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伝統工芸×グラフィック。46の地域に息づく美しさを届けるプロダクトブランド「46/D. -THE GOOD OLD PRODUCTS」

伝統工芸×グラフィック。46の地域に息づく美しさを届けるプロダクトブランド「46/D. -THE GOOD OLD PRODUCTS」

こんにちは。haconiwaキュレーターのカナコです。
本日は、長年受け継がれてきた日本の伝統工芸を、新しいデザインで発信するブランドをご紹介します。

地域に受け継がれる手仕事を、日々の暮らしへ。

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「46/D. -THE GOOD OLD PRODUCTS」は、グラフィックと地域の手しごとを通して、日本に息づく美しさを日々の暮らしに届けていくプロダクトブランド。モーショングラフィックを軸とした映像制作やグラフィックデザインを中心に活動するデザインスタジオ「ALLd. Inc.」が、日本の地域や自然、文化に息づく伝統に寄り添い、その「温度」を共有したいという思いから立ち上げました。
             
ブランドのネーミングは「47—TOKYO」という意味を込めているそう。東京以外の日本各地にある、時代を経ても変わらない伝統的な「ものづくり」の哲学や美しさに、改めて気づかされるようなデザインやプロダクトを発信しています。

その土地を象徴するものから着想した、グラフィカルなデザイン。

ここからは、現在46/D. -THE GOOD OLD PRODUCTSにラインナップしているプロダクトをご紹介。どれも、伝統工芸の魅力を新しいデザインで引き出すアイテムばかりです。

●1/D. KURUME / FUKUOKA

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(MULTIPLE TOWEL 02 / IVORY “rubber”)

まずは、最初のシリーズとなった、福岡·久留米絣を用いたプロダクト。しなやかな肌触りで、使い込むほどに肌に馴染んでいく久留米絣は、200年以上もの間、日々の生活に寄り添ってきました。複雑で繊細な柄は、図案をもとに染め分けた、縦糸と横糸をかけ合わせて作り出されたものであり、各織元が生み出す様々な表情や味わいが魅力的です。

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絣生地の製作を手がけたのは、70年以上の歴史を持つ工房でありながら新たな可能性を拓き続ける坂田織物と下川織物。熟練の技術と手しごとで生まれた久留米絣とグラフィックデザインとの協働によって、他にはない伝統と新しさが融合したプロダクトが誕生しました。

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味わいある幾何学模様が印象的なグラフィックデザインは、「river(筑後川)」「ramen(とんこつラーメン)」「kappa(かっぱ)」「batten(ばってん / 方言)」「 gaba(がば / 方言)」など、久留米を象徴するものに着想を得ているのだとか。
         
また、それぞれのデザインにはモーショングラフィックも作られており、そちらも素敵なんです!例えば、こちらは「batten(ばってん / 方言)」。

「ばってん」という方言が、文字や記号に変換され、そこにある形がデザインになっていく様子がわかります。他のモーショングラフィックもインスタグラムやWEBサイトで見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。

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(CIRCLE FABRIC STOOL 02/ IVORY “rubber”)

こちらの「1/D. KURUME / FUKUOKA」のシリーズには、ハンカチやトートバッグ、ファブリックボード、コースターなど、生活に取り入れやすい身近なプロダクトがラインナップしています。この春からは、福岡県うきは市の木製家具メーカー〈SUGIKOJO〉と共同制作したスツールもオンラインストアにて販売しています(2020年3月末まで初回予約受付中)。

●2/D.TOYAMA

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続いてリリースしたのは、富山の越中和紙から仕立てたプロダクトです。富山の豊かな自然の元でつくり上げられ、暮らしの中で親しまれてきた越中和紙は、原料の仕込みから紙漉き、加工までを、人の手を介しながら1枚1枚丁寧に仕上げられることで、軽やかな質感の中に温かみのある風合いが生まれます。

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越中和紙は、五箇山·八尾·蛭谷の3つの産地で作られており、それぞれの製法による特性を生かして、障子紙や薬の包み紙、生活道具など、用途に応じて使い分けられてきました。今回は、その中の1つ、五箇山和紙に注目。漉元·製造元として、独自の技法や表現で常に新しい提案をつづける「五箇山 和紙の里」が制作を行っています。そのこだわりのある手しごとで、富山の町を表現したグラフィックは越中和紙へと漉き上げられ、新たな価値を持ったプロダクトが完成しました。

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シンプルですっきりした印象のグラフィックは、「hotaruika(ほたるいか)」「naaan(なーん / 方言)」「kusuri(薬)」「tulip(チューリップ)」など、地域を表すイメージからインスピレーションを得て生まれています。

こちらは、「hotaruika(ほたるいか)」のモーショングラフィック。


                           
あの“ほたるいか”が、こんなにおしゃれになるなんて!一見、ほたるいかモチーフとわかりませんが、そのバランスが絶妙ですよね。

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(左:UCHIWA 01 / BLACK “hotaruika“、右上:SENSU 02 / LIGHT BLUE “naaan“
右下:POCHI-BUKURO 02 / LIGHT BLUE “naaan“)

「2/D. TOYAMA」からは、うちわやポチ袋など、季節を感じる時に使いたい、手に馴染みやすいアイテムが展開されています。日常に取り入れることで、暮らしが豊かになりそうです。

今後の展開にも期待!

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現在ラインナップしているのは2エリアですが、現在「3/D. MASHIKO / TOCHIGI」の益子焼の企画を進めているそう。
これから、どのような地域とコラボレーションしていくのでしょうか。今後の展開も楽しみですね~。

46/D. -THE GOOD OLD PRODUCTS
http://46d.jp/

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