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こんにちは、箱庭キュレーターのカナコです。
箱庭でも何度かご紹介している、福永紙工のプロジェクト・かみの工作所から、気になるアイテムが登場しました。なんでも、アーティストの野老朝雄さんが手がける“現代の唐草紋様”があしらわれたプロダクトだそう!
さっそくご紹介していきたいと思います。

「繋げる事」をテーマに美術からデザイン、建築まで幅広く活動する野老朝雄さんが制作

東京2020 オリンピック・パラリンピックのエンブレムデザインでも有名な野老さん。ロンドンAAスクールで建築を学んだのち、「繋げる事」をテーマに紋様の制作をはじめ、美術・建築・デザインの境界領域で活動を続けている方です。

単純な幾何学原理に基づく、定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作や、同様の原理を応用した立体物の設計・制作などを手がけており、大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターンや、大手町パークビルディングのための屋外彫刻作品などは見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

また、これまでにもかみの工作所のプロダクトを手がけられています。PAPER RHOMBUS PUZZLETOKOLO PATTERN ORIGAMI、どちらも、合わせ方次第でいろいろなパターンを生み出す素敵なアイテムなんです!

組み合わせ方による美しい紋様の変化に注目

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“現代の唐草紋様”として野老朝雄さんが制作を続けている “野老紋”。それをあしらったのが、「PPP TOKOLO PATTERN MAGNET」です。今回、デザインを10年ぶりにリニューアルし、発売となりました。
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四角と三角のマグネットはどの辺を合わせて貼っても紋様がつながり、様々な紋様の変化が楽しめる他、沢山のマグネットを組み合わせると、ハートやお花の形もつくることができます。


こちらの動画では、「PPP TOKOLO PATTERN」の華麗な変化がよく分かります。
流れるようにするすると柄が変わっていく様は圧巻。思わず時を忘れて見とれてしまいましたよ!

ここで、実際に「PPP TOKOLO PATTERN MAGNET」を見てみたいな〜という方に朗報です。

青山・spiralで展示が開催!

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「PPP TOKOLO PATTERN MAGNET」の発売に合わせ、2月5日(火)〜2月8日(金)まで、青山のspiralにて展示が開催されます。会場では実際に「PPP TOKOLO PATTERN MAGNET」に触る事ができ、紋様が変化する様子を実感できるそうですよ!
気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね〜。

【Photo by healthy】