DESIGN クリエイティブなモノ・コト
廃棄されるアクリル端材でつくられたテンプレート定規「キモチのカタチ」

こんにちは、haconiwa編集部のシオリです。
廃棄されてしまう素材に着目した、面白いアイテムを見つけました!
楽しみながら、不要な紙を新たなモノへ。
「キモチのカタチ」は、廃棄されるアクリル端材でつくられたテンプレート定規。テンプレートといっても、キモチのカタチは、鳥、魚、オバケ、象の4種類。どれも可愛らしい形をしていて、一見何が作れるのか分からないんです。
何ができるんだろう?とワクワクしながらテンプレートに合わせて紙を切り、折っていくと、出来上がるのは便箋や、ポチ袋、小袋など。不要となってしまった紙を、また新たな形に蘇らせることができるのです。
使用する紙は、一面綺麗な柄が入っていなくても、お店のロゴや説明書の文章が入っている方がむしろ面白いデザインの紙袋が出来上がりそうです。キモチのカタチで作った紙袋には、既製品のものにはない曲線や切り込みがあることで、そう見せてくれるのかもしれませんね!
このプロダクトを生み出したのは、紙製品を企画デザインするito design studio。使用後または不要となった多くの廃棄する紙を何か別のことに使えないかと考え、この製品の元となるアイデアをワークショップとして企画活動をしていたそう。そんな中、アクリル製品を製造販売する株式会社プラスティックスから、多くの端材が産業廃棄物として捨てられていることを聞き、同様の問題を抱えていた両社が、負の状況を少しでも改善する製品を作れないかという思いを持ったことから、キモチのカタチは誕生しました。
廃材を利用しているため、色や厚みが全て異なるのも、楽しいポイントではないでしょうか?購入したらどんな色かな、厚みかな、と思いを馳せてみましょう。これは、廃材を再利用するからこそ生まれる楽しさですよね!
誰かにキモチを伝えるきっかけに。
キモチのカタチのもう1つのコンセプトは、”キモチを伝える”ということ。手を動かして作る楽しさや、大好きな紙を新しいモノへ変身させる喜びを感じながら、自然と誰かを思いやったり、考えたりすることに繋がって欲しい、そんな想いが込められています。
包装紙や紙袋など、本当に素敵なものがたくさんあるけれど、使い道がなく捨ててしまうことも多々ありますよね。みなさんも、キモチのカタチを使って、渡す人のことを頭に浮かべながら、紙遊びをしてみてはいかがでしょうか?
キモチのカタチ
4種(鳥、魚、オバケ、象)
各寸法:鳥w139xh166mm、魚w219xh167mm、オバケw190xh260mm、象w247xh210mm 、
2~4mm厚、素材:アクリル廃材 Made in Japan
※廃材を利用しているため、色、厚みが全て異なります。
販売価格 鳥 800円+tax 魚 800円+tax おばけ 1,200円+tax 象 1,200円+tax
4種セット 3,700円+tax ※色や厚みは選べません4種アソートになります。
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