DESIGN クリエイティブなモノ・コト
週末読みたい本『トーキョーデザイン探訪 Must-Visit Design Destinations in TOKYO』

こんにちは。haconiwa編集部 モリサワです。
本日は、日本のカルチャーを「デザイン」という切り口からテーマごとに楽しむためのガイドブック「TRIP TO JAPAN GRAPHICS」の第1弾として発売された『トーキョーデザイン探訪 Must-Visit Design Destinations in TOKYO』をご紹介します。アートや建築、新しいスポットなどが好きな方はもちろん、全ページ日本語と英語の併記がされているので、外国の方にも楽しんでもらえそうな1冊です。
デザイン的な視点から、東京をテーマごとに紹介したガイドブック。
東京のデザインミュージアム、ギャラリー、デザインスポット・ショップなどを、推薦者のおすすめポイント付きで紹介する本書。
デザイン専門誌「アイデア」の編集部と、国内外で活躍するグラフィックデザイナーがオススメする、約140の美術館・博物館、ギャラリー、デザインショップ等の施設が収録されているんです。
表紙は、東京の建物やパブリックアートなどがイラストで描かれたかわいいデザイン。持ち歩きに便利なポータブルなサイズなのですが、なんと、この表紙にはちょっとしたヒミツが隠されています。
本体のカバーを裏返して広げてみると…
こんなに大きく見やすい地図が出てきました!この本の編集担当さんが最も気合いを入れて制作にあたったという、カバーの裏面に印刷されたイラストマップは、ユーモアのあるイラストが特徴。本書に掲載されている全施設の場所を一覧でみれるだけではなく、東京のデザインアイコンをイラストで確認することができます。
このイラストを担当されたのは、イラストレーターのコグレチエコさん。よく見ると、ところどころにコグレさんらしいキャラクターが描かれていることにも注目です!
他にもアイデア編集部がよく行っている飲食店や手土産購入スポットなどもさりげなく書かれているので、ぜひ、ひとつひとつじっくりと探してみてくださいね。
有名なミュージアムからレアなスポットまで「デザイン」の視点でオススメを紹介!
それでは本編を見てみましょう。
このように美術館・博物館、ギャラリー、デザインショップを、銀座・丸の内、六本木、渋谷・中目黒、表参道・青山、新宿・四谷、神田・秋葉原、上野・日暮里、その他のエリアの8つのエリアにわけて、ひとつひとつ詳しく紹介しています。
有名なミュージアムから、ギャラリーなどのレアなスポットまで幅広く掲載されていて、このように写真を交えて要点がわかりやすく解説されています。
この本の注目ポイントは、その施設の推薦者であるアイデア編集部と、グラフィックデザイナーをはじめとしたデザイン関係者のおすすめポイントが書かれていること。
美術館や博物館の展示作品や展示空間、建築物など、デザイン的な観点から楽しむ見どころが収録されているんです。日頃からデザインに興味がある人ならワクワクする内容ばかりですよ。
「寄稿者略歴」もかわいらしく、似顔絵付きで推薦者さんのプロフィールも載っていました。紹介者は普段はどんな活動をされているのか読んでみるのも楽しいです。
建築物やギャラリー、ブックストア、ショップなどの近隣スポットも。
この本のもうひとつの特徴は、各エリアごとに建築やギャラリー、ブックストア、ショップなどの近隣施設情報も掲載されていること。これからお出かけ予定の目当ての施設だけではなく、周辺エリアの情報もピンポイントで探すこともできます。
エリアごとの扉部分にも、地図が掲載されているので、近隣エリアをくまなくアート散歩出来ちゃうのがいいですよね。ちなみに巻末には、便利な施設名のA-Zの索引もついていますよ。
みなさんもぜひ、この本を片手に東京をデザイン探訪してみてくださいね〜!
発行元:誠文堂新光社
編集:アイデア編集部
デザイン:LABORATORIES(加藤賢策、岸田絋之)
イラスト:コグレチエコ
翻訳:Nuance Translation(坂井絵理加)
仕様:A5判変型/160ページ
定価:本体1,600円+税
ISBN:978-4-416-62018-2
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