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合羽橋の新たなランドマークに。明治創業の「釜浅商店」のビルリニューアルに注目

合羽橋の新たなランドマークに。明治創業の「釜浅商店」のビルリニューアルに注目

こんにちは、haconiwaキュレーターのカナコです。
皆さんは合羽橋道具街を訪れた事はありますか?私は、道具街の下町情緒溢れるごちゃごちゃしたお店の連なりが好きで、たまに足を運んでいます。外国人観光客の方にも人気スポットですよね。
今日は、そんな合羽橋で、先日リニューアルしたばかりの老舗料理道具店をご紹介します。

エイトブランディングデザインによるブランディング

明治41年創業以来、東京・合羽橋道具街で良質な料理道具を提供してきた「釜浅商店」。もともと、合羽橋の多くのお店と同じように、BtoB中心の卸売専門の料理道具店でしたが、ECの台頭などで売上がピーク時より半減してしまっていました。そのような中、2010年から、クラフトビール「COEDO」などのブランディングも手がけるエイトブランディングデザインによるリブランディングがスタート。新たに開発した「良理道具」というコンセプトのもと、BtoB+C業態への転向やデザインの変更によって活気が戻り、大躍進を続けているんです。

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リブランディングによって生まれたロゴデザインも見逃せません。
もともと、浅草の釜屋であったことが由来となっている釜浅商店の名前から、アイデンティティとも言える「釜」に注目。漢字の部首の「なべぶた」から着想を得て考案された「釜ぶた」が具現化されたロゴになっています。ロゴデザインに添えられた漢字には、海外から来た方へ日本の伝統文化の豊かさを伝えたい、という想いも込められているんだとか。

このように、戦略立案やコンセプト開発、ブランドロゴ、ショップツール、インテリア、WEB、ムービーなど、釜浅商店のデザインをトータルで担当してきたエイトブランディングデザインが、今回、釜浅商店のビルリニューアルに伴うブランディングやサインのデザインを手がけたそうです!

新ビルのサインやグラフィックが素敵

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先日、釜浅商店が合羽橋に2棟構えるビルのうち、1棟の建替新築が行われました。
リニューアルしたビルは、2011年のリブランディング発表以来、お店のアイコンとなっている大きな黒暖簾をそのまま残し、外観や内装デザインもブランドカラーである黒でまとめた、統一感のあるデザインになっています。

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シンプルさを極めた広々としたデザインが特徴的な建築空間は、1階は一般のお客さん向けの包丁売り場、2階は専門性の高いプロの方向けの庖丁売り場というように、目的に応じてフロアを分離。初めて来た方でもゆっくりお買い物が楽しめるような空間が実現しました。

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サイン・グラフィックデザインでは、ブランドコンセプトである「良理道具」を後押しできるよう、「良理道具とお客様の大切な出会いを導く」がデザインコンセプトとなっています。アイコンであるファサードの黒暖簾をデザインの軸として、店内の誘導やPOPサインにも「暖簾サイン」が展開されたことで、店舗全体に一体感が生まれているんです。さらに買い物の動線に合わせて、ガラス越しに外から見ても庖丁のお店だと分かるPOPサイン、店内を案内するためのサイン、商品の特徴を示したプライスサイン、とサインを3段階に分けることで、お客さんが商品を選びやすく、そして商品への理解を深められると同時に、スタッフの手助けにもなっています。

ぜひ足を運んでみては?

リニューアルした釜浅商店は、そこで扱われている良質な料理道具はもちろん、随所に散りばめられたサインやグラフィックにも注目です。
合羽橋に素敵な道具を見つけに行く際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね〜。

釜浅商店
webサイト:http://www.kama-asa.co.jp
オンラインショップ:https://kama-asa.com/

エイトブランディングデザイン
https://www.8brandingdesign.com

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