こんにちは、シオリです。
日々、様々なお知らせをいただいたり、展覧会などいろんなところへ足を運んだりすることの多い私たちが、「この紙の質感たまらない!」「この加工とデザインのマッチング、すごい!」といった感じで、思わず気持ちが高まってしまう素敵な紙モノをご紹介していく「キニナル紙モノ」のコーナー。

紙の素材、質感、加工、デザイン、アイデアなど、様々な視点で「いいな!」と思った紙モノをご紹介していくので、今日も気軽に肩の力を抜いて、ご覧くださいね。

第5回目となる今回、どんな紙モノが集まったでしょうか?早速ご紹介していきたいと思います。

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まずは、こちら見覚えがありますでしょうか?!そう、先日開催した haconiwa×コクヨ クリエイター展「haconiwa creators exhibition 2019」のフライヤーです。せっかくなので、今日はこちらからご紹介させてください!

記念に制作したスペシャルBOXと同様に、展示に参加してくださったクリエイターさん方が描いた個性あふれる「7」を全体に柄のようにあしらったデザインです。

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表面は、柄の上に展示タイトルと日時、場所のみを大胆に記載したシンプルなものですが、このシンプルさがゴールドのインパクトをより引き出してくれました。

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紙は、表面が少しつるっとしていて、裏面がざらっと感のあるものをチョイス。この手触りも「いい!」と言ってくれる方が多く、嬉しかったです!

このフライヤーをはじめ、展示のテーマカラーのゴールドばかりを見ていた今日この頃。日常でも、自然とゴールド系の紙モノが気になってしまったんですよね〜。
そんな時に見つけたのがこちら!

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ちひろ美術館・東京の「ショーン・タンの世界展」のチラシ。

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このように、ゴールドがたっぷりのっている印象で、目を引きました。

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後で展覧会のサイトを見てみるとモノクロの作品が多いように感じたのですが、確かにモノクロを際立たせるために赤や黄色を使うと、その色が全面に出てしまう。でも、ゴールドはちゃんとモノクロの世界を引き立たせてくれるんだな〜と実感しました。

そして最後は、こちら。

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関西、中国地方、四国、九州の活版印刷に携わっている人たちが大阪に集結するという、西日本最大級の活版印刷イベント「活版WEST 2019」のフライヤーです。
「活版沼へ ようこそ いらっしゃい」のコピーと、沼にハマっていくイラストがおどろおどろしい(笑)。そんな、あえての自虐がチャーミングなデザインが目を引きますが、やっぱり活版印刷の風合いにグッとくるフライヤーになっています。

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裏面に凹凸があるのがたまらないですね〜。

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そのままだと細長いですが、半分に折ってポストカードサイズにしても成り立つデザインになっているのも素敵!

関西の方は、ぜひこのイベントにも注目してみてはいかがでしょうか?

今月は、ここまで。

また来月も素敵な紙モノをご紹介したいと思います。お楽しみに〜!