DESIGN クリエイティブなモノ・コト
波佐見焼メーカーと8人のクリエイターがコラボした「zen to」の新しいカレー皿が気になる!

こんにちは。haconiwa編集部 モリサワです。
以前haconiwaでご紹介した「zen to」から、新たに8人のクリエイターがコラボしたカレー皿が発売されます。今回はその気になるカレー皿をひとつひとつご紹介していきたいと思います!
zen to×8人のプロダクトデザイナーがコラボした「カレー皿」
「zen to」は、長崎県波佐見町にて、江戸時代から波佐見焼と精神を継承しながら器づくりに尽力する波佐見焼メーカー「中善」が、 “多様な嗜好に応える、多彩な個性” をブランドコンセプトに2020年に立ち上げた、オリジナルブランド。
ブランド第1弾として、2020年8月にミュージシャンの小宮山雄飛さん、フード編集者のツレヅレハナコさん監修の「カレー皿」を発売。その後2021年4月にタブラ奏者のユザーンさん、建築家の吉田愛さん監修の「カレー皿」を発売しました。
今回は、中善の中尾善之さんとブランドディレクターの阿部薫太郎さんが選んだ8名のプロダクトデザイナーとの新たなコラボが実現。新たな「カレー皿」が発売となりました!
それでは気になるラインナップを見ていきましょう~!
daily spice plate/阿部 薫太郎
まず最初にご紹介するのは、ブランドディレクター阿部 薫太郎さん監修のカレー皿。波佐見焼のこれからの技術伝承を意識し、馴染みのある絵柄を手描きで絵付けするとプロジェクト参加当初から決めていたんだとか。
絵柄の色は2色。形状は、スプーンで奥や手前にすくいやすい角度のついた楕円のデザインになっています。設計する上で、厚めで、持って軽く、スタッキングもしっかり底で重なるように考えられたのだそう。毎日フルに活躍しそうな器です。
材質:磁器
サイズ:W220×D190×H60mm
カラー:ブルー・ブラウン
価格:2,420円(税込)
販売URL:https://hi-zento.stores.jp/items/60dc40cb561e1704e0a992d3
Curry Circle/角田陽太
2016年の「HUBLOT DESIGN PRIZE」に日本人として初めてファイナリストに選出された、角田 陽太さんのデザインは、円で構成された幾何学的なオブジェクト。
機能的な仕切り皿になっていて、カレーとサラダなどの副菜や付け合わせを一緒に載せることができます。カレー2種にトレーンとチャツネを載せても◎
スタッキングができるのもうれしいですね!こちらのカレー皿は現在、日本陶磁器意匠の意匠登録を申請中なのだそう~。
材質:磁器
サイズ:W305×D203×H33
カラー:ホワイト
価格:3,960円(税込)
販売URL:https://hi-zento.stores.jp/items/60dc43620079064eddbbd8ca
内玉縁カレー皿/吉冨 寛基
「内玉縁カレー皿」のコンセプトは最後のひとすくいのためのカレー皿。YOSHIO GOODRICH DESIGNのプロダクトデザイナーの吉冨 寛基さんがデザインされたカレー皿は、最後の数粒をすくいやすいよう、普通のフォルムのお皿で少しだけ返しが付いていていたら。という発想から誕生したのだそう。
「玉縁」とは本来、お皿の縁を外側に向かって丸みと厚みを持たせる技法で、このようにお皿の内側に向かって丸みを持たせたのだそう。
逆に外側にはスタッキングがしやすいように段差を付けて内側の玉縁とのバランスを取るという、シンプルでありながら、計算されつくしたデザインになっています。ご飯粒を最後の1粒まですくって食べてみたくなってきますよね。
材質:磁器
サイズ:W225×D225×H32mm
カラー:アイボリー
価格:2,860円(税込)
販売URL:https://hi-zento.stores.jp/items/60dc4bfca00a4a6c1e197a04
機内食の皿/清水 久和
国際線に乗る機会が少なくなった今、機内食の楽しさを自宅で味わうカレー皿をデザインしたのは、S&O DESIGNプロダクトデザイナーの清水 久和さん。カレーで思い出すのは、出張でよく乗っていた香港便の機内食なのだそう。
機内食でのアルミ箔の蓋を剥がす時の期待感や高揚感を、磁器で敢えてデザインのポイントにしたカレー皿なんです!
オシャレな蓋の柄も3種類あるので、どれにしようか迷ってしまいそう~。
材質:磁器
サイズ:W178×D105×H34mm
カラー:ホワイト・ブルー・グリーン
価格:2,980円(税込)
販売URL:https://hi-zento.stores.jp/items/60dc462159a26c2638aaa495
d plate/吉行 良平
国内外で、家具・日用品の設計を中心に、建築空間、美術館での展示計画にも携わるプロダクトデザイナー吉行 良平さん。吉行さんがデザインされたのは、お米とルー、具、トッピング等、余裕をもって盛り付けられるサイズのカレー皿。縁をたたせた、ゆったりとした深さをもつ楕円のお皿です。
カラーはホワイトとベージュの2色展開でこちらは、ベージュ。
自分や家族、仲間の好みにあわせて、日々の 食卓で調和する形状、色を試行したのだそう。
食卓に出す際など、持ちやすそうなフォルムが◎。
材質:磁器
サイズ:W195×D158×H51mm
カラー:ホワイト・ベージュ
価格:2,640円(税込)
販売URL:https://hi-zento.stores.jp/items/60dc4cb9ec87712f76fdc355
oval curry bowl/篠本 拓宏
小学生の時、池袋駅の食堂街で食べたカレーや、80年代背伸びをしながら通った原宿カレーのお皿もカレー皿といえば楕円のイメージという、ブランドディレクションや商品デザインなどを手がける篠本 拓宏さん。ご自身の思い出をもとに、現在の自分にとってのベストの楕円カレー皿を追求したのだそう。
シンプルで長い直線部分が美しい印象のお皿は、カレーの盛り付けのアレンジもいろいろ楽しめそうなデザインですよね。
材質:磁器
サイズ:W305×D155×H48mm
カラー:アイボリー
価格:3,630円(税込)
販売URL:https://hi-zento.stores.jp/items/60dc43ee0850a02d70808636
co-mu/辰野 しずか
グッドデザイン賞などの受賞を多数されている、辰野 しずかさんがデザインした「co-mu (コミュ)」。
女性でも片手で持ちやすく、いろいろなカレーを少しずついただくのにもぴったりの、少し小さめのサイズが特徴です。
磁器が熱くて持てないことを解消した設計で、アウトドアや、ホームパーティーはもちろん、日々の食卓や、レストランのビュッフェスタイルでも、手に持って気軽に使うことができるのもポイントです。
材質:磁器
サイズ:W180×D140×H45mm
カラー:ブラック・アイボリー・グレー
価格:2,090円(税込)
販売URL:https://hi-zento.stores.jp/items/60dc4afc0850a02cec80872c
kohan/寺山 紀彦
最後にご紹介するのは、「デザインあ展」、「単位展」などにも出展されている、デザイナー・美術作家の寺山 紀彦さんがデザインされた「kohan」。
底面にはカーブがついていて、ランドスケープのようにルーとご飯が分けれる仕組みになっています。自分のタイミングでご飯の「山」をルーの「湖」に浸らせることができちゃうそうです。
材質:磁器
サイズ:W240×D240×H35mm
カラー:グレー
価格:5,280円(税込)
販売URL:https://hi-zento.stores.jp/items/60dc4ba0a00a4a44561970e6
今回ご紹介した8名のプロダクトデザイナーが手がける「カレー皿」は、2021年7月12日(月)より 「zen to」のオンラインショップ、東京・中目黒にあるセレクトショップ「ブリック&モルタル」にて販売されます。
蒸し暑いこの時期に、ご自分にしっくりくる、お気に入りのカレー皿を探してみてはいかがでしょうか。
ブリック&モルタル
営業時間:12:00~19:00日曜・祝日 18:00 close
定休日:なし
http://www.brickandmortar.jp/
住所:〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-4-4
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