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週末読みたい本『あたらしいロゴとツール展開 ブランドの世界感を伝えるデザイン』

週末読みたい本『あたらしいロゴとツール展開 ブランドの世界感を伝えるデザイン』

こんにちは。haconiwa編集部 モリサワです。
本日は、デザイナーやクリエイター、ブランディングや商品開発に関わる方必読の1冊、『あたらしいロゴとツール展開 ブランドの世界感を伝えるデザイン』をご紹介したいと思います。

5つのカテゴリ別に、ロゴのデザイン展開を紹介した一冊

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本書は、全国さまざまな業種から、ショップや企業のアイコンとなる「ロゴ」を、WEBサイトやショッパーなどの「ツール」へどのように展開しているのか、実際の事例を収録した資料集です。ターゲットに向けてどういったデザイン展開がされているのかが、実例ごとに詳しく解説されています。

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商品・企業・ショップ・施設などのロゴマークや、イベントやプロジェクトなどに使用するタイトルロゴを、このようにそれぞれの展開例と共に紹介しています。

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コンテンツ内容のページを開くと、ロゴマークが122個ずらり!事例はそれぞれ「ロゴメイキング」、「ショップ」、「商品・ブランド」、「施設」、「企業・団体」と5項目に分かれて解説されています。数が多いので本日はその中からほんの一部をご紹介していきますね。

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まずは「ロゴメイキング」の事例。ブランドのターゲット設定やコンセプト、ロゴの造形に込められた想いについて、テキスト、図、写真で詳しく解説されています。

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実際のビジネスツールへの展開なども、どういう流れでデザインしていったかが書かれています。デザインコンセプトやアプローチの仕方を知りたい時、ロゴマークだけでなくツール展開を提案したい時など、デザイン制作の参考になるものばかり。

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別の事例では、和と江戸がコンセプトのシンボルをラフの段階から紹介。だんだんとできていく感じがみていて楽しいですね。
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続いて「ショップ」のページにある、和菓子屋さんのリブランディングの事例。和菓子と四季の密接な関係性を、カラーの組み合わせで表現したシンボルに仕上がっています。

「和菓子屋さんぽくしないでほしい」という要望に応えて、リーフレットやパッケージのデザイン、WEBサイトなどポップで統一感のある世界感にデザインされているんだとか。

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こちらは「商品・ブランド」の紹介ページにある、キリンが新しく提供する月額ビールサーバーサービス「KIRIN Home Tap」のブランドロゴ。“Tap”はサーバーの取っ手のことで、その印象的な形状を「!」に見立てて従来からのロゴマークと組み合わせたそう。

商品であるビールサーバーの「取っ手」と「ロゴマーク」のデザインが統一されているので、一度見ただけで印象に残りそうですね。

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「企業・団体」のページでは、なんとhaconiwaのリニューアルのブランディングも紹介されています。haconiwaのリニューアルはどのようなコンセプトで形作られて行ったのか…?気になる方は本書と合わせてhaconiwaのページも見てみてくださいね。

いかがでしたか?今回ご紹介したのはほんの一部ですが、たくさんのロゴ展開事例が紹介されていて、読み応えのある内容です!この本を参考に、ブランディングや商品開発のデザイン制作に活用してみてはいかがでしょうか。目からうろこのヒントが満載の1冊です〜。

あたらしいロゴとツール展開 ブランドの世界感を伝えるデザイン

編集:BNN編集部
価格:本体3,400円+税
仕様:B5判/224ページ
ISBN:978-4-8025-1168-1
http://www.bnn.co.jp/books/10776/

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