DESIGN クリエイティブなモノ・コト
あの路線カラーがインクに!東京メトロ9路線をモチーフにした「オリジナルボトルインク【TOKYO METRO COLOR】」

こんにちは。haconiwaキュレーターのカナコです。
東京を訪れたことのある人ならきっと一度は乗ったことのある地下鉄「東京メトロ」。
世界一複雑とも言われる東京の鉄道網だからこそ、普段使っていてもあまり馴染みのない駅では迷ってしまうこともしばしば…。そんな時に路線カラーを無意識に探し、目印にしていることはありませんか?
今日は、そんな東京メトロ9路線のシンボルカラーに着目した、万年筆・オリジナルインクの店「BUNGUBOX」によるインク「オリジナルボトルインク【TOKYO METRO COLOR】」をご紹介します。
東京メトロの路線カラーとは?
東京メトロの各路線のシンボルとして路線カラーが決められたのは、昭和44年(1969年)だそう。その時初めて、路線を色で区別するという概念が登場しました。決定にあたっては都営地下鉄を含めた全路線で検討。それぞれのバランスも考慮しながら、あのお馴染みの色に落ち着いたそうです。
当時すでに車両の走っていた銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線は、車両塗色をモチーフに色を決め、まだ運行していなかった有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線は、ラインカラーが先行して制定されました。銀座線カラーの「オレンジ」には「日常的な暮らしを高めたい」「ちょっとおしゃれな感覚」というコンセプトが込あったり、東西線の「スカイ」は、当時旧営団で唯一快速運転を行っていたスピード感を表現していたりと、ひとつひとつの色に沿線を特徴付ける想いが込められているんです。
絶妙な色合いの路線カラーを再現!
そんな路線カラーをインクに閉じ込めたのが「TOKYO METRO COLOR」です。
箱を開けると中には、9路線のカラーをモチーフにした9本のインクと、東京メトロの路線を網羅した「江戸メトロ絵図」、それを塗り絵にした「江戸メトロ塗絵」が入っています。
実際にインクで紙に書いてみると、このような色合いに。ありきたりの色ではない、独特な色が魅力の路線カラーですが、どの色もリアルに再現されています。
半蔵門線の淡いけれども鮮やかなパープルや、丸ノ内線のどこか温かみあるレッド、そして南北線の青と緑の中間色のようなエメラルドも、綺麗に発色していますね。
副都心線や有楽町線といった渋い色味も美しく再現。こうして一堂に見てみると、鮮やかな色から落ち着いた色まで、9色全体でまとまりがあるカラーリングにも見えてきませんか?
インクに付属している「江戸メトロ絵図」は、江戸時代の地図にメトロの路線図を重ね合わせたもの。現在の銀座線京橋駅付近が江戸最大の竹の集積地であったことにちなみ、竹を100%材料にした紙「竹紙100」ホワイトを使った、こだわりの絵図です。
「江戸メトロ絵図」を塗り絵化した「江戸メトロ塗絵」は、インクを塗って楽しめます。一見簡単そうに見えますが、意外と路線が入り組んでいるので、間違えないように注意してくださいね。塗り絵として遊べるのはもちろんですが、「○○線はこんなところまで通っていたんだ〜」と勉強にもなりそうです。
インテリアとしてもうっとりです。
TOKYO METRO COLORは、実用的な文房具としてではなく、プロダクトとしても魅力的なアイテムです。
1つ1つがガラス瓶に入っており、存在感ある佇まいは、お部屋に置いておくだけでも画になります。瓶に大きく描かれたメトロのマークもキュートです。知的さや高級感ある雰囲気が漂い、気分が上がりそうですね。
文具好きや鉄道好きの皆さんなら見逃せない、アイテムではないでしょうか。ぜひチェックしてみてください〜。
税込価格:13200円
内容量:20ml(9本入り)
仕様:ガラス瓶
https://bung-box.com/products/detail2385.html
https://bung-box.com/
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