DESIGN クリエイティブなモノ・コト
谷川俊太郎さんの“詩”がチョコに!活版印刷の技術を応用した、「EYECON SHOP」の美しい日本語のチョコレート

こんにちは。haconiwa編集部 moです。
今日は、チョコ好きの皆さんはもちろん、デザイナーや文字好きの皆さんもおすすめしたい、美しいチョコレートをご紹介したいと思います。
これまでにない、新しいスタイルのチョコレート。
本日ご紹介するチョコレートは、アーティストの CD/BD ジャケットアートワークを主な業務としている、デザイン会社「EYECON Ltd.」が企画運営するチョコレートショップ「EYECON SHOP」の商品です。
EYECON SHOPが提案するのは、活版印刷の技術を応用した新しいスタイルのチョコレート。こんな風に文字が入ったチョコレートをこれまでに見たことがなかったので、活版印刷の技術でこんなことが出来るのか!と驚きがありました。
見た目の美しさはもちろん、素材にこだわったチョコレートというのもポイントです。
日本国内においてビーン・トゥ・バーチョコレートの先駆けであり、東京で高い人気を誇る、世田谷区深沢のチョコレート工房『ショコル/xocol』の協力のもと、商品化されたという本商品。石臼で丹念に挽かれたカカオ豆の力強くも繊細な味わいと、あえて溶かさず食感を残した粗糖の甘みがとても心地よいチョコレートです。
谷川俊太郎さんの美しい“詩”とともに味わえるチョコレート
“文学を味わう”をコンセプトに企画したというこのチョコレート。文字の部分は、なんと谷川俊太郎さんの詩になっているんです。
思わずうっとり眺めてしまいたくなる佇まい。食べるのが勿体無く感じてしまいます…。
美しい日本語の詩を、こんな風にチョコレートで楽しめるなんて素敵です!
細部にいたるまで手仕事や質感を感じられる商品
チョコレートそのものも美味しくて美しいのですが、EYECON SHOPのチョコレートは細部にいたるまでこだわりの詰まった商品なんです!
こちらは、第1弾として発売された、谷川俊太郎さんの詩の代表作「朝のリレー」のチョコレート。まるで詩集のようなブックレットのようなデザインが可愛いです!
「朝のリレー」にちなみ、朝の光をイメージさせる白いかぶせ箱は、上質で風合いある板紙に活版印刷が施されています。
蓋を開けてすぐに見える金色のアルミ箔へも活版印刷(空押し)が!1つひとつ、封を開けていく度に、溜め息が出てしまいそうなほど美しく、その作り込みに感動します…!
また、文字はパソコンのフォントを使用せずに“石井太明朝”を採用しているそう。写植の書体だからこその、とても上品で美しい書体です。
こちらは、第2弾として発売された、谷川俊太郎さんの詩の代表作「二十億光年の孤独」のチョコレート。
「朝のリレー」のチョコレートが爽やかな白い化粧箱だった事に対し、「二十億光年の孤独」は宇宙の闇をイメージした漆黒のパッケージとなっています。こちらも、文字はパソコンフォントではなく、“石井中明朝”を使用しているんだとか。詩が異なることで少しずつ仕様を変えているこだわり具合にグッときます…!

また有料になりますが、オリジナルのイラストが印刷されたオリジナルのペーパーバッグも可愛いです!文学がテーマなことからか、手提げ紐の部分が栞紐になっているんです。
印象的な長い栞紐は、手提げ、肩掛け、蝶結びへと変化できるそうですよ。ギフトとして贈る時は是非ペーパーバッグもご一緒に!
いかがでしたか?これまでにない“文学を味わう”美しい日本語のチョコレート。ひとかけらずつ“詩”を感じながら、じっくり大切に食べたいチョコレートではないでしょうか。
谷川俊太郎さんの詩が大好きで、何冊も愛読していた私にとっても、まさか谷川さんの言葉を食べる日が来るとも思っていなかったので、とてもたまらない商品でした…!
自分用にはもちろん、デザイナーや文学好き・文字好きの皆さんにプレゼントしたらきっと喜んでもらえる商品だと思います。また実際の詩集と一緒にチョコレートを贈っても素敵かもしれませんね。気になる方は是非WEBサイトを覗いてみてくださいね。
また、2020年6月27日(土)~ 9月6日(日)に熊本市現代美術館で開催予定の「谷川俊太郎展」にて、会期中ミュージアムショップでのお取り扱いもあるそうなので、お近くの方は是非足を運んでみてください〜!
EYECON SHOP
谷川俊太郎「朝のリレー」チョコレート:1,400円(税込)
谷川俊太郎「 二十億光年の孤独 」チョコレート:1,400円(税込)
LONG RAYON CORD PAPER BAG:500円(税込)
WEBサイト:https://shop.eyecon.jp/
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