが必要だったりと、いくつもの高いハードルが。。。それに比べて白背景での撮影は、費用も手間もかからずに誰でも始められる簡単テクニック。これはもう、やってみるしかないですよね?!
主役を引き立たせたい「モノ」「食べ物」「本」などの撮影に。
白背景を使った撮影しているのは、主に「モノ」「食べ物」「本」など。箱庭では、デザインが素敵なものを取り上げることが多いので、アイテムそのものの魅力を引き出すにも、シンプルな背景が一番だと言えます。かなり多用している手法なので、これまでの箱庭をご覧いただければ大量の事例に出会えるはずですが、今日は一部をお見せしましょう。
まずは、パッケージデザインが魅力的なお菓子たち。
ダイレクトに素敵なデザインが目に飛び込んできますよね!
お次は、「モノ」カテゴリーに分類される写真たち。
チェキのフィルムは、こうして何枚か散りばめて撮るとすごくかわいいんですよね。
こちらはカメラがミニチュアになった形のUSBメモリーですが、サイズ感を伝えるために手元も入れています。
箱庭では文房具系も多いですが、インテリアにしたくなるほどおしゃれな鉛筆も白背景で引き立ちます。
DIYの材料も、シンプルに並べて撮影するとわかりやすく伝えることができますよ。
本も、表紙デザインを印象付けるために白い背景で撮影しています。
中面も、木のテーブルよりは白背景が映えますよ。
白背景のシンプルな写真は、Instagramでもおすすめ。
ちなみに、すっきりとした背景に、可愛いものを並べた写真はInstagramでも人気です。
これは先日台湾のイベントでGETしたアイテムを並べて撮った写真です。インスタは基本スクエアの写真なので、ましかくに綺麗に収まるよう、アイテムを並べて撮影しています。アップしたのは上の一枚だけですが、実は、こんなカットも撮っていました。
ランダムに並べたカット。同じ白背景でも配置の仕方でイメージ変わりますよね。ちょっと遊び心が出ていいかなと思いましたが、整列している方が“モノ”自体に目がいくので、このカットは私の中でボツとなりました(笑)。こうしたレイアウトのコツも、ゆくゆくお伝えしていきたいと思います。
こちらはうちの近所のパン屋さんで見つけた、ラーメンをどんぶりごと模したパン。この可愛さを存分に表現するには、やはりシンプルに白背景が一番!
見せたいものを、ダイレクトに伝えるための白背景。本当に簡単なのでおすすめです。
箱庭編集部が実際に使用!おすすめの撮影アイテム。
ここまで白背景の写真の魅力をお伝えしてきましたが、「撮りたいけど自宅に白いテーブルないんだよね〜」と思った方、ご安心を!箱庭編集部も撮影のための白テーブルを持っているわけではありません!そこで、私たちが普段使っている白背景を撮影するための必須アイテムをご紹介します。
じゃーん!こちらの白い板のようなものです。サインや看板、模型づくりなどにも使われるような「低発泡塩化ビニール樹脂板」をオフィスに常備して使っています。紙よりも丈夫なので長く使えるし、紙にはないテーブルっぽい質感も出るのがGOOD。
サイズは色々あるけれど、私たちが使っているのはこれくらいのサイズで十分。ちなみに、私たちは専用スタジオは持っていないので、いつも会社の普通のミーティングルームで撮影しているんですよ。みなさんが自宅で撮影するのとほぼ同じ環境だと思ってくださいね。
こんな感じの素材なので、おうちの中で持ち運びするのもそこまで不便ではありません。
お値段もお手頃なのも嬉しいアイテムです。ぜひ、シンプルな白背景の写真を撮ってみたい!と思った方は、手に入れてみてくださいね。
それでは、今日のところはここまで。
また次回をお楽しみに〜。