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めくってもめくっても真っ白?!紙の種類を当てて楽しむ「紙神経衰弱」

こんにちは。haconiwaキュレーターのモリサワジュンコです。
イベントに出かけた時に目にして気になった、真っ白のカード。これ、何だと思いますか?実は、数字でペアを作って遊ぶカードゲームの神経衰弱の、“紙”バージョンなんです!
紙好きの人もそうでない方も楽しくゲームをしながら、紙と仲良くなれちゃう「紙神経衰弱」。今日は、実物を詳しくご紹介します!
箱の中身は、全部真っ白なカード!
箱を開けると出てきたのは、たくさんの真っ白なカード!普通のトランプだったら「不良品?」と思ってしまうところですが、これは紙の種類を楽しむカード。よく見たり触ったりしてみると、ひとつひとつ質感や色味が違うことがわかります。
紙の種類は全部で26種類。このように、同じ種類がそれぞれペアで入っています。カードとして遊ぶ前から、いろんな種類の紙をこうして眺めるだけでも楽しめそう!
遊び方はいろいろ。ペアをみつけたら紙の名前を言ってみよう!
箱の中には遊び方のリーフレットも入っており、難易度に合わせた遊び方が書いてあります。
白い面を伏せたままで1枚カードを抜いてから、プレイヤーにカードを配って遊ぶ「紙ジジ抜き」や、ペアの1組を読み札にして、読み手は紙の名前を読む「紙カルタ」など、いろいろな遊び方ができるんです。
そして、もっとも難易度の高い「神経衰弱」は、2種類の遊び方が。まずは、白い面を表にした状態で、紙の色や感触でペアを探す方法。もう一つは、トランプ模様の方を上にして、記憶をたどりながらペアを探し当てていくという楽しみ方です。後者は、かなり紙への愛が試されそう!
さらに、ペアが見つかったら紙の名前を言ってみるというルールをプラスするのも、盛り上がりそうですね!
その紙の詳しい情報も知れる!
実はカードにはもうひとつ秘密があり、一部分がめくれる仕様になっているんです。そこには、連量(紙の厚さ)、色の名前、紙の名前が書いてあり、ちゃんと詳しい紙の情報を知ることができます。遊びながら楽しく覚えられて一石二鳥ですね。神経衰弱などで遊ぶ前に、まずは単語帳の感覚で覚えてみるのもオススメですよ。
自分のお気に入りの紙を使って、オリジナルのカードも作れる!
こちらが、入っている紙のラインナップです。この他に、2枚の無地のカードも入っているので、ご自分で持っているお気に入りの紙を張ってオリジナルカードを作成することもできます。
紙好きにはたまらない、紙神経衰弱。1枚1枚、感触を手で確かめていると、とても面白く、私も紙の世界に引き込まれてきてしまいました。販売元のKino.Qでは、他にも5色の透けるカードで色をつくって遊ぶゲーム「いろかるた」などもあるので、気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
紙神経衰弱
https://kinoq.theshop.jp/items/9377960
カードサイズ:A7(74mm×105mm)
セット内容:26種×2枚、無地2枚
価格:3,240円(税込)
Kino.Q
https://kinoq.theshop.jp/
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