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江戸時代に現代のスポーツがあったら?シュールな浮世絵が面白い「スポーツ京うちわ」

こんにちは。haconiwa編集部のcococoです。
本日は、東京オリンピックが開催された今年にぴったりな、「スポーツ京うちわ」をご紹介します!
京都にある、うちわの老舗「小丸屋住井」のユニークな新作
寛永元年(1624年)創業の京都の老舗、株式会社小丸屋住井は、京うちわ・京丸うちわ・深草うちわのお店。小丸屋住井ならではの職人の技術を用いて、「もし現代のスポーツが江戸時代にあったら」というコンセプトで生まれた、「スポーツ京うちわ」が数量限定で発売されました。「スポーツ京うちわ」は、サーフィンやスケボーなど、現代の競技と浮世絵の新しいコラボレーション。職人がひとつひとつ手作業で制作している工芸品を、身近なモチーフで親しみやすくなったアイテムです。
スケボーやラグビーなど、5つのラインナップ
絵柄は、スケートボード、サーフィン、ラグビー、ウェイトリフティング、球技各種の全部で5種類。現代らしい競技と浮世絵のギャップがシュールで面白い…!歴史あるうちわの老舗だからこそ作り出せる、ディティールにこだわった風合いも素敵です。外国の方へのお土産としても喜ばれそうですね。
それでは、ひとつひとつご紹介していきます!
●スケートボード
疾走感のあるこちらは、「スケートボード」。東京オリンピックでも話題になりましたよね!背景のモチーフになっているのは、葛飾北斎『富嶽三十六景』の『尾州不二見原』。『桶屋の富士』とも呼ばれています。スケートボードのパークも、江戸時代らしい作りで気になります…!表面には金箔が散りばめられていて、高級感がありますよ。
●サーフィン
荒波を進むふんどし姿が斬新な「サーフィン」。背景のモチーフになっているのは、葛飾北斎『富嶽三十六景』の『神奈川沖浪裏』です。おなじみの富士山が描かれた、日本らしいビジュアルが外国の方にも喜ばれそう。
●ラグビー
「ラグビー」では、ユニフォームカラーの赤と白が浮世絵でも使われています。蹴鞠(けまり)は、平安時代から宮中において盛んにおこなわれ、鎌倉時代には武士階級でも、その後江戸時代に入ると徐々に一般庶民まで普及していたそうです。その蹴鞠の一種として、ラグビーも宮廷文化の中で育まれ、行われていたのかもしれません…!
●ウェイトリフティング
江戸時代の力自慢といったら、やはり力士。そんな力士たちが相撲とは別に己の力試しに「ウェイトリフティング」をしていたのかもしれません。ちなみに、作品の力士のモチーフは、江戸時代に流行った歌舞伎の登場人物である朝比奈三郎義秀。非常に勇敢な戦国武将として、描かれています。竹で作られたバーベルがなんともシュール。
●球技各種
「球技各種」では、バスケットボール・ハンドボール・バドミントン・テニス・バレーボールが描かれています。選手の表情や躍動感もさることながら、応援している観客の声援も聞こえてきそうです。また、各選手の衣装(ユニフォーム)にもこだわり、ユニフォームの一部に各競技のボールがデザインされているんですよ〜!着物でダイナミックにスポーツをしている姿は、見ごたえがありますね。
浮世絵と現代のスポーツを組み合わせた「スポーツ京うちわ」は、こちらの公式ECサイトや、直営店舗にて購入できます。ぜひチェックしてみてください〜!
価格:19,800円(税込)
種類:スケートボード、サーフフィン、ウェイトリフティング、ラグビー、球技各種
発売日:2021年8月30日
サイズ:小丸屋型 縦約27cm 横27.5cm 、全長約41.5cm
裏:白無地
日本製:制作は全て京都で行っております。
小丸屋住井
WEB:https://komaruya.official.ec
所在地:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町91−54
電話:075-771-2229
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