DESIGN クリエイティブなモノ・コト
ダンボールのイメージを覆すクリエイティブおもちゃ。「Kazokutteダンボール工作キット」
家族で一緒に考えて、一緒につくり、そして遊べる!
こんにちは、箱庭キュレーターのカナコです。
今日は、子どもたちが喜ぶこと間違いなしの「Kazokutte ダンボール工作キット」をご紹介します。デザイン性が高く遊び心に満ちているので、きっと大人のみなさんも欲しくなりますよ〜。
「kazokutte(カゾクッテ)」は、 “家族みんながハッピーになれる商品を!”という思いから2018年5月に株式会社学研ステイフルより誕生したブランドです。
第一弾は“家族のきずなを深めよう”をコンセプトに、リビングでおてがみごっこができる「おうちポストシリーズ」など3商品が発売されていました。
今回ご紹介するのは、“家族でいっしょにあそぼう”がコンセプトの第二弾商品です。ダンボールという身近な素材を使いながら、作る過程にも、そして完成した後にも“家族のコミュニケーションを深める”工夫がなされたキットです。
種類も「おえかきカメラ」「へんしんハンドル」「おえかきフライパン」「ひみつの宝箱」と4つあり、男の子も女の子も楽しめるラインナップとなっています。
デザインチーム・minnaのライフワークから生まれた商品
デザインを手がけたのは、以前箱庭でもインタビューさせていただいた、デザインチーム・minnaさんです。
実はこれらの商品、minnaのメンバー 角田さんが息子さんのためにライフワークとして行なっていたダンボール工作がアイデアの元となっています。
こちらは、角田さんがライフワークとして実際に作られたカメラです。(本商品のカメラとは異なります。)
そしてこちらは、ダンボールのコードレス掃除機です。
角田さんは息子さんのために、「ママつくって」というダンボール工作シリーズで、これまでにたくさんのダンボール作品をつくってきていますが、どれもこれもクオリティが高く、欲しい!と思えるものばかり。
そんな素敵な「ダンボール工作」を、もっと多くの人が親子で一緒に作り、楽しめるよう、発売されたのがこのキットなんですね。
デコレーションは自分次第!個性も楽しめる工作キット。
工作キットに入っているのは、ダンボール資材や説明書など、いたってシンプルな材料です。
プラモデルをつくるように、パーツを一つずつ切り離していき、組み立てていきます。
ペットボトルと紐を付け足した、完成品がこちら。
シンプルな材料にしているのは、家族で一緒に色を塗ったりシールを貼ってデコレーションしたり…ほんの少し手間をかけるだけで、既製品にはない「ハンドメイドのあたたかみ」がうまれ、家族オリジナルの玩具になって欲しいという想いも込めています。
こんな風に、黒で大人っぽい雰囲気に仕上げてみたり…
こんな風に実際のカメラにはないようなポップで華やかなデザインにしてみたり…。
オリジナリティ溢れるアレンジを楽しみたいですね!子どもならではの柔軟なアイデアで素敵なデザインが生まれそうです。
作って終わりじゃない!作った後も楽しめる。
「ダンボール工作キット」は、ただ作って遊ぶだけではなく、作る工程にも仕さらに作った後も、ごっこ遊びなどを通じて、コミュニケーションや思い出、想像力を育めるようにつくられています。
たとえば、「おえかきカメラ」キットなら、カメラの裏にL版の写真が入れられるスリーブ付き仕様となっており、お気に入りの写真を入れて、本物のカメラのような体験ができたり、付属の「お絵かき用紙」に描いたイラストを入れたりと、作った後も楽しめます。
全部で4種類。運転手ごっこや、料理人ごっこもできます。
カメラのダンボール工作キットを中心にご紹介していきましたが、そのほかのラインナップもチラ見せしちゃいます。
こちらは、どこでも運転手になれる「へんしんハンドル」。車や電車が好きな子どもたちに喜ばれそう!メーターや鍵も付いている、ディテールまでこだわりの詰まったデザインです。
「おえかきフライパン」は食べたいものを描くことで、何でも作れる料理人に変身できますよ。「何が食べたい〜?」とコミュニケーションを取りながら遊べて、家族のつながりも深まるはず!
「ひみつの宝箱」は、なんと鍵を使って箱を開けられるという仕掛け付き。子どもがワクワクすること間違いなしです!
クリスマスやお正月など、家族、親戚と過ごす時間の増えるこれからの季節。
子どもたちと「ダンボール工作キット」で遊べば、楽しい思い出が増えるかも!
今回ご紹介した「ダンボール工作キット」の他にも「kazokutte」の商品は現在第五弾まで発売中。
こちらも合わせてぜひチェックしてみてくださいね〜。