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週末読みたい本『究極のロゴデザイン』

週末読みたい本『究極のロゴデザイン』

こんにちは、haconiwa編集部のシオリです。
今日ご紹介するのは、その名も『究極のロゴデザイン』。メディアが多様化するなか、ますます重要な役割を担うようになってきているロゴデザインに着目した一冊です。

ブランドコンセプトの落とし込み方から、フォントの選び方まで。一流のノウハウが学べる!

究極のロゴデザイン
本書では、日本を代表するアートディレクター・デザイナー26名のロゴデザイン1,000点を掲載。ブランドコンセプトの落とし込み方や、ロゴデザインの鍵を握る”フォント”にも着目し、目的に合わせたフォント選びや、オリジナルフォントの設計など、どのようにしてブランドイメージを視覚化しているのか、プロセスを交えて紹介しています。

究極のロゴデザイン
デザイナーごとに、その方が手掛けたロゴデザインがまとめて紹介されている本書。各デザイナーのお仕事をまとめて見てみても良いし、パラパラとめくって目に留まったロゴからチェックしてみてもOK。普段から目にしているロゴが、どんな風にデザインされたのかを知ることができるのは、面白いですよね!

究極のロゴデザイン
ロゴそのものだけでなく、販促ツールなどに落とし込まれた事例が載っているページも。ロゴがどう展開していったのかも、参考になります。

究極のロゴデザイン
ずらっとロゴが並んだページは、見ているだけでも楽しい!初めて見るロゴから、新たな製品やサービスに出会えるのも嬉しいですよね。

究極のロゴデザイン
ブランドコンセプトの具現化、機能性や耐久性を備えたロゴ設計など、様々な観点からデザインされるロゴ。本書なら、たくさんの事例から素敵なロゴデザインが生まれるノウハウを読み取れるはずです。「ロゴデザインのセンスを磨きたい」という方はもちろん、「企業や商品ブランドの価値を高めたい」「商品開発、ブランド開発の方向性を探りたい」という方まで、ロゴデザインに関わるすべての人におすすめの一冊です!

佐藤可士和氏のスペシャルインタビューも必読!

巻頭特集には、アイコニック・ブランディングという方法論を軸に数々のロゴデザインを手掛ける佐藤可士和氏のインタビューを掲載。2021年には国立新美術館で「佐藤可士和展」を開催し、好評を博した佐藤可士和氏に、コンセプト設計やロゴデザインの役割について聞いているという、豪華な内容です。

究極のロゴデザイン
インタビューとともに紹介されている、ユニクロ、くら寿司などの誰もが知るロゴデザインたち。こちらは楽天のためにつくられたオリジナルフォントですが、4種類あり、用途に応じて使い分けられているそう。楽天としての個性を持ちながら、ブランド表現の幅を広げるフォントとなっています。

デザイナーはもちろん、企業ブランディングや商品開発に携わる方は必見の一冊『究極のロゴデザイン』。ぜひ、手にとってみてはいかがでしょうか?

究極のロゴデザイン

Contents:
SPECIAL INTERVIEW 佐藤可士和(SAMURAI)
永井一史(HAKUHODO DESIGN)
廣村正彰(廣村デザイン事務所)
粟辻美早・粟辻麻喜(粟辻デザイン)
水口克夫(Hotchkiss)
居山浩二(iyamadesign inc. )
徳田祐司(canaria inc. )
水野 学(good design company)
柿木原政広(10)
CEMENT PRODUCE DESIGN 金谷 勉
色部義昭(日本デザインセンター色部デザイン研究所)
内田喜基(cosmos)
木住野彰悟(6D)
池田泰幸(株式会社サン・アド)
氏デザイン 前田 豊
福岡南央子(woolen)
Takram
石川竜太(Frame)
カイシトモヤ(room-composite)
ザッツ・オールライト
櫻井優樹(METAMOS™)
小玉 文(BULLET Inc.)
藤井北斗(hokkyok/MIDORIS)
荒川 敬(BRIGHT inc.)
金田遼平(YES Inc.)
赤井佑輔(paragram)

定価:4,400円(税込)
発売日:2022年5月9日(月)
編集:デザインノート編集部
仕様:B5判、352ページ
ISBN:978-4-416-52226-4

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