こんにちは。haconiwa編集部 モリサワです。
夏休みがやってきましたね。暑い時間はお家でお子さんと楽しく工作はいかがでしょうか？
今日は自由研究にもぴったり、磁石という身近なものにひそむ科学の面白さが体験できるキット「マグネタクト アニマル」をご紹介します。

磁石シートを用いた新感覚の動くおもちゃ「マグネタクト アニマル」。

マグネタクトアニマルとは、磁石と厚紙を紙に貼るだけのシンプルな工作で、「パクパク」「バタバタ」というサプライズのある動きと音が生まれる、新しいキネクト・トイ（動くおもちゃ）です。

子ども向けテレビ番組を中心に多くの教育映像を制作されているクリエイターの石川将也さんによって生み出されました。石川さんは、NTT の安謙太郎博士が研究する、磁石シートを用いた磁性触覚技術「マグネタクト」を、触覚だけでなく“動き”にも着目し発展させました。

コンパクトなパッケージを開けて中をみてみると、このようにすべての材料が入っています。このキットひとつで、ヘビ４匹とゴリラが作れちゃうんです。
作り方マニュアル、型紙、目玉シール、クリップ、磁石シート、厚紙など。キットになっているので、購入後すぐに工作を気軽に楽しむことができますよ～。

作り方は簡単！マニュアルと型紙にそって工作していくだけ。

まずは、パクパクヘビを作ってみましょう～。
作り方は簡単。はさみとノリを使い、磁石シートと厚紙をカラーのついている紙でつなぎ合わせるだけ！

カラーの紙を型紙どおりに切り取った後、「じしゃく」と「あつがみ」を指示どおりに貼ります。マニュアルはイラストで図解されているので、小さなお子さんでもわかりやすくなっています。

磁石シートと、厚紙はシールになっていて、台紙から剥がしたものをそのまま貼ればいいのでとっても手軽にできますよ～。

最後に「のりしろ」の部分を貼りあわせて、本体を折り、目玉シールをつければ完成！

動かないようにマスキングテープなどで端を固定した付属の「磁石シート」の上で、指で滑らせると…「パクパク」「バタバタ」と小気味良い音をさせながら、楽しい動きをしてくれます。

このように、3連の同じ長さの型紙でも、磁石シートと厚紙の組み合わせを変えることで、「バタバタ」と「シャクトリ」のように違った動きのアニマルが作ることができます。ピンクの線が見えるように上手に貼るのがポイントですよ。

実際の動きは、公式YOUTUBEでもみることができます。

次はゴリラも作ってみよう～！

作り方の基本はゴリラも同じ。両手をバタバタさせる動きが本当に不思議！

指で前進させたり、引きながら交代させてみたり…。磁石の動きがどうなっているんだろう～とますます興味が湧いてきます。
ちなみに、赤のパクパクはクリップが大好物。どういうこと？と思った方、ぜひ実際に確かめてみてくださいね。

気になる磁石の動きはマグネットビューアーで観察！

こうやって遊んでみると、ますます気になる磁石の動き。別売りオプションのマグネットビューアーを使えば、通常は目に見えない不思議な動きをしている磁力を観察することもできますよ。

「マグネタクト アニマル」の磁石シートにかざしたり、マグネタクトアニマル以外にも、タブレットなど、身の回りのものに隠された磁石を発見することができます！

工作を通して磁石の面白さを体験できる、「マグネタクト アニマル」。
慣れてきたら自分でオリジナルのアニマルも作ることができるので、お子さんの夏休みの研究などにもピッタリ！ちなみに先日行われた大好評だったという、オンライン工作ワークショップの模様も観ることができるので参考にしてみてくださいね。

キットは福永紙工のネットショップ「かみぐ」で購入することができます。気になった方はぜひ、WEBページで詳細もチェックしてみてくださいね！