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週末読みたい本『世界のフェス&イベント・デザイン』

週末読みたい本『世界のフェス&イベント・デザイン』

こんにちは。haconiwa編集部 moです。
昨年はなかなかフェスや大規模なイベントが開催されませんでしたが、そういったイベントのビジュアルやデザインを見るだけでも少しワクワクしてきますよね。

本日ご紹介するのは、そんな音楽フェス、アートイベント、映画祭、ビジネス見本市といったフェスティバル、イベントのデザイン、グラフィック、アイデンティティにフォーカスしたデザイン・リファレンス・ブック『世界のフェス&イベント・デザイン』です。

世界の音楽フェスやアートイベントなどのデザインをオールカラーで紹介!

イベントやフェスティバルにおいて、その潜在的な顧客や参加者との最初のコンタクトはウェブサイト、ポスター、広告、フライヤーなどのグラフィックです。人々の興味を引き、参加にまでうながすデザインとは一体どのようなものでしょうか?
本書では、約70のデザイナー、デザインファームの作品をなんとオールカラーで紹介。実際の作品を見ながら、その最新傾向を知ることができます。

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ベルリンで開催される有名なファッション見本市、ブレッド&バター・ナウのデザイン。エントランスの顔のバルーンがとてもインパクトがありますね!
イベントのテーマである「NOW(今)」の包含する拡張的、折衷的本質にインスピレーションを受け、幾重にも置換が可能な柔軟なアプローチを開発したそう。このビジュアルを見ただけでワクワクして、足を運びたくなりますね〜!

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アンタリスが主催するコンカラー・デザイン・コンテストのビジュアルデザイン。参加対象となる学生たちに与えられたテーマは「Make it Woooooow!(ワーオ!なにものにしよう!)」だったそうですが、そのテーマに沿った快活でダイナミックなビジュアルがおもしろいです。学生たちの想像力を掻き立てるアイデアが詰まっています。

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フェスやイベントで楽しみなことの1つといえば、オリジナルグッズ。本書ではテーマやメインビジュアルに沿った、チケットやグッズへのデザインの展開も実例で載っています。カードやエコバッグなど形状は同じようなものでも、イベントによってデザインの表現方法が様々なので、クリエイターやデザイナーの皆さんの参考になりそうですよ〜!

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世界だけでなく、日本のデザインも紹介されています!こちらは2017年に開催された東京芸術祭のビジュアルデザイン。足を運んだという方もいるのではないでしょうか?
スポットライトをコンセプトとした力強いビジュアルですが、色数を絞って、シンプルに構成されたデザインが、とても日本らしいな〜と感じました。
本書では世界各国のデザインを一挙に見ることができるので、それぞれの国の特色や流行りも掴むことができるのではないでしょうか?

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オールカラーで読み応えのある内容で、ページを進める度に、ワクワク楽しい気持ちになる1冊でした。こんなに華やかで賑やかな世界に、また気兼ねなく足を運べる日を楽しみにしながら、ぜひ本書をおうちでじっくり楽しんでくださいね〜。

世界のフェス&イベント・デザイン 人が集まる音楽・アート・映画・カルチャー・ビジネスの祭典

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出版社 : グラフィック社 (2020/10/8)
編集:ヴィクショナリー
発売日:2020年10月刊行
仕様:B5変形 並製 総256頁
定価:本体4,200円(税別)
ISBN:978-4-7661-3379-0
分類コード:C3070

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